辞めた会社とどのように付き合うか
ノーリーは転職の回数が多いです。
web業界に来ても、既に3社程経験しました。
辞めた後に、前職とどのように付き合うべきか、思う事を書いてみようかと思います。
■退職理由に左右される部分は多い
退職代行のメディアを運営しているので、多くの退職者を見てきました。
また、マネジメントのコンサルとして色々な企業に関わっていて気づいたのが、退職者の一番の理由は人間関係です。
特に上司とソリが合わない場合が多く、不当な評価や給与の低さに辟易して辞めていく人が多いんですね。
相手が同僚や、部下と言うケースも多いです。
いずれにしろ、険悪な感じで会社を辞めてしまうと、その後連絡をとるのはしんどい事になるでしょう。
裏を返せば、円満退社していればその後も関係が続く事もしばしば。
のちのち、副業などで収入に直結してくるようになるのも、前職のツテだったりします。
このように、自身が会社を去る時の理由によって、その後前職の人間とつきあうか、前職と取引をするかどうかは変わってきます。
■自分にとってその付き合いが完全にプラスかどうか判断する
辞めた後も、ただ惰性でお付き合いを継続するのは避けるべきだと思います。
定期的に飲み会に参加したり、食事に誘われたりと、一見すると良好な関係に思えますが、その先に自分にとってメリットがなければその関係は断った方がいいでしょう。
稀に、前職を辞めた後もその会社の人間経由で交流関係が広がる場合もあります。
これは貴重なことなので、長期的に関係を続ける方が得になるでしょう。
ただただお金と時間を浪費するだけの関係であれば、思い切って辞めた会社とは付き合いをやめる方がいいと言うはなしです。
■お互いの信頼関係があれば連絡は自然ととるようになる
退職理由がどうであれ、アナタ自身の人間性に問題がなく、且つ前職の中にもウマが合う人がいれば、自然と関係は続くでしょう。
お互いの人間性に何も問題がなければ辞めた後も関係は続くという好例です。
このケースの場合、後日仕事に発展するパターンが多く、大事にするべき付き合いだと言えます。
前職で役職が上の人とこのような良好な関係を築いているのであれば、有益な繋がりになります。
■こういう会社は付き合いを断つべき
なんだかんだ言って連絡のレスが遅い人たちや、食事の日程などがなかなか合わないと言う関係性の場合、以前勤めていた会社とは言え関係は断つべきだと思います。
これは、アナタにとってその後デメリットしか生み出さない可能性が高いからです。
具体的に言うと、返信が遅いなどは、社会人としてのレベルの低さを露呈している事にほかならないからです。
そして、その人間性をよしとしてしまっている原因の殆どが、前職の社風だったりするものです。
もしくは、連絡も出来ないほどに業務に追われている可能性もあります。
想像は出来るかと思いますが、ブラック企業指数が高い会社であれば社員が疲弊しきっている事も考えられますね。
ブラック企業と率先して付き合いを持とうと思う人はいません。
あなたが勤めていたころは、こういった兆候はなかったとしても、年月が経って今はガタガタと言う会社は結構多い物です。
出来ればその業界における最新の評判を調べてみて、前職の評判が芳しくない時は、付き合いは考えるようにしましょう。
■今後の自分の仕事ややりたいことにフォーカスすべき
ノーリー自身も、辞めた後まったく連絡を取らなくなった会社もありますし、逆に10年以上まえの付き合いなのにいまだに連絡を取り合う会社もあります。
やはり連絡を取らなくなった会社に関しては、自分の退職後の評判もよろしくなく、ブラック企業化していることが多いです。
この後者の様な会社と、辞めた後ガッツリ関係を持っていると、最終的にしわ寄せが来ます。
飲み会に呼ばれても愚痴ばっかりだったりするとこちらも疲れてしまうので、自身にとって有益な時間かどうかを一つの線引きとしてみてみるといいと思います。
まあ、一番は長く勤続して、他の従業員との関係も良好で、やりがいを持って働ける会社に勤められたらベストなんですけどね。
退職代行が認知されてきた昨今に関していうと、最近はなかなか優良な会社は減ってきてるのかなとも思う今日この頃でした。
ではでは!