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日本株の大幅下落に想う

大幅下落


タイトルを日本株の大幅下落とした。
私観ではあるが、そもそもパーセンテージで見ると、今回は歴史的な暴落とは言えないと思う。

さて、今回の大幅下落の主要因を探っていくと、過度に膨らんだ信用の買いポジションにあるようだ。下記のリンクは4月の日経記事だが信用倍率は過去最大となっていた。


ここを、海外のマネーにうまく突かれたのが下落に拍車をかける要因になった。先物主導で、売り浴びせられ信用買いのポジションの投げ売りが投げ売りをよんだ。

そしてそこに、マーケット想定してなかった日銀の利上げがあり、為替の急落を招いた。

為替が急落したことで、輸入企業、輸出企業、内需企業そろって全面安となったのは、日本円の通貨の価値が相対的に上がったことである。

160円=モノ
だったのが
150円=モノ

となり、通貨の価値が上がって、モノの価値が下がった。

日経平均株価も「モノ」であるため急激な下落を招いた。

来週の展望

金曜日もアメリカの失業率と雇用統計が発表されて、米株は少し下がり週末の日本株先物はまたしても大幅下落となった。しかし、失業率の低下は広範囲に被害が及んだハリケーンベリルの影響もあるとの話もある。

ただし、先物の売りは買い戻されるし、円高の急激な進行(20数年ぶりのスピード)も異常であるために一旦は反発するであろう。

月曜日も一旦大幅下落はあるだろうが、週末には反発して37000円から38000円台を目指すと考えている。

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