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共通テスト・個別試験に関するオススメ 注意点と直前対策


本記事について

共通テストに関しての注意点と直前対策について説明していきます。全て意識する必要はありません。ここが抜けていた、いいなと思ったものだけつまんでください。共通テストをメインに書いていますが二次試験個別試験にも通ずる話も多いです。

メンバーシップの掲示板で書いていたものを、再整理しつつ加筆したものです。

心構え編

*試験場に向かう時、試験中は異常自体が起きてもとにかく冷静に
→大事な時は異常事態が起こるものです(神経が研ぎ澄まされている分、普段なら気にしない些細なことが大きく感じてしまうということもあります)。メチャクチャ混んでいる、迷った、隣の人がずっとくしゃみをしている、独り言をいっている、得意科目が全然解けない、スマホを落として割れる、忘れ物をする、遅延するなどなにしかしら起きるのが普通です。もしなかったらマジ神ラッキーぐらいの感覚が丁度いいです。もし来てもはいひい、やっぱり来たかこの野郎まちくたびれてたぜぐらいの感覚でいいです。緊張しすぎだ時もですが、やばいなと思ったらペンをおいて深呼吸して一旦落ち着いてください。ばくばくの状態のままする方がよくないです。
※手が緊張や寒さでガチガチになって、上手く書けていない方を度々見かけます。カイロなどを使いながら手を温めておいてください。
※少し遅刻したぐらいなら入室できます。

*みんなも完璧ではないと思う
→自分だけが完璧でないとおもってしまうと、どんどん焦って上手くいかなくなってしまいます。完璧な受験生なんでほんと一握りです。完璧でなくても、きちんと自分の持っているものを出し切ることが大切です。

*自分が思っていることは周りも思っている
→隣の人が頭良くみえるのがあるあるです。ただ気にしないでください。相手もどうせそう思っていますし、隣の人が頭よかろうが悪かろうが自分の合否には関係ありません。ふざけるな俺の方がかしこいわ!どんだけ勉強してきたと思ってんねん!ぐらいでいいです。鉛筆の音が響いて焦るかもしれませんがそれも気にしすぎないでください。大したことはかいてませんし、別に書いてる音がしてるからといって早く解けているわけでもありません。
※自分が難しい時、焦っている時はまわりも同じような状態です。

*取れるところで取る意識を持つ
→この科目は取らないといけないなど思うと、解けない時にかなりあせります。苦手科目と得意科目で心構えは変えず(作戦は変えても良い)に取れる所で取る意識がいいです。

*早めの行動をこころがける
→本番なにかあるかわかりません。早めに早めに行動しておいてください。移動にかかる時間の目安をあてにしすぎないようにしてください。試験会場には遅くとも1時間前には到着しておきましょう。直前にいくと遅れたり、みんな座ったりしていてかなり焦ります。

準備編

*はやめにきて会場やトイレの位置を確認しておく →普段と違う場所だと変に気分が上がって、おかしなことをしがちです。はやめに会場にきて雰囲気に慣れていたほうがいいです。その時に実際の試験場やトイレも見れる範囲で見ておいたほうがいいです。特にトイレは混むので要注意です。
※慣れていない試験会場を利用したことがある方はその時に困ったこと、最初にチェックしたことを試験場でもするといいです。
※トイレは複数箇所把握しておいたほうがいいです。

*体調管理をしておく
→これまでの努力が水の泡になってしまいます。体調か悪くなったらはやめに薬を飲む、マスクをつける、手洗いうがいをするなど、防ぐ努力と、崩れても最小限でとどめる努力をしてください。

*時計をつけていく
→会場によってついていたり、ついていなかったりします。原則ついていません。時計がないと時間配分が上手くいきませんし、本番だとあせりから時間の感覚がずれやすいので必ず時計をつけていってください。
※見えないからできなかったなどの批判を防ぐためにないことが多いです。

*お金を多めに持っていく
→足りないものがみつかった時すぐに取りに帰ろうと思ってもこんでいたり、遠かったりしてなかなか取りに帰れません。そういった時はその場で購入してしまったほうがいいです。大抵のことはお金で解決します。

*睡眠時間を調整していく
→試験中眠くならないように、睡眠時間を調整してください。いきなり普段と違う睡眠時間にすると普段では出会わないトラブルに見舞われたりします。変更するなら今のうちに少しずつ早くしてください。起きる時間寝る時間は一定にしたほうがいいです。

*眠れる状態をつくる
→緊張して眠れないというのはよくあります。そこでやばいね寝れないとなるとますます眠れなくなって悪循環です。工夫をするだけかなり眠りやすくなります。直前にスマホや見たり、食べ物を食べたりしないでください。眠れない原因になります。加えて力をぬくこと、呼吸を落ち着けることも意識しておいてください。眠れない方は物凄く顔、体に力が入っていること、呼吸が早くなっていることが多いです。深呼吸をしたり、意識的に力をぬいてください。
※ホテルとかだとテンションが上がりすぎて眠れないのはあるあるですね。
※音楽を聴くなども個人差がありますが有効です。
※頭の中がぐるぐるしている方は散歩をして体を疲れさせつつ、考えを整理すると上手くねつけます。

*前日に重いものを食べない
→親御さんのご厚意で豪華な食事になっていることも多いです。ただ、それだと当日お腹をくだす可能性が高くなってしまうので、消化にいいものや、負担が少ない軽めのものをとるようにしてください。

*昼食はたべすぎない事前に買っておく
→午後眠くなるので食べ過ぎないでください。全く食べないのも集中力が続かない原因になるのでオススメではありません。昼時に買おうとしても激混みなのでくる途中などで事前に買っておいてください。

*準備は前日までに
→当日にしてしまうとどうしても抜け漏れがあるものです。前日までにしておいたほうがいいです。
代表例は以下のものでしょう。
・受験票、写真
・身分証明書
・筆記用具 複数
・スマホ
・ティッシュ、ハンカチ
スマホは殆どことを担っているので忘れてしまうとかなり不安になってしまいます。

*参考書はもっていきずない、次の日のものも持っていく
→たくさん持っていってもどうせ見れません。各科目一つぐらいが目安です。次の日のものももっていくと帰り道に勉強できます。

*着替え特に靴下をもっていく
→雪や雨がふり濡れてしまうかもしれません。予備を持って行ったほうがいいです。

*薬や生理用品を持っておく
→実際に使わなくてもあるだけで安心できます。予測しにくいものなので、もしものことを考えて準備しておいてください。ドライアイの人も準備を忘れないでください。

*温度調節できる服にする
→会場があつすぎたり、さむすぎたりします。対応できるように、温度調節ができるようにしておいたほうがいいです。きたり脱いだりがしやすいように重ね着しておくのがオススメです。

*ビニール袋を持っていく
→ゴミや上履き入れとして便利です。

*SNSを見たり自己採点をしない
→変えられない過去を見るより、変えられる未来に意識を向けてほしいです。できたと思っていても自己採点をしてみるとできていなく、諦めモードになってしまうことも多いのでいいことがありません。取れてたら取れてたで油断しています。難化易化も気にしないでください。
※友達と答え合わせするのもNGです。その友達が間違っているケースも多いです。二日目が終わった後なら大丈夫です。

勉強編

*社会科目(地理以外)と理科基礎(物理以外)をつめまくる
→この二つは今からかなりのびます。あきらめずに全体の点数があがるように最後までもがいてください。
※情報ものびやすいです。科目性質的と、元々点が取れていないことが影響しています。

*前日は新しい問題を解かない 
→前日に新しい問題を解いても大抵の場合できないところが見つかって、精神的によくないですし、補強する時間がなく、まともに弱点補強ができません。ようするに、不安になるだけということです。ミスノートなどの復習をしたほうがいいです。同じ間違いをしない、すでに持っている力を出し切れるようする方向性です。

*当日読解系に関してはどこかで読む時間を作る
→休み時間、起きた時などを用いどこかで準備体操しておいたほうがいいです。起きた時に音読をすると目覚ましの効果も得られます。単語帳とかみても仕方がないです。休み時間に準備せず試験でいきなり読解に入ると上手く体力がもたなかったりします。
※リスニングもどこかで、できれば慣らす時間が欲しいです。

*教科書や参考書を読み返す
→参考書だけだと抜け漏れが多いので、一度は通読して抜け漏れがないか確認しておく必要ががあります。特に化学と物理、数学です。証明や導出、脚注などをみておいてほしいです。こんなの知るかよと思うものでも案外教科書に書いていいます。抜け漏れがないかのチェックと併せて、知識の整理体系化をしてほしいです。
※特にデータの分析や図形の性質が要注意です。

*したことがある過去問で最後のチューニングを
→模試やパックを解いていると思います。しかし、それらは過去問とは微妙なずれ(誘導の仕方選択肢の作り方など)があります。それが自分と相手のレベ差がある時は問題ありませんが、相手とギリギリの時は如実に差がでるので、最後は過去問を解いて感覚をチューニングし直しておいてください。

*休み時間は休憩と勉強両方する
→ずっとは走り続けられません。休み時間にずっと勉強していると、試験中に息切れしてしまう恐れがあります。焦ってずっと勉強したくなる気持ちはわかりますが、休憩もしておいたほうがいいです。

試験中編

*新しいことをしない
→いつも通りすることを意識してください。本番新しいことをしても習熟度が低いのでなかなか上手くいきません。これまで準備したことに、土壇場ですることが勝るわけがありませんし、そもそもあらかじめ準備したものしか出せません。ドラマやアニメではないのです。

*マークミスをしないように
→科目や大問のマークや、ページをまたぐとき、複数マークする時、マークの仕方に指定がある時は特に注意です。実際に間違えていてもあせらずどこからズレているのか特定して冷静に対処してください。飛ばした所などはマークシートに☑️マークなどをつけておくと間違えにくいです。
※記入もれにも注意です。

*いつもより遅くなる、不安になるのは普通
→本番はいつもより慎重になるので遅くなるのが普通です。いつもより頭がまわり普段意識しないことまで意識しだして不安になるのも普通です。そういうものだと思ってあせらないようにしてください。

*数学で解く問題を間違えない
→今年は例年と異なり新課程と旧課程が混在していて複雑になっています。いろんなケースがあると思います。自分の解く問題をよく確認してください。

*最後まであきらめない
→試験中も休み時間も、もう無理だと思ってもあきらめないでください。かなり苦しい状況から合格した方を本当に何人も何人も何人も知っています。合格するかどうかは自分の行動が鍵です。試験が終わるまで1点でも上げる努力をしてください。休み時間に必死に勉強することは恥ずかしいことではないです。むしろ余裕ぶって勉強してない方が恥ずかしいです。くだらない見栄が原因で失敗したら後悔してもしきれません。自分の人生の方向性を決める大事な場面で努力しないやつがどこにいるんですかという話です。
※マークは勘でもいいので埋めてください。少し考えるだけで思いの外あたります。30点ぐらいいけることも多いです。

*あきらめモードにならない
→できないなと思っても思ったよりできていることはよくあります。特に自分では出来が判断しにくい読解系で注意です。最後まであきらめないでください。これは試験中もですし、二次試験までも同様です。実際とれていなかったとしても、みんなも取れていなく問題がないケースもあります。普段より低いからといってだめだとは限りません。問題が難しいかどうかと周りと差がついているかどうかは別問題です。入試は相対的なものです。相対的なものを絶対的に捉えていてはずれてしまいます。

*満点狙いをしない
→満点狙いだと一問に固執しすぎてしまい(一問も落とさない状況だから)必要以上に落としすぎてしまいます。わからない所があったら飛ばしましょう。終わらないことが1番怖いです。自信がない所迷った所などは後から見返しやすいように、どれとどれで迷ったのか、どちらが正解ぽいのか印をつけておくといいです。

*形式変化、傾向変化、分量変化はあるものだと思っておく
→こう思っていたほうが本番あせりません。試験が始まったらまずは全体をみてこれらの変更がないか確認しておいたほうがいいです。途中で気づくとかなりあせります。最後の問題の解き忘れを防ぐためにも特に最後を確認しておいたほうがいいです。

共通テスト予想

ここから完全に余談です。こんな事をいっても仕方がありませんが、今年は国語の平均点がかなり上がる気がします。これは新課程ということもあるのですが、実用文の存在が大きいです。120は普通に超えて来そうです。今の所126ぐらいかなと思っています。古文は難しくなりそうな気がするのですが、配点が小さくなっている分そこまで全体の点数に影響がでないと思われます。 いろんな方の模試結果を見ていますが実用文が入って古文漢文がへった影響で全体の点数が例年よりも高いです(現代文の割合が増えたことで勉強することでの差がよりつけにくくなっている)。解けている気が当日してもあまり油断しないでください。みんな解けている可能性が高いです。もちろん、解けてないなと思っても諦めないでください。特に古文漢文です。意外と取れていることも多く後で全然挽回できる範囲のことも多いです。

老婆心ながら色々書いてしまいましたが、神経質になりすぎないようにしてください。
気にしすぎると上手くいきません。
別に忘れ物があっても、必要なものであるいままでの勉強の積み重ねは一緒にいます。今までの努力を見せつけてきてください。ファイトっ!

検討を祈っています。


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ルカ
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