10月22日の日記
今日は1日胃が大きくなったような感じだった。
お昼ご飯がいつものお弁当で足りなく感じるような感覚があった。
それも、そのはず。昨日私はホテルのランチビュッフェに行ったのだ。
ホテルのビュッフェは好きな食べ放題ランキング第1位に入る。
現実からそこまでかけ離れている訳では無いのに、色々なスイーツや和洋折衷の料理が楽しめるのだ。朝から夜までどの時間帯のビュッフェも好きだ。朝から普段よりも沢山食べれるような、大きなトレーをもって仕切りの着いたお皿を宝物で埋めていくような感じがある。
因みに好きな食べ放題ランキングは
1位 ホテルのビュッフェ
2位 焼肉
3位 焼き鳥
である。
そんなホテルのランチビュッフェに、昨日行ってきた。
駅からさほど遠くないその場所は、ホテルに宿泊してる人以外も利用できるお手軽さが売りである。和洋折衷80種類以上のメニューがあり、お酒以外はドリンクも飲み放題である。
金額は普通の食べ放題と比べてランチで3500円と割高かもしれないが、それを打ち消すほどメニューが豊富である。
ランチ開始時間とともに予約をとり、開始時間になるのを待っている人たちの中で私も並ぶ。1組ずつ呼ばれていき、今回は料理を取りやすい窓際の席に案内された。
入り口近くには季節のフルーツが数種類並び、奥に連れてドリンク、スイーツ、メインの料理になっていく。時間は有限である。多くの料理を食べたい私は、説明を聞くと、メインの料理が並ぶコーナーへと向かった。
リニューアルされたホテルのビュッフェは以前と変わって、飲茶やイクラなどが増えていた。和洋折衷、さまざまなものが用意されている。季節の野菜をふんだんに使ったサラダやプリプリの大エビをほんのりピリ辛の餡で包んだエビチリ。パラパラのチャーハンに、出汁がきめてのそば。サーモンとアボカドのサンドイッチ。アラジンのトースターで温め直す10種類以上のパン。ナポリタンやキッシュ、ソーセージなど多種多様である。
その中で一目置かれているのが、二種類のソースで食べるローストビーフとイクラがかけ放題の一口寿司だ。高級さが溢れんばかりのそれは、キラキラと宝石のように輝いている。
仕切りのついたお皿にそれを好きなように盛り付けていく。少しおしゃれに見えるように、丁寧に、彩りに気を使いながら。
テーブルの上が乗り切れなくなると、とった料理を食べていく。新しく出た飲茶はプリっとジューシーな肉とエビがマッチしていてすごくおいしかった。
ローストビーフはナイフとフォークで切りながらソースをかけて食べる。
いくらは大粒で、口の中で弾けると甘さが絶妙だった。
どれもこれもおいしかった。
個人的に人参のムースがとてもおいしかった。ローストビーフやイクラが美味しいのは当たり前だが、人参のムースが美味しいのは予想外だった。
生クリームでなめらかに仕上げられ、口に入れた瞬間に優しく甘い味がふわりと消えていった。すごく美味しくて、2回目もとってきてしまうくらいだった。
デザートやフルーツを食べると、なんだがもう少し食べたいようなでもこれ以上は無理だなというストッパーがかかる。
なぜ甘いものを食べた瞬間にお腹の苦しさを感じるのかと不思議だった。甘いものは別腹というが、実際は考えて食べないと別腹にならないのではないかと思う。
私の地元にはホテルのビュッフェはそんなにない。東京はたくさんのビュッフェで溢れているのを考えると羨ましく、だけどそんないたくさんあると特別感が薄れてしまう感じもした。
いつかビュッフェ巡りもしてみたいものだ。
幸福感と満腹感に包まれてお店を出る。あと少し食べれたかなという心残りさえ幸せだった。
健康診断に向けて気をつけなきゃと青汁を飲む。
もう遅いかもしれないが、私はこんな毎日が幸せである。