愛する人との至高の体験
妊娠10年前に私の価値観を180°変えた本。
それが『アナスタシア』です。
男女の出会いの意味、こどもを宿し、育むことの意味。
この地球で生きていくことの意味。そのすべてを超古代から紐解いている作品です。もしかしたら、スピリチュアルな本として敬遠する方もいるかもしれませんが、理性で捉えたとしても異様なリアリティを感じさせてくれる物語だと思うのです。
『アナスタシア』に書かれていることを感性でとらえ、自分の日常生活のなかに落とし込んでいくと自然と”満たされる”感覚でいっぱいになります。
ああ、しあわせになるにはしあわせな選択をすれば良かったのだ!と気付かせてくれる作品です。
アナスタシア (響きわたるシベリア杉 シリーズ1) 詳細はこちら↓↓↓
私とこの本との出会いは「妊娠10年前に私の考えを180°変えた本」という記事でご紹介しています。
著者のウラジーミルさんはシベリアの森の中に暮らす美女アナスタシアと恋に落ちます。彼の”至福の体験”が描かれた一説をご紹介しましょう。
翌朝、目覚めたあと、私は初めて、自分が、これまでの人生で味わったことのない、歓喜に満ち満ちた、壮大な感覚に包まれていることに気づいた。
さらに不思議だったのは、私はたいてい、女性と一夜をともにした翌朝というのは、肉体的に疲労を感じることが多いのだが、その朝はまったくちがっていた。何か偉大な創造的感覚とでもいうようなものに満たされていたのだ。・・・この感覚のみが人生を価値あるものにするのではないか、そんな考えすら浮かんだほど、特別なものだった。(ウラジーミル・メグレ『アナスタシア 響き渡るシベリア杉シリーズ1』p .105)
そして、アナスタシアは次のような美しい言葉を彼にかけます。
「宇宙のすべてのいきもののなかで、人間だけが体験できる!自分たちの子どもがほしいと、たがいに心から願う男と女だけが!これを体験した者だけが、天空に新しい星を灯す!創造することを熱望する者だけが!・・・肉体的な欲求を満たすためではなく、創造することを願う者だけが」
ウラジーミルさんは起業家でビジネスの世界に生きてきた人。これまでに、きっとたくさんの恋愛経験があったことでしょう。
そんな彼が森の中に暮らす、着飾らなく素朴で、化粧気もない、それでいてこれまでに見たことのないほど健康的で美しく頑丈な女性、アナスタシアとともに時を過ごし「アナスタシアが私の息子を生んでくれたらすごいだろうな。」と思い、「息子が欲しい」という切なる思いが頭から離れなくなったのです。
肉体的な欲や支配欲などとは次元の異なる”子どもを願う”という意志とヴィジョンを抱き、これまでに経験したことのない至福の体験をしたのです。
「セックスを罪深いとは考えないということ?」
とウラジーミルはアナスタシアに投げかけます。
「何がいったい罪深いの?ひとりの人間をこの世に誕生させるために自分を与えるか、それとも、それを控えて人間の誕生を阻止するか。本当の生きた人間の誕生にかかわることよ!」
ウラジーミルはアナスタシアの言葉にハッとさせられます。アナスタシアとの二人の時間はもはやふつうの”セックス”という言葉では表せられないものだったというのです。
肉体的な満足を求める男性に服従する女性は彼を密通や不倫から遠ざけることはできない。
そして、そうした欺瞞の結びつきの不自然さを子どもたちが感じ取り、
子どもたちはやがて両親のいうことを潜在的に疑うようになる・・・
偽りの関係はやがて密かな新しい関係を求め、自分を破滅へと追いやる。
さらに・・・
受胎の瞬間の意識
子どもたちは受胎の瞬間による嘘を潜在意識下で感じ取っていて、悲しむというのです。
この文章を読んだとき、これまでの自分の頭が書き換わるような感覚を覚えました。
それなら、世の中に出回っている広告もメディアの情報も映画や文学も音楽も人の欲望を掻き立てるようなものばかりじゃないか!
その情報に踊らされて、いつしか誰かがつくりあげた欲望のイメージを最良のものと勘違いして、負のループに入っていく・・・。
欲望の先に幸せが待っているのだと思っていたけれど、
欲望の先には決して幸せは訪れないし、やがて生まれてくる子どもたちにも連鎖してしまう・・・。
目の前の欲望のみにフォーカスして、未来の時間軸を思い描くことができなければ、未来に負の遺産を残すことになる。
アナスタシアの言葉に私自身もハッとさせられ、
私がいつか授かるかもしれない子どもたちと
その先の子どもたちに繋がっていく意識を想像したときに、
私は自分の選択を変えようと思いました。
私の思い描く未来軸に必要のない情報とはさようなら
それぞれに良いも悪いもないし、
それぞれが存在することにが悪なわけではないけれど、私の選ぶ道とは違う。
私はどんな未来を創造したいのだろう?
そう自分に問いかけ、はっきりと見えてくるものがあったのです。
未来を創る子どもたちのために生きていこう
受胎の瞬間の意識は連鎖していく。
でも気がついた時から、頭の中に描くヴィジョンを変えることができる。
そして行動を変えることができる。
その意識は自らの細胞に宿り、未来の子どもたちの細胞となり、その子どもたちの行動が未来の世界を創る。
これからは子どもたちなんだ!
未来は今現在の私たちの意識と子どもたちにあるのだと思いました。
私がより善き未来のために貢献できることがあるなら、そのために命を使いたいと思いました。
胎児から赤ちゃん、子どもたちにかかわるおしごと
そんな想いを抱いていたところ、ご縁があり、幼児教育のおしごとに携わるようになりました。
お母さんたちが子どもたちのために一生懸命に優しさと愛情をかけて日々育てている。そんなかけがえのない素晴らしい人生のひとときに関わらせていただくことができ、それは本当に光栄なことだと心から想う毎日でした。
なかでも、『アナスタシア』を読んでいたこともあって、お子さんやお母さんたちと接していくなかで、お腹の中に赤ちゃんがいるときに両親が持っていた意識や、両親の受胎前の生き方に想いを馳せることがありました。
赤ちゃんも一人一人違う個性がある
目の前に来てくれるたくさんの赤ちゃんのお顔や仕草、反応を、心を感じ取ります。0歳の赤ちゃんもすでにひとりの人として固有の魂のようなものがある。
誰ひとりとして同じ子はいなく、もうすでに他の子とは違う個性があるのです。
なぜだろう?
それは、両親から受け継いでいることや両親の想い、言葉のかけ方、接し方という環境的なことも多くあるのでしょう。
受胎前の両親の生き方や意識、妊娠期間のこと。
それが赤ちゃんが誕生してからの心の成長に関わっていくのだと、0歳から12歳までの子どもたちの成長を見ていて思うことがありました。
もちろん、赤ちゃんにはもともと、赤ちゃん固有の魂があります。
私が関わってきたお子さんたちも、多くの子が世界中からママを選んで生まれてきたと語ってくれていました。
だから、こどもはひとりの独立した存在。
そして、親も一人一人が特別な存在なのです。
ですから、もちろん、両親の意識や関わり方がすべてだとかそういうことではありません。
ただし、深い意識レベルで細胞をよりよく育み、
宇宙からの授かりものである大切なこどもさんへの愛と接し方を
こどもを育む親や家族、かかわるすべての大人の頭と心に描くヴィジョンが
こどもたちに繋がっていくということには違いがないと思っています。
赤ちゃんもこどももひとりの意思と人格を持った存在。
そして、その個性を尊敬し、こどもたちを授かる前から、善きビジョンを描いていくことはできる!
私たちは気分がのらないとき、落ち込むとき、闇雲に何かを求めているとき、頭と心の中のカラー(色)は何色になるでしょうか?
頭と心の中のカラー
私は暗雲の立ち込めるような灰色だったり、重い青紫色だったりします。
そんなときは、頭と心のカラーを変えるのです。
自分の好きな色はなんだろう?
どんな色を思い描くと穏やかな心になるだろう?
人は頭と心に描くビジョンによって、行動や言動が支配されていきます。
毎日、お掃除をしていても必ず埃は溜まります。
それがこの自然の法則です。
だから、頭と心も灰色になるのも自然なこと。
頭と心もお掃除をして、自分の心が晴れるカラーに変えれば良いのです。
すると、行動が変わります。
言動が変わります。
自分の近くにいる家族だったり、こどもたちだったり、友人だったり、職場の方だったり、かかわる人の反応も変化していきます。
このようなつながりを
私に教えてくれたのが『アナスタシア』
今から10年前にこの本を出会い、
人との出会いを変え、私の人生を変えてくれたのです。
そして、今、お腹の中に宿っている赤ちゃんに繋がっています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ぜひ、目が覚めるようなこの本を
ご自身で体感していただければと思っています。
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