【七峰】ウルトラマンレオ第3話まで見た
【日報】2024/11/2付
モノマガジン最新号読みてえ。
おれの世代的にウルトラマンレオはもう「一人前」に仕上がった状態であり、すなわちメビウスのレオ回であり、ジープ特訓回がネットミーム化であるからして、最初のおゝとりゲンは城南スポーツセンターの指導員という今で言うパーソナルトレーナーみたいなことをしている青年だったというのは新鮮だった。
またこれも昭和特撮の妙というべきか、3話で市民のおじさんが両手武器腕の異星人にまっぷたつにされるのだが、その身体の断面が荒い画質で生々しく映っていてなかなかショッキングだった。
番組全体を彩る特訓シーンやダンとゲンの丁々発止は、現代人にスポ根回路がないのでショートコントとして受け取りがちだ。現代ウルトラマンの特訓シーンは演者にも無理がないようにスポーツ科学的かつ健康志向なそれになっているのでなおさらである。
しかしここでは若きゲンの言う事なす事はぜんぶ又聞きみたいなもんで身が入っておらず、ダン隊長は全部お見通しなんだけど背中で語るもんだから慧眼があるのかないのかも視聴者にははっきりしない。
ただゲン=レオの活躍を見守るそのまなざしに行間を読むしかないのだ。
だが……真面目にこの世界での「自分を追い込んで鍛えれば鍛えるほど強くなる」理屈に基づいているのだろうというのと、セブンが趣味でやってるんだろうというのとが半々で見てしまっているのがおれだ。
ジープ特訓回は何話だ? 第6話? すぐじゃないか……。
別に特訓したからといっても二話完結で作られている(と思われる)ため負ける時は負けて終わるというのも大変だ。
急に今月からツブイマに入って見始めたので、長続きする趣味とは言えないが、また何かあれば感想記事にする。
また、本作でレオのスーツアクターを務められた二家本辰巳氏のYouTubeチャンネルも合わせて紹介する。
(了)