引き寄せの法則について②
前回の続きになります。
私とは何かなんですが、普通に考えたら体ですよね?
でも、例えば事故にあって手足を失ったとします。
切断された手足は私でしょうか? (例えがこわい・・・)
おそらく違いますよね? 失った手足は私だったものですが私ではありません。
では昔から心は心臓に例えられますが、私は心臓でしょうか?
もちろん違いますよね?
私が心臓ならば、心臓移植した人は、別の何かになってしまいます。
大多数の方が考えているのは私とは脳であるということでしょう。
もちろん私もそう思っています。
しかし、ちょっと待ってください。
実は脳ってある程度、損傷してもだいじょうぶだって知ってました?
事故や腫瘍ができたりして、損傷しても日常生活を送れている例はたくさんあります。
極端な例だと脳を半分切除しても日常生活をおくれている人の例もあります。詳細は検索してみてください。
もちろん損傷した部位によっては、障害がでたりするでしょう。
しかし、自分自身(私)を認識できているわけです。
もう少しいうと、昔はてんかんの手術として脳梁離断術というものが行われていました。今でも重症だとおこなうのかな?? そこは知らないです。
これは右脳と左脳をつないでいる脳梁という部分を切断してしまう手術です。
つまり、右脳と左脳で情報交換できなくなっちゃうわけです。
え? その場合は私は右脳と左脳のどっちにいるのでしょうか?
もっと細かく考えてみましょう。脳とは脳細胞の集まりですよね?
では脳細胞のどれか一つが私でしょうか? さすがに違う気がしますよね。
この細胞がいくつか集まると私になるとしたら、いくつ集まったらいいのでしょう。
さらに集まった細胞同士は神経細胞ニューロンによって電気信号を送りあっているわけです。この電気信号の働きで思考したり物を感じているとされています。
え?
ということは・・・・
私とは電気信号なのでしょうか?
より正確にはニューロンの働きによって作り出される電気信号が私という認識を作り出し、意識を形成しているとしたら?
んん?
電気信号ということは・・・
例えば、高度に発達したコンピューターにこの電気信号をコピーしたとしたら?
私はコンピューターの中に生き続けるのでしょうか?
以前ユーチューブで見たのですが、コンピューター上で永遠の命を得る研究をしている東大の先生がでていました。
頭のいい人は本当にすごいですね。
ですが、電気信号をコンピューターにコピーしたとしてコピー元の生身の私は誰になるのでしょうか? それとも私が二人存在することになるのでしょうか?
1000台のコンピューターに私の電気信号をコピーしてエミュレートさせたら、私は1000人存在するのでしょうか?
そんなわけないですよね? もうそれは私とよく似た性格と思考をする別の存在、いわゆる哲学的ゾンビといえるものでしょう。
じゃあ、私とはなんなのさ?
私は脳細胞じゃなくて、私の脳細胞が生み出す電気信号でもない。
私とは、今現在自己を認識している何か ということになるのでしょうか?
実は脳は受信機のようなもので、私という意識を受信しているだけという説もあります。
ということは私の意識は別の場所(別次元?)にあるということなの??
めーーーーっちゃ うさんくさくなってきましたねw
でもこれが引き寄せの法則の前提条件なのです。
私という存在がこの物質世界に存在していて、脳が作りだしていたら、思っていることが現実になるわけないじゃないですか?
むしろ、別の場所にいる自分がこの世界を創造していると仮定しないといけないわけです。もう映画のマトリックスのような感じで。。。
(スピリチュアル系の方ってマトリックス大好きですよね?)
さてさて、めっちゃうさんくさく、そして説明不足な部分も多かったと思いますが、次回は意識と記憶について記事を書きたいと思います。