職人シリーズ第二弾
タオルにメガネにマスク
職人ですねぇ。
こんな時代でなければ
変態
です。
さて、今回はそんな変態、いやいや
いい意味でです。
の御所介です。
Wikipediaにもあるように
本業は声優の彼。
出演作品は洋画からアニメからYouTubeと
多岐にわたります。
もしかしたら、貴方の見た事あるアニメにも登場してるかもしれません。
そんな、彼を変態といったのは
ちゃんと理由があります。
出会い
出会いは上野の居酒屋でした。
当時、団体の第一回公演である
こちらの、キャスティングをしていたんですね
友人に良い子がいます。と紹介され現れたのは彼でした。
でかい図体に、丁寧な態度、声の深さが印象的でした。
初めましてにも関わらず日本酒まで、飲んでしまい大いに盛り上がりました。
場が進んだので折角だから聞いてみました。
「主役ってやりたいですか?」
「やりたいです。」
短い会話でしたが
熱のある彼の想いは探していたキャストにピンとくるものがあり第一回目から担って頂いたんです。
変態
と書き出しましたが、性癖の話ではありません。
(僕は彼のその辺は知らない。)
これは稽古に臨む姿勢の話ですね。
稽古場に1人でも自主稽古しにくるんですよね
彼は。
休みの日に連絡きまして
今日行って良いですか?と。
えっ休みだよ。
いえ一人ででも稽古したいんです。
と。
もうね。
好き。
上手いとか下手とか飛び越えて
その在り方が変態的に好きだなと。
家と違って稽古場にはスペースがあり家では出来ない稽古ができるんですよね。
ピンスポット はひと月丸々借り切って稽古してたからこそ出来たのかもしれませんが
彼以外は一人も自主稽古はしにこなかったです。
いや、来なかった人は別に普通で
休みの日に休むのも俳優な仕事なんですが。
でも、冒頭でも貼り付けたwikiにも書かれている仕事の数が物語るように彼の変態的な熱量があるからこそ、彼に仕事を任せたいと思う人が増えるんでしょう。
さて、ここからは役の話
今回はスナウトと言うアテネの職人を演じてもらいます。
職業は鍛冶屋
鍛冶屋とは
こんな職業です。
職人には僕の世界観の設定もありますが様々な職業を当てています。
その中で原作から変わらないスナウトの職業。
彼は劇中劇で壁の役を演じるんですね。
壁の役
ってなんだ。
別役実氏なんでしょうか。
人でも物でもない壁。
どんな壁なのかはお楽しみです。
スナウトと言う役は僕も演じた事があるのですが
中々どうしてシェイクスピアは裏側をあまり書いてくれないので役作りは難しいんですよね。
想像は80パーセントになる。
その中で、彼の持っている
愚直さ、熱量、知識量がスナウトとして一体化する事がとても楽しみです。
汗っかきでもある彼が演じる熱量たっぷりのスナウトは楽しみにして頂きたい。
そして、竹田氏に続き
ここで感謝を伝えたいと思う。
いつもありがとう。
お酒の先から僕のやりたい企画からzoomのみのお誘いとか色々声をかけてくれて嬉しいよ。
きっと健太はずっとやり続ける人だから
今後ともバカやりながら楽しく良い人生送りましょう。
よろしくね。
No day but today in act
主宰 小森谷朋基