2023年5月にSNS上で注目されていた企業と採用広報とは?【THINK for HR NEWS】
SNSデータ起点で企業の採用広報の戦略立案や実行などのサポートを行うNo Companyでは、「企業」や「社員」のことについて書かれた記事が、Twitter・Facebook上でどれほど共感されているかを毎月調査しています。
▼4月編の記事もぜひご覧ください!
調査概要
データ取得期間:2023年5月1日~2023年5月31日
調査ツール:「THINK for HR」
No Companyのオリジナル・ソーシャルリスニングツール(※1)
調査対象:採用・キャリア関連の発信を行っている20媒体(※2)の100エンゲージメント以上(※3)の記事
調査方法:各記事のエンゲージメント量を企業ごとに合算して発表。
エンゲージメント獲得数TOP20社
カバー株式会社
合同会社エンジニアリングマネージメント
Stake Technologies株式会社
フォースタートアップス株式会社
株式会社鹿島アントラーズFC
株式会社コルク
株式会社タイミー
株式会社マネーフォワード
freee株式会社
株式会社ワンキャリア
株式会社Leaner Technologies
ウォンテッドリー株式会社
SHE株式会社
株式会社DROBE
株式会社アングラーズ
ヒラソル・エナジー株式会社
エール株式会社
株式会社HADO
株式会社スイッチサイエンス
株式会社ラブグラフ
注目の3記事と共通点
上記20社の中でも、特に気になった記事や注目してほしい記事を3つピックアップしました。
①株式会社鹿島アントラーズFC(note):517ENG
「楽しく働くってどういうこと?」
中途入社した社員さんが、「働く場所」「働く環境」の2つを軸にしながら、鹿島アントラーズの魅力を座談会形式で紹介している記事です。 「働く環境」の魅力として、今まで働いてきた場所よりも、Slackのチャット機能やスタンプを活用したコミュニケーションが活発に行われていることや、「前に居た会社より自分の成長スピードが早い」と感じている社員の紹介など、中途で入社したからこそわかる視点で魅力が伝えられています。また、社員さん全員がチームの勝利のために同じ方向を向き、試合結果に喜んだり、悔しがったり、「本気かつ楽しく」仕事をされていることが伝わってきます。
②株式会社Leaner Technologies(note):227ENG
「社員同士が手を取り合い、本気で仕事や課題に向き合う」
Leaner Technologiesに中途入社した社員さんが、驚いた文化や福利厚生などを「不思議な体験」として紹介しています。 1時間みっちりとひたすらに互いを褒め合う 「Win-session」 や、時に言葉を選びつつも言うべきことは明確に伝えることで会社の課題について議論を深める「イシュー会」が文化として紹介されています。 他にも、病気の人がいれば無理せずにゆっくり休むよう伝えることや、四半期の目標を達成した人を一緒に祝うなど、社員さん一人ひとりが「1対1」で向き合い、手を取り合って仕事や課題に向き合っている様子が伝わります。
③株式会社ラブグラフ(note):122ENG
「ラブグラフへのラブレター」
インターン生の退職エントリ。ラブグラフは、最高に面白い業務に、最高のチームで取り組み、最高のプロダクトを作り上げることができる場所であり、事業の成長を大きく左右するポジションにチャレンジできる点が魅力だと紹介されています。記事の最後は、「愛に溢れた最高のプロフェッショナルと仕事ができて本当に幸せでした」と締めくくられており、「ゲストの一生に一度の瞬間を、一生の宝物にする」ラブグラフのインターンが充実したものであったことが伝わってきます。
考察
今月のTHINK for HR NEWSでは、「働く環境」「社員さん同士のコミュニケーション」を紹介している記事をピックアップしました。
今回ピックアップした記事の共通点は、「本気で仕事を楽しむ様子が記事を通して伝わってくる」ことではないでしょうか。
マイナビキャリアリサーチラボ(※4)によると、24卒の学生の就職観は「楽しく働きたい」が最多で、2年連続で増加していると紹介されています。転職活動を始めた理由においても、「職場の人間関係」「仕事内容への不満」が給与面に次いで挙げられています。新卒/中途に関わらず、「人間関係」や「キャリア」に関する情報発信が求められていることがわかります。
一方で、キャリアアップや成長、社員さん同士のコミュニケーションはナビサイトや求人情報だけでは掴みにくい部分が多いのではないでしょうか。
今月のピックアップ記事からは社員エンゲージメントの高さが感じられます。実際に働く社員さんが、「会社に対してどのような印象を抱いているのか」をリアルな視点で発信することで共感を得たのだと思います。
本記事で紹介している企業の採用広報を参考にしていただきつつ、このnote記事が皆様のこれからの採用活動の一助となれば幸いです。
【参考】多くの「共感」を得ていた他の記事
▼カバー株式会社(note):8361ENG
▼合同会社エンジニアリングマネージメント(note):1239ENG
▼Stake Technologies株式会社(就活応援ニュースゼミ):898ENG
▼Stake Technologies株式会社(就活応援ニュースゼミ):683ENG
▼フォースタートアップス株式会社(Wantedly):599ENG
▼株式会社コルク(Wantedly):503ENG
▼株式会社タイミー(Wantedly):254ENG
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