冷蔵庫内でスープ鍋をこぼすとま~大変。からの、斉藤一人さんの教え
今朝のこと、昨晩作ったコーンスープを冷蔵庫に鍋のまま保存していたのですが、妻が冷蔵庫でこぼしました。
冷蔵庫を開け、ちょっと触った瞬間に、ことごとく全部こぼれてしまったようです。コーン粒と500ccぐらいのスープが、冷蔵庫はもとより、床に「これでもか!」というぐらい溢れ、溜まっています。
妻は呆然自失、放心状態で立ったままです。
ちょうど、ワンコの散歩から帰ってきたボクは、とりあえずお手伝いです。
今日は、ポーター教授の「ファイブフォース」と「バリューチェーン」の一般的解釈を書こうと思っていたのに、とんだ予定変更だな、などと思いながら、ボロ布でこぼれ落ちたコーンとコーンスープを拭いていきます。
この時は、「お手伝い」のつもりでしたが、どうやら先に食べたボクのしまい方が悪かったようで、後から「自業自得」とわかりました。妻からはかなりの叱責を受けましたが、ここでは割愛ですw
責任を取らされ、もとい、責任をとり、ひとりでもくもくとスープ拭きが始まりました。
スープは上から下に粘着性をもって落ちる
なにを当たり前のことをと思うかもしれないのですが、コーンスープを冷蔵庫でこぼすと、ま-大変です。
どのご家庭のファミリー用冷蔵庫は、冷蔵スペース、冷凍庫(小)+冷凍庫(小)、冷凍庫(メイン)、野菜室、となっていると思います。冷蔵スペースでコーンスープをこぼすと、冷蔵スペースはもとより、冷凍庫(小)+冷凍庫(小)、冷凍庫(メイン)までこぼれ落ちるのです。
コーンスープは粘着性をもった液体です。べたーっと、水平方向の場所はもとより、垂直方向の場所にもくっついています。
さらに悪いことには、冷蔵庫は密封性を高めるために、ゴムの緩衝部分があります。2-3層の蛇腹部分にも、コーンスープはちゃんと侵入してくれています。
掃除は45分かかりました。。。
汗だくです。
自戒の意味を込めて書くと
✔スープ鍋を冷蔵庫にしまう際には、緩衝にも耐えうる場所に置く
✔次に冷蔵庫を開ける人が誤って触れても落ちない場所に置く
✔スープ鍋をタッパーウェアの上には置かない
まー、タッパウェアの上に落ちてしまったのが悪いのですが(苦笑、大変な45分間でした。目視ではちゃんと拭き取ったつもりですが、匂いが残らないことを祈ります。
ほんと、大変なので、ボクを反面教師として、ご注意下さい!
斉藤一人さんの教え
そんな、汗だくの45分間を過ごしたのですが、45分間で感情の変化がありました。
開始0~15分:「なんで、ボクだけで拭き取りするんだよ」
今日、妻は外出なので、物理的に手伝えないという理由もあったのですが、ボクが原因を作ったので、積極的に(!)手伝っていないようでした。
「落としたのは妻なのに、なんでボクだけで」
まー、アラフィフのおっさんですが、人間出来ていないので、こんなふうに思ってしました(苦笑
拭いても拭いてもなくならない、コーンスープとの格闘の最中、ネガティブな感情が支配します。まー仕方ないですね、と自己弁護したいところではありますw
開始15~30分:「どうやったら効率的にできるかな?」
ボクは大家なので、実は、かなりヘビーな掃除を結構やってます。大家になりたてのときには、退去ができると、自分でクリーニングをやっていました。経費節約ですね。
退去部屋って、まー汚いんですよ。
シングルの部屋で、築古の部屋なので、独身男性が多く、全く掃除をしていないケースがよく見受けられました。
今回のコーンスープのように、拭いても拭いても、ゴールが見えてこないぐらい、汚いんです。正確にいうと、クリーニングしないといけない場所が多いのです。
キッチンやっても、次はユニットバスやらないといけないし、サッシもしないとだめ、あっ、壁紙もよごれているよね。。。
と、いった感じです。
だいたいがこんな状況なので、この頃は少しは要領よくなりました。
✔気分が萎える汚い退去後すぐに、安いクリーニングを入れる
✔クリーニングで残された汚れボクが徹底的にキレイにする
✔この際には、二度手間、二次災害に注意する
最後の、二度手間、二次災害が、一番無駄な労力です。
この部分はただ闇雲に掃除すると、必ず発生します。なので、事前に順番を考える、養生する、など知恵がつきました。
コーキング(ユニットバスなどで水漏れ防止に施すパテ、どろどろの粘土みたいなもので、ゴムのように固まる)の二次災害は最悪です。やわらかく、粘度があるので、気を緩めると、いたるところコーニングが付きまくります。取るのはホント大変です。
今回は、床をだいたいキレイにしてから、上から下にキレイにしていきました。床を”だいたい”キレイにするのは、二次災害を防ぐためです。
最初に床をキレイにしても、どうぜ上から履きカス、スープが落ちてきます。でも、ある程度キレイにしておかないと、行き来する度に、踏んづけてしまい、被害を拡大させかねません。
そのためには、床は、”ちゃんと”でもなく、”ちょっと”でもなく、”だいたい”キレイにすることが重要だと判断しました。
開始30~45分:「ボクが用事が無いときでよかった」
先程書いたように、妻は外出のため、一切手伝ってくれません。もし、逆に、ボクは用事があり、妻は用事がなかった場合どうなっていたでしょうか?
妻は「ボクのせいなのに」と思いながら、自分が作ったスープを45分かけてキレイにしなければならなかったことでしょう。悲しいやら、ムカつくやら、って感じになりますよね。
でも、今回はいいことに、ボクは何も用事がありませんでした。9:30ぐらいからテレワークをするだけです。
そんなボクが掃除をできたのは、「まーいいことなのかな」と思えてきました。妻に迷惑をかけず、自分で自分ミスを解決できたからです。
スープはこぼして台無しにしてしまいましたが、また45分も掃除に時間がかかってしまいましたが、コーンスープは全部拭き取れたし、跡にもなっていません。
コーンスープ、ほとんど全部こぼしちゃったけど、ボクが掃除できたのはかったのです。
この考えは、斉藤一人さんの本に書かれてました。何冊か読んでいるので、どの本か、また原文は忘れてしまったのですが、
✔起きた出来事は変えられないし、プラス/マイナスはない
✔起きた出来事のマイナス面ばかりでなく、プラス面も考える
✔起きた出来事のプラスだけ見れば、ハッピーになれる
こんな内容だったと思います。
ちょっと宗教がかっている部分はあるのですが(苦笑、意識しだすとできるようになるものです。
本では、
鳥の糞が落ちてきて、靴に落ちた
→ラッキー、靴だからすぐ拭けるよ、服じゃなくてよかった!
→ラッキー、靴だからすぐ拭けし、運がついた!
鳥の糞が落ちてきて、服についた
→ラッキー、今日、大切な予定なかった!
→ラッキー、スーツじゃなくて、普段着だから洗えるよ!
とか、思うのです。「鳥の糞が落ちてきて」部分までは、原文にあったと思うのですが、その後の「靴に落ちた」「服についた」および解釈は、ボクのアレンジが入ってます。
似たような例で説明されていたと思うのですが、もう自分の習慣になってしまっていて、元が思い出せません。お許し下さい。
コーンスープを冷蔵庫でこぼすと大変、からの斉藤一人さんの教えでした。
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