音楽とコカコーラと思い出
最近は暇さえあれば死ぬほど歩き回っている。
とりあえず世田谷区に被りそうな小田急線の駅でおりて地図も景色も大して見ずに音楽を聴きながらなんとなく何かに沿って歩く。
こないだはnoteに色々と打ち込みながら登戸から川沿いを歩いて気づいたら二子玉川にいた。
いつものようにそんなことをしながら感傷に浸っていたところ、好きな曲のある共通点に気づいた。
コカコーラ出てきすぎじゃない?
【yogee new waves】CLIMAX NIGHT
最近のベストコカ・コーラソング。
これを聴きながら一生泣きじゃくれる。
圧倒的物語の終わり感。
ナイトオンザプラネットと一緒に私の葬式で流して欲しい。
GARAGEBANDでも始めようと思い立ったはものの、キーボードでの打ち込みの難しさに心が折れた。
(感化されるとなんでもすぐやりたくなってしまう癖がある。結果、全部プロフェッショナルにはなれず、なんでもできてなんにもできない究極の器用貧乏に仕上がっている。)
まず、コード進行ってなんなのか知りたい。
もしかしてギター覚えた方が早い?
(こうやって覚えることが増えていく)
なんかApple musicで聴く方が少しテンポがゆっくりな気がするのは気のせいなのか。
【mitsume】migirl
“(コーラの自販機が)どこにでもあって君思い出すね"という歌詞がまぁそういうことなんだろうな、という気がしている。
生活はとにかくコーラと隣り合わせなのだ。
知らんけど。
ちなみにこの歌は、世田谷代田の駅前にある代田富士356広場という場所にとても良く合う。
日が沈むちょっと前に行くのをおすすめします。
【andymori】誰にも見つけられない星になれたら
andymoriの歌詞には結構至る所に、コーラが出てくる。『パッピーエンド』とか『Weapons of mass destruction』とか他にも色々。
この曲はその中で1番好きな曲だ。
“ところで君の音楽の趣味の少し偏屈なところが好きだった”の部分。
人の好きな音楽とか知りたくなってしまう性分なので、昨年末も忘年会にかこつけて会社のみんなの好きな曲を聴いて回っていたのですが、好きな人が音楽(とくにバンドとか)が好きそうだったので、クリープハイプ とか?とちょっと聞いてみたところ、そういうメジャーな奴はあんま聴かないです。とバッサリ斬られたのは記憶に新しい。
こうして並べてみるとどの曲も少しだけ明るく、悲しく、楽しかった過去に想いを馳せた、やるせない雰囲気のある曲が多い。
…もう段々書くのがめんどくさくなってきたから最初に考えた、それっぽい締めで終わろうと思う。
時代に合わせたマイナーチェンジこそあれど、
あの目が醒めるような真っ赤なラベルと特徴的なフォルム、爽快な音、唯一無二の味と香り。飲むと口の中がちょっと痛い感じ。
100年後に生きる人々も現代人と変わらずコカコーラに五感を刺激され、それをたまに歌にしながらコカコーラと共に在り続けるんだろうと思う。
番外編 別の炭酸
【インナージャーニー】クリームソーダ
曲調と声が好きで、ちょっと前に知ってからからずっと聞いていたインナージャーニー。
楽しい片思いの時に聞いてたからしばらく聞けなくなりそうだったけど、歌詞的には今の方がむしろ響くのかも知れない。
“また忘れていくのさ”
【クリープハイプ 】炭、酸々
クリープハイプ好きというとなんか色んな白い目で見られたりする事もあるし、高校生の時の私は姉が車で『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』のアルバムを大音量で流すのを聴きながら(よくこんなの妹の前で流せるな!!破廉恥かよ!!てかうるせぇ!)と内心キレそうになっていたけど、あれから10年経った今、悲しいときに寄り添ってくれるのはいつだってクリープハイプなのである。
ここ数日で起きた出来事は散々だったけど、そこに至るまでの日々はとても素敵な毎日だったので、早く泡となり消えて欲しいような、消えて欲しくないような。
でも、こんな出来事も流石に四ヶ月経つと消えるようだ。