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デロンギ マグニフィカSがコーヒー生活に革命を起こした

ざっくりまとめ
コーヒーを効率よく飲むために、6万円くらいの高級コーヒーメーカーを買ってみました。
値段は高すぎるし動作音もうるさいですが、コーヒーを淹れる手間がゼロになったので最高です。
※ 本ページはプロモーションが含まれています

会社員の頃、カフェイン摂取の目的で飲み始めたのをきっかけに、10年以上コーヒーを飲み続けています。

そんな生活を送る中、ついにデロンギ製の高級全自動コーヒーマシンである"マグニフィカS"に手を出してしまいました。

「焦がした豆の煮汁を効率よく飲むために6万円てヤバいだろ」

と思っていましたが、買ったその日から明確に人生が豊かになりました。

マグニフィカSの何がそこまで良かったのかをお伝えしつつ、買うべき人、買わない方がいい人について解説します。

ミルク用のノズルは全く使っていないのでレビューには含めていません。あくまで「コーヒーを効率的に飲みたいと思う人間」の感想です。



コーヒーは"挽きたて"が良いらしい

もともと僕はコーヒーの味に何のこだわりも持っていませんでした。
目的はあくまで"カフェイン摂取"、職場の自動販売機で缶コーヒーを買って、それを飲み続けていました。

そんな中、同僚から「コンビニコーヒーがうまい」という話を耳にします。
その場では「コーヒーに味の違いなんか無いだろう」と笑いましたが、試しに購入してみたところ、確かにおいしい。

嫌な酸味が無いというか…口当たりがまろやか…。
いやこれ、めちゃくちゃうまいな。
え?コンビニのコーヒーうまいな。

この日をきっかけに、缶コーヒーから離れ、コンビニで淹れるコーヒーを毎日飲むようになりました。


コンビニからsirocaのコーヒーメーカーへ

そのあと、いろいろあって会社を辞め、在宅でフリーランスをすることになるのですが、辞めてからも変わらずコンビニでコーヒーを買い続けていました。

ただ、今は自宅が職場でもあるのです。
いつでもコーヒーを淹れられる環境で働いているのに、わざわざ買いに出かけているのも変な話だな…。

ということで、豆から自動で挽いてくれて、紙フィルターも不要と書かれていた、sirocaの"SC-A211"をお試しで購入しました。


sirocaのSC-A211、最高!

使い始めて1週間、コーヒーメーカーの素晴らしさを認識しました。

コンビニから自室まで、コーヒーをこぼさないように持ち歩くあの時間が完全に無くなって、家で好きな時にコーヒーが飲めるのです。

危惧していた味も、コンビニのコーヒーと変わらずおいしい。
(豆の問題だと思いますが)

掃除も、排水溝ネットに豆のゴミを流してしまえば手間も掛かりません。
いやはや、何と素晴らしい買い物ができたのかと感動しました。


なら高ぇコーヒーメーカーでよくない?

こうしてsirocaのコーヒーメーカーと楽しい日々を送る中、ふと気付いてしまうのです。

「もっと簡単にコーヒーを飲みたいな…」


sirocaのSC-A211は構造上、一度でもコーヒーを淹れたら必ず内部を洗う必要があります。

  • 本体の"ふた"

  • ミル付きバスケット

  • メッシュフィルター

  • コーヒーサーバー

  • コーヒーサーバーの"ふた"

手軽に分解できるので、豆の"かす"を捨てるのも排水溝ネットに流せばOKではあるのですが…。

排水溝ネットに豆のゴミを流してしまうと、結局そのネットも、豆のゴミを流すたびに交換が必要になるのです。
もっと言えば、豆の粒がシンクに飛び散るのもちょっと邪魔。


また、本体の注ぎ口から水がこぼれてしまうこともしばしば。
そうした細々としたポイントを気にし続けた半年後、ようやく決心します。

「もっと高ぇコーヒーメーカー買うか」


デロンギ、たっけ〜。

ということで、自分が求めるコーヒーメーカーの条件をまとめました。

  • 豆を挽いてくれる

  • すぐに何度もコーヒーを淹れられる

  • 水の補充も簡単(ついでに豆をストックしておけたら最高)

ツインバードやパナソニック、現在使用しているsirocaといったメーカーで総当たりしましたが、

結局、僕の願いを叶えるコーヒーメーカーはデロンギだけでした。

ただ、明らかに値段がおかしい。

定価で69,800円。定期開催されているセールでも59,800円です。
他のメーカーで販売されている製品は高くても3万円未満なのに。


えぇ?焦がした豆の煮汁を、効率よく飲むために6万円払うの?

6万円て。え〜?


📌損益分岐点の計算
コンビニコーヒーの価格:100円
デロンギ マグニフィカS:59,800円
コーヒー豆の毎月の代金:1,000円/500g

〜中略〜

📍デロンギ マグニフィカSを使って淹れるコーヒーが、コンビニより安く飲めるようになるまでにかかる日数は、2年と167日。

Gemini 2.0 Pro Experimentalによる支援


ということで、世界にまた新たなトリビアを生み出した僕は、

デロンギを2年と167日間使い続け、2度と外でコーヒーを飲まないようにしようと決意しました。

こうして、デロンギ マグニフィカSが我が家へやってきましたとさ。



デロンギ マグニフィカSは"革命"だった

幅23.8cm×奥行43cm×高さ35cmとのこと。でっけ〜。

本体が届いて早速使い始めましたが、1杯目を淹れ終わって気づきます。


便利すぎ。


圧倒的なまでの時短効果

はじめてコーヒーを淹れた日のベイクドモチョチョです

お伝えした通り、マグニフィカSを購入した最大の理由は手間の簡略化。
そして期待通りに、いや期待以上に、マグニフィカSは圧倒的なまでに手間を削減してくれました。


通常、コーヒーを飲むために以下の行程は必須です。

  1. 水を計量カップで計って入れる

  2. コーヒー豆を計量スプーンで計って入れる

  3. 電源を入れる

  4. ボタンを押す


これがデロンギの場合、コーヒー豆と、タンクに水が入っていれば、

  1. 電源を入れる

  2. ボタンを押す

この2工程で、挽きたて、淹れたてのコーヒーを無限に飲めます。
ボタンを押す行程を排除すれば、コーヒーを飲むためにやることなんて何もありません。

す、すごいぞマグニフィカS。


片付けがとにかく楽

繰り返しになりますが、マグニフィカSは無限にコーヒーを楽しめます。

コーヒーを淹れるたびに、行っていた

  • 本体の"ふた"

  • ミル付きバスケット

  • メッシュフィルター

  • コーヒーサーバー

  • コーヒーサーバーの"ふた"

これら全てを手洗いする必要が無いんです。


  • 使用後の豆は、自動で"豆かす"受け用のボックスに排出される。

  • "豆かす"受け用のボックスは数回分を溜めておける。

  • 内部洗浄も自動で行ってくれる

今まで行っていた部品の洗浄も、豆の"かす"を受けるために排水溝ネットを新調する必要もなくなりました。

す、すごいぞマグニフィカS。


味はおいしい気がする

豆のおかげなような気もしますが、味はコンビニコーヒーに匹敵してくれているので大満足です。

また、エスプレッソ特有の"クレマ"と呼ばれるキメ細やかな泡が、口当たりをまろやかにしてくれるので、コクのある味わいにもなっているように感じます。多分。よくわかんないです。

ここまで語っておきながらですが…僕は酸味が少なければそれでOKなので、豆の選び方さえ間違えなければ問題ないはず。

▼毎日飲んでるコーヒー豆はこちら。2種類の豆が入っているらしいけど味の違いはわかりません。

とはいえ、こんなに簡単に、コンビニレベルのおいしいコーヒーが淹れられるなんて。

す、すごいぞマグニフィカS。



マグニフィカSのデメリット

散々褒めてきましたが、もちろんデメリットも存在します。


さすがに6万円は高すぎるよ

本記事2度目の登場です。大変お世話になっております。

マグニフィカSは値段以上の価値を感じられる、本当に素晴らしい製品です。
自宅でコーヒーを2年以上楽しむなら、コンビニコーヒーよりコスパが良いのも間違いありません。

ですが、コーヒーを飲むため"だけ"の機械に6万円はちょっと高すぎ。

一発払う金額にしては大きすぎるので、誰しもにオススメできる代物ではありません。
『コスパ良いから買いなよ!』と言うにしても限度があります。

とはいえ、かなり使い込まれた中古品でも、フリマアプリなら半額程度で取引されているので、リセールバリューまで考えてみてもいいのではないかなと思います。


洗浄用の水受けがちょっと面倒

マグニフィカSは、電源を入れた時と、電源の切れる時、それぞれ1度ずつ自動で内部洗浄を行います。
その際、抽出口から水が出るのですが、その処理がちょっと面倒。

引出し型の水受けトレイもついているので、そこに直接流しても問題ないのですが…なんとなく気が引けます。同じコーヒーを抽出する水ではあるんですけどね。
僕の場合は、普段あまり使わないコップに一度受けて、飲み終わったコーヒーのコップを片付けるついでに水を捨てています。


全ての動作音がうるさい

電源を入れたり切ったりした時の洗浄音、そしてコーヒーを淹れるとき、これら全ての音がうるさいです。

コーヒーを淹れる時は、sirocaのコーヒーメーカーでも中々の音量だったので理解はしています。が、洗浄音がうるさいのはなんとかして欲しい。

デロンギは使用後に自動で電源の切れるシステムが備わっているのですが、初期設定は2時間後に電源が切れるとのこと。
これを忘れてコーヒーを楽しんでいる最中、電源オフのタイミングで突然洗浄が始まると、その動作音にめちゃくちゃびっくりします。

僕はデスクの上に置いているので音の大きさを実感しやすい気もするので、キッチンやダイニングといった別室に置いておけるなら影響は少ないかと。

個人的には小型の掃除機と同じボリュームのように感じたので、深夜や他の家族の居るところで淹れる際は注意が必要です。



マグニフィカSで人生が変わる人

あれこれ語ってきましたが、どんな人が買うべきかもご紹介します。

値段については覚悟した!
どうしても欲しい!
効率的にコーヒーを飲みたい!

と考えている人は参考にしてください。


今すでにコーヒーメーカーを使い続けている人

コーヒーメーカーを持っているだけではNGです。
何よりも"使い続けている人"にオススメです。

僕で言うと、小型のIHコンロとか、ヨーグルトメーカーとか。
そういう家電、買ってから使わずに放置していませんか?僕はしています。

ただ、コーヒーメーカーだけは今でも毎日使い続けています。
ということで、コーヒーメーカーが生活の日常に溶け込んでいる人はぜひとも購入してほしいです。

掃除の手間が無いだけでこんなに変わるのかと、感動すると思います。


最低限のコーヒーの味は担保したい人

先ほどもお伝えしましたが、コンビニコーヒーはおいしいと感じています。
そして、毎日飲むのならコンビニコーヒーを飲みたいと思っています。

これらを踏まえて、もしあなたが毎日コーヒーを楽しむ人間だとして

  • コンビニコーヒーを家でも楽しみたい…

  • ペットボトルや缶のコーヒーよりも、コンビニコーヒーの方が好き…

このように考えるのであれば、購入を検討してもいいと思います。


効率的にコーヒーを飲みたい人

でっかい機械が、ボタン1つで超効率的にコーヒーを淹れてくれるのです。
コーヒーを淹れる過程なんてどうでもよくて、とにかく苦くて黒いお湯を飲みたい人にオススメです。

裏を返せば、マグニフィカSに「コーヒータイムの豊かさ」なんてものは存在しません。

丁寧にミルで挽いてフィルターに豆を落とす…
蒸らしつつ、ガスの抜ける様子を見ながら芳醇な香りを楽しむひととき…

なんてものはマグニフィカSにありません。あるのは産業革命です。

忙しい我々現代人のために誕生した、最低限の味を担保したコーヒーを提供するためだけに存在するロボット。

それが、デロンギ マグニフィカSなんです。



まとめ

過去トップレベルで買ってよかったモノとなりました。

結局「手間がかからないからサイコー!」という結論なのですが、それでも僕の生活に十分すぎるほどのインパクトを与えてくれました。

この記事が、あなたのコーヒーメーカー選びの参考になれば幸いです。


それでは、また次の記事でお会いしましょう。


▼僕はポイントをもらうために楽天から買いました。セール時は1万円くらい安くなります。

▼普段使ってるコーヒー豆


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