長く働くために大切な10のポイント
こんにちは、ラン丸(@sign45917948)です。
今回は、フリーランスになり事業所得を得る上で、大切なポイントについて解説していきます。
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ラン丸【https://note.mu/no7959】
はじめに
人生100年時代の資産戦略で最も大事なことは、できるだけ長く働くことです。
豊かな人生にするためのお金持ちになるには、5つの力が重要です。
①貯める力
②稼ぐ力
③増やす力
④守る力
⑤使う力
このなかでも、今回は、②の稼ぐ力にフォーカスしていきます。
例えば、会社員で定年まで働き、子会社や関連会社、取引先で仕事を得たとしても、70歳まで働くことができれば御の字でしょう。
しかし、もっと長く働きたい場合、どうすればよいのでしょうか。
例えば、定年後にフリーランス(自営業者)として何らかの職を得ることができれば、身体が健康である限り受注があれば、一生働くことができます。
定年後にフリーランスとして新たな職業人生を歩むのも、有効な選択肢のひとつといえます。
定年後は自分より若い人たちを相手にする
定年間近、もしくは定年後にフリーランスとして働くことを考える場合、これだけは覚えてほしいことがあります。
「仕事の発注者は自分よりかなり若い」ということです。
会社勤めのときは、若い人といえば部下や後輩がほとんどだと思います。
形の上だけでも先輩や上司の立場ですから、立ててくれることが多かったはずです。
独立すれば、その立場が一気に逆転します。
発注元の担当者として、あなたは20代や30代のビジネスパーソンと取引するわけです。
仕事のやり方や考え方、ライフスタイルが違うのは当然です。
打ち合わせでは、基本的にはあなたが先方へ出向くようになります。
発注側の気持ちを汲み取る
「謙虚と笑い」を生むオトナの余裕として、一方の発注側の気持ちをイメージしてみましょう。
若い人からあなたに仕事を発注してもらうためには、業務のクオリティや対価が適切であることも大切ですが、あなたと一緒に働くのが楽しいと思ってもらうのが近道でしょう。
以下に、定年後にフリーランスとして再出発するときのポイントを、解説していきます。
「謙虚と笑い」を生むオトナの余裕を身に付けるヒントになるかもしれません。
1)「給料の3倍稼げ」は気にしない
かつて、独立する人がよくいわれた言葉。
「前職給料の3倍稼いで、生活水準はようやく前職並み」。
これはなかなかハードルが高いですよね。
例えば、額面月収50万円なら、求められる月間売上高が150万円になります。
3倍という数字は、若い人がフリーランスから起業して成長することが前提になっていると思います。
年金収入がある場合、そこまでシビアに考えなくても大丈夫です。
当初から給料の3倍稼ぐことを想定していたらフリーランスでの新しい一歩は踏み出せません。
必要に応じて売り上げ目標や事業計画を立てましょう。
2)退職前に準備したい資金と各種口座
フリーランスは何かとお金がかかります。
案件によっては外注費が入金前に発生しますし、起業前にはパソコンや通信費、事務用品などの設備代や消耗品費がかさみます。
この費用がネックでなかなか始められない方も多くいらっしゃると思います。
一方で、資金調達は独立をしてしまうと、とても困難になります。
それまでの自己資金を投入しても限界がありますし、投資し過ぎても本末転倒です。
銀行が貸してくれることもありますが、それでも融資実行までに時間がかかります。
そこで、勤務先を辞める前にクレジットカードなどの融資枠を“隠し資金”として準備しておくことをお薦めします。
実際に借りなくてもかまいません。
商売用の銀行口座や投資用の証券口座も、辞める前に用意しておくと良いですね。
つまり、退職前に会社員という信用を存分に利用して、できだけ早く再出発の準備を進めておくことが重要です。
3)「お仕事ください」ときちんと伝える
自分の息子・娘のような年齢の人たちに頭を下げて、きちんと「お仕事ください」と伝えることは意外と難しいものです。
だからこそ、伝えると効果があるのです。
とはいえ、安請け合いにならないように注意したいものです。
その意味で、年に一度の年賀状はアナログな営業ツールのひとつといえます。
4)若い税理士を仲間にする
主要な業務や営業は得意でも、経理関係は「苦手」「やったことがない」という方が多いかもしれません。
そこで強い味方になるのが税理士(会計士)です。
ぜひ早めに探してください。
実は、税理士は経理・税務関係の仕事をお願いするだけの存在ではありません。
労務や補助金、自治体の自営業者サポートサービスに精通していて、それらの専門家とつながっていることも多いのです。
税理士はこれまでの取引先などを通じて紹介してもらうのがオススメです。
できれば、開業・資格取得したての若い人が良いです。
ベテラン税理士と比べて、フリーランサーが必要とする情報への感度が高いからです。
5)隔離されたワークスペースを確保する
ある程度、周囲から隔離された仕事場をもつ方がよいと思います。
自宅の一室でもよいですし、小さなレンタルオフィスでもかまいません。
まずは、小さく始めることが重要です。
本来は、部外者が入ることができない空間を確保して、基本はそこで仕事するようにしたいところです。
その理由は、セキュリティと守秘義務の遵守です。
ICTが進んでいるとはいえ、業界・業種によっては業務資料を紙ベースでやりとりすることも珍しくありません。
最初の打ち合わせでNDA(守秘義務契約)を締結することもあります。
その場合、カフェやシェアオフィスで預かった資料を開いて仕事ができるでしょうか?
果たして、隣の人から丸見えのパソコンで守秘義務を履行できるのでしょうか?
私ならできません。
6)対価と支払い期間を確認する
業界・業種によりますが、対価を明確にしないまま業務がスタートすることがいまだにあります。
業務仕様があまりに不確定で、概算でも見積もることができない場合もあります。
トラブルの元になるので、まずははっきりと「業務範囲」「金額」「納期」を聞いておきましょう。
納期から実際の支払いまでの期間も必ず確認することが重要です。
「こんなこと聞いて嫌な感じがしないだろうか」と思うかもしれませんが大丈夫です。
聞いて嫌な顔をする担当者・会社とは付き合わなくていいのです。
むしろ、最初に判断する材料と割り切りましょう。
7)フリーランス+副業という選択肢
フリーランスは、自分次第で自由に副業を始めることができます。
例えば、主な業務の間やちょっとした気分転換、次の受注までの営業活動の合間などで、副業を始めてみるのもオススメです。
フリーランス最大の強みは時間を味方にできること。
これまで以上に自由な発想で働くことにトライしてみましょう。
8)自分への年金づくりは現金化を重視する
現代では、会社を辞めて退職金をもらい、フリーランスで働きながら年金受給を待つだけというわけにはいきませんよね。
老後の生活資金を稼ぎ、守り、育てる「自分年金づくり」はずっと続きます。
老後は、資産形成の基本のひとつでもある「長期運用」は、これまでと比較して難しくなります。
株式投信の割合を減らして債券投信や個人向け国債などの割合を増やすのが一般的です。
これからは、資産を増やすことよりも上手に使っていくことが大事になります。(お金を使う力ですね。)
万が一の出費や仕事の資金繰りに対応するために、すぐに売却できて現金化しやすい比較的ローリスクな金融商品の比率を上げることを検討しましょう。
9)収入減を補う保険を検討
フリーランスで働くことにしたら、自分の保険も見直したいところですね。
万が一の補償はもちろん、事故や病気などで働けなくなった場合に収入を補う「所得補償保険」「就業不能保険」は考えておきたい保険です。
会社員なら勤務先が手厚く補償してくれましたが、当然のことながらフリーランスには何も守るものがありません。
自分の身は自分で守る必要があります。
フリーランスになったら、保険の見直しは必須といえるでしょう。
10)年金受給時期を遅らせる
もし、フリーランスとして仕事が軌道に乗ってきたら、年金の受給時期を遅らせる「繰り下げ受給」を検討する方法もあります。
原則65歳になっている公的年金(老齢基礎年金、老齢厚生年金)の受給時期を希望によって70歳まで遅らせることができ、それに伴いトータルの受給金額も増えます。
年金は自分で請求手続きをすることで支給が始まるので、請求手続きを遅らせれば自動的に繰り下げ受給になります。
詳しくは最寄りの年金事務所などで確認してみましょう。
公的年金「繰り下げ受給」の時期と増額率
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/roureinenkin/kuriage-kurisage/20140421-06.html
(出所:日本年金機構 2019年10月16日現在)
今回は、以上です。
お読みいただきありがとうございました。
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