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その背中を追い続けて

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僕が今も夢を大切に生きているきっかけとなった布袋寅泰さんについて僕の人生を振り返りながら綴っていきます。
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その背中を追い続けてchapter4

その背中を追い続けてchapter4

その日、僕はコンパクトエフェクターを買うために銀座の山野楽器にいた。
なぜか。
僕が17歳のころはインターネットがようやく普及した始めた頃なので検索して手に入る情報には限界があった。
だから情報収集というのは人から聞くか雑誌やテレビで手に入れることが多かった。
つまり半引きこもりで人とのつながりが希薄になっていた僕が入手できる情報はとても少なくて横浜に楽器屋があることすら知らなかった。
僕が手に入

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その背中を追い続けてChapter3

その背中を追い続けてChapter3

その日のことを僕は今も鮮明に覚えている。

生まれて初めて訪れる日本武道館。

ちょっと怖そうなお兄さんやお姉さんにビビりながら野暮ったい当時の僕は緊張したまま端っこで開場を待っていた。

正直に言うと緊張のあまり3時間前に着いてしまい誰もいないときから端っこにいたけれど。

「あれがダフ屋か…」とか思いながらも目を合わせないようにひたすら金色の玉ねぎみたいなものを見つめていた。

そしてようやく

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その背中を追い続けて〜僕のヒーロー布袋寅泰さんについて綴る〜

その背中を追い続けて〜僕のヒーロー布袋寅泰さんについて綴る〜

1994年のとある日曜日。

僕はいつものようにラジオを聞きながら部屋でぼんやりと机に向かって勉強するフリをしていた。

中学校に入って僕はなんとも言えないモヤモヤを抱えていて半年で部活は幽霊状態になるし楽しいことがどうにも見つからなくて音楽を聞いているときだけが落ち着く時間だった。

そしてこの日、僕は雷に打たれて眠っていたものが目を覚ます。

時代は小室哲哉の楽曲がチャートを席巻しつつ小沢健二

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その背中を追い続けてChapter2

その背中を追い続けてChapter2

僕は高校に入学して早々に色々と選択を誤ったと思った。

頭をひっぱたくなんてのは日常。

校則違反があると反省のために坊主頭にする、

ポケベルやPHSを持っているのがバレると解約させられるなどなど。

ほぼ鑑別所だ。

ものすごくバカバカしいことの連続で僕はしょっちゅうサボっていた。

その心の支えが布袋さんの音楽だった。

持っているCDをMDに落として片道1時間半の拷問みたいな満員電車を何と

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