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野分すぎても 秋分を迎えども

嵐過ぎ去りし後、「下弦の月」の前の晩のお月様

野分すぎ 静かに光る 月の舟

秋分を迎え、夏と秋の季節を分けるように、台風が過ぎ去っていきました。

それまで、昼間に鳴り響いて蝉の声は、街中では消え去ったようです。
夜になると、コオロギの声が一層響き渡ってきました。

ただ、台風の大風や大雨のけたたましい音に比べると、虫の音が如何に穏やかなことかと感じられるのです。

野分去り 季節移ろい 虫が鳴く

野分去り 虫の音響くも 静かな夜(よ) 

しかし、日中は、まだまだ夏の暑さが盛り返すこともしばしば。

秋虫が 響きわたるも 残暑なり

そんな中、地域猫は暑さが少しでも和らいでいることに敏感なのか、動きが活発になってきている様子です。

涼風(すずかぜ)を 見つけ飛び跳ね 猫いたり 


そして、度重なる天災に襲われた能登半島地域を含めて、被災されている皆様が、心身に無理のないように再起を図れることを願います。

過去に、三宅島の火山噴火などで、住民の方々が長期避難を余儀なくされたという事例を思い起こします。

今回も似た事態になっているように見えるため、無理して、そこに居続けることはしないで、別の近隣地域で、再起を図ってほしいとも思います🙏

嵐の日は、何処に身を隠していたのか?
周りが静かになると姿現すキジトラ猫

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