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小汚いゴミ

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  • たのしい陰謀論

    陰謀論をやっています。申し訳ないです。

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  • ジャンプ打ち切りマンガ

    あえなく終了となった打ち切りマンガの思い出。 カッコの中は終了時の話数。

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国民の政治的無関心は仕組まれたものである

 バランス感覚がまともな普通の日本人って大抵は政治に無関心で、どうせ何も変わらないから選挙なんて行かないという人が多い。しかし実際その無関心ですら、誰かに仕組まれ、まんまと誘導された結果なのだとしたら、こんなバカな話はない。  大規模かつ徹底してメディアをコントロールし、政治なんて退屈でつまらないものだ、どうせ何も変わらないのだと繰り返し刷り込み、国民が政治に対し無気力・無関心に陥るように仕向けていく。結果、普通の人は投票に行かなくなり、組織票だけで手堅く勝てるようになる。

    • NuPhy Air60 HE

       今日届いた。これどうやってbluetoothペアリングするんだろう…って散々調べているうち、あれ?もしかしてbluetoothついてないんじゃね?とついに気が付いた。  やっちまった。ろくに調べもせず、今キーボードなんて必要もないのに衝動買いして、またやらかした。  前回NuPhy Air60 V2買った時も衝動買いして、届いてからZ列のズレ方が違う変則配列であることに気付いて心底ムカついてすぐ売っ払った。有線もBTも対応だったしカラーリングも格好良かった。ほとんど正解に

      • 『行き止まりの世界に生まれて』

         原題『Minding the Gap』。2018年ころの映画だそう。全然知らなかった。Xでこの映画の話をたまたま見て、探したらアマプラで無料だった。  映画の紹介文も良かった。  友達を12年間くらいに渡って記録したという特殊な映画。  虐待やマルトリートメントが普通のことで、クソなことばかりだけど仲間はいて、柄は悪いけど可愛い嫁と早過ぎる結婚出産、未熟者の二人が急にパパママになり、喧嘩が絶えず、大した仕事はなく貧乏で——。  序盤のうち僕はこの映像の中に、日本の田舎のマ

        • 『バリ山行』 - 松永K三蔵

           芥川賞のやつ。例によって文藝春秋で読んだ。  平易な文章で極めて読みやすい。まるでブログか何かのよう。ここまで簡単な言葉で書けることに勇気を感じた。普通もっと衒学や技巧に走りたくなるものだと思う。 ***  読んでいる時はただただ「この会社のこの状況で泥臭く営業を続けることと、妻鹿さんのバリを重ねて、なんか教訓あり気に見せるのだけはやめてくれー!」と思っていた。それだけはやめてくれー! 誰かが決めた登山コースを歩かされてるだけの普通の山行と、大手から仕事もらって安定業

        国民の政治的無関心は仕組まれたものである

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        記事

          20240831

           中島敦展がもう終わってしまいそうだったので都合をつけて見に行った。目的地は東大駒場キャンパスの近くにあった。あの辺は初めて行った。薮の生い茂ってるあの感じが如何にも旧帝大然としていて好ましく感じた。この好ましさとは“流行など追いかける必要もなかった”という強者の威風を暗に読み取っているのであり、歴史や伝統を無条件に尊ぶ原始的な感情だけではないだろう。敷地内が50年も100年も手付かずのせいなのか、周囲の経過から取り残されたようなレトロ空間が突然現れ、時間の流れ方さえ突然変わ

          『丸の内魔法少女ミラクリーナ』 - 村田沙耶香

           村田沙耶香作品は過去に『コンビニ人間』と『しろいろの街の、その骨の体温の』を読んだことがあった。これはAmazonのおすすめに勝手に表示されてきたので脳死でポチポチ押して買ってた。タイトルとジャケが気に入ったんだと思う。短編集だった。 丸の内魔法少女ミラクリーナ  まあ良かった。子供の頃のその感情を持ってきて描き出した、そのことを評価されるべきだと思う。  しかし正志の人格が紋切り型すぎる。一定の役回りを与えられてプログラムされた通りに動くmobとかNPCみたい。ストー

          『丸の内魔法少女ミラクリーナ』 - 村田沙耶香

          『成功はゴミ箱の中に』 - レイ・A・クロック

           マクドナルド創業者であるマクドナルド兄弟から経営権を買い取り、世界規模のハンバーガーチェーンに成長させたレイ・クロックの自伝。  前半はそれなりに興味深く読んでいたのだけど、事業が軌道に乗ってからはあまり面白くなかった。登場人物も多く名前が頭に入らない。最終盤の球団を買った話などいかにも70年代アメリカンドリームという感じだが、僕にはあまり興味が涌かなかった。  原題は『GRINDING IT OUT』。レイ・クロックは元々ピアニストでもあったのでそれもかかっているのかも知

          『成功はゴミ箱の中に』 - レイ・A・クロック

          [18] 極東ネクロマンス

           キャラに魅力がなかった。これはファッションとか髪形とか単純にビジュアルの問題だ(と認識してる)が、まあまあ致命的だったと思う。  ストーリーも第一話からあんまり入ってこなかった。スタンドみたいなやつが出てくるのは分かったけど設定憶えるの面倒臭いなあ…ってなってしまう。自分から積極的に知りたくなるほどの魅力がなかった。

          [18] 極東ネクロマンス

          『富岡日記』 - 和田英

          Kindle版は買わない方がいい  90円。表紙が猫なのも謎。  まずルビが事故ってる。「松代まつしろ」「人身御供ひとみごくう」といった具合に本来ルビとして振られるはずの文字が本文と同サイズですぐ後に続いてる。全然読めないことはないのだが読みづらい。注意力が奪われる。「あやふり・・・・」のように傍点が中黒ルビになってるパターンは一見して分からなかった。  OCRスキャンエラーみたいな誤字がある。ひらがなの「し」がアルファベットの「L」に化けていたり、「ま」が「京」に化けて

          『富岡日記』 - 和田英

          偏った情報を元に“正しく”判断すると間違える

           その人に判断力がないわけではない。むしろ正常な判断力を持っているからこそ、偏った情報・間違った情報に惑わされ、発信者の意図した通りに誘導されてしまう。自分の頭で考えるのが危険なのである。  このグラフを見た時、投票先の違いは単に“普段どのメディアに触れているか”の違いでしかないと悟った。高齢者はオールドメディア(テレビ)に触れる時間が長いから小池に投票しただけだろう。テレビで1秒たりとも取り上げてない候補に投票できるわけがない。テレビしか見ない人にとって、その候補は存在し

          偏った情報を元に“正しく”判断すると間違える

          トランプ暗殺失敗

           現場では一般人が30分も前から「屋根の上にライフルを持った人がいる」と騒いでいたらしい。あり得ないことだ。その状況で発砲できるなんて。  思うに、ここでトランプを暗殺することで話がついていたのではないか。警察やシークレットサービスが敢えて警備を手薄にし、犯人に“撃たせた”。しかし奇跡的に外れてしまったため、口封じのため犯人を即射殺した——。これが最も単純なシナリオだ。(或いは成功した場合でも真相を闇に葬るため射殺する手はずだったのかも知れない。)  ついでに言えば、状況証

          トランプ暗殺失敗

          [26] グリーングリーングリーンズ

           Dear Anemoneの前の週で終わっていた。これも終わってたのに気付かなかった。ジャンプが一時期ゴルフと将棋やたら推してきたの意味が分からなかったけど、またゴルフマンガやってまた打ち切り。ゴルフ好きな編集者でもいるのかなあ…。

          [26] グリーングリーングリーンズ

          [17] Dear Anemone

           最近ジャンプちゃんと読めてなくて、カグラバチの“剣聖”が分からなかった。そんな人出てきたっけ?と思って過去分読み返してたらDear Anemoneがあるのに気付き、そういえばこれも最近見かけない……と思った。順を追っていったら4週くらい前に終わっていた。  これが前から薄々恐れていたことだった。本物の打ち切りマンガは終わったことにも気付かない。見落としてしまう。まあ全体的に読めてないのだが。最近ワンピースも全然分からない。  序盤からキャラにも設定にも何の魅力も感じなかっ

          [17] Dear Anemone

          文學界2024年8月号

           戸川純の初小説が掲載されるということで予約注文していた。正直言うと戸川純を良く知らないけど。  配信されてから表紙にニシダの名前があるのに気付き、そっちを真っ先に読んだ。文学フリマのレポ。筆致も書いてある内容も実に気に入った。読んでいて彼は割と頭いいなと思うところが二ヶ所くらいあった。面倒だからどことは明示しない。  ニシダの『不器用で』はウィッシュリストにずっと入れてあるけどkindleの割引が来ないから、彼の書いたものを読んだのは今回が初めてだった。悪くないと思う。才能

          文學界2024年8月号

          『総員玉砕せよ!』 - 水木しげる

           『はだしのゲン』にしてもそうだけど、このような戦争体験をした人が表現の手段を持ち、自分の体験や感情を吐き出して世間にぶつける機会を得たそのことに対して快哉を叫びたい気持ちだ。内容如何よりも。  そこにしかなかった憤りは勿論、最前線にある中でも長閑な日常や、美しい南島の風景。  作品に意味なんてなくてもいいから、ただ語り得ぬその体験を語ったというカタルシスの方に目が行く。  生き延びれて良かった、書けて良かったと心から思う。  黙殺され、封殺され、死人に口無しでただ忘れられ

          『総員玉砕せよ!』 - 水木しげる

          『水仙』 - 太宰治

           しばらく前にたまたまこのpostを見て興味を持った。  著作権が切れているのと青空文庫有志のおかげで無料で読める。ありがたい。  太宰は好きじゃなかったけど改めて読んでみると分かりやすい文章を書くなあと見直した。  ついでにwikipediaで略歴などを読んだ。こんな誰もが知ってる有名作家が当時喉から手が出るほど欲しかった芥川賞をついに受賞し得ず、最近の無名作家がバンバン獲ってるのを見ると可哀想になってくる。大宰も浮かばれない。みんな最初は無名作家だし、今とは審査員も違う

          『水仙』 - 太宰治