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【9月開催】新国立劇場 5F 情報センター:2024秋 オープンシアター

オペラ界の巨匠 ゲッツ・フリードリヒ演出による、
リヒャルト・ワーグナーの最高傑作 楽劇『ニーベルングの指環』
4作品を一挙上映します!
(収録年:2015~2017年、新国立劇場公演より)

「ラインの黄金」(2015年10月)より

■上映スケジュール

〈ウイークエンド・オープンシアター〉  (土曜日に開催するオープンシアターです)

◆ゲッツ・フリードリヒ演出『ニーベルングの指環』                    4部作一挙上映 DAY

2015~2017年に新国立劇場で上演された 楽劇『ニーベルングの指環』(ゲッツ・フリードリヒ演出)では、世界的なヘンデルテノール、ステファン・グールドが『指環』4作品のテノール役を歌ったことも、大きな話題になりました。
ワーグナー演出家ゲッツ・フリードリヒ(1930~2000)は、ワーグナーの主要作品をすべて(その多くは複数回)演出したスペシャリストである。1980年代から東西ベルリンの歌劇場で総監督をつとめ、20年近くにわたりヨーロッパのオペラ界をリードしてきた。その彼が最晩年の1996年~99年にかけてフィンランド国立歌劇場(ヘルシンキ)で演出した歴史的プロダクションが、時を経て新国立劇場に登場した。

左より:「ラインの黄金」ローゲ・「ワルキューレ」ジークムント・
「ジークフリート」ジークフリート・「神々の黄昏」ジークフリート


●9/7(土)「ニーベルングの指環」4部作一挙上映DAY①  〈序夜〉「ラインの黄金」(2015年10月1日収録)

2015年公演より

指揮:飯守泰次郎/演出:ゲッツ・フリードリヒ
【キャスト】
ヴォータン:ユッカ・ラジライネン
ドンナー:黒田 博
フロー:片寄純也
ローゲ:ステファン・グールド
ファーゾルト:妻屋秀和
ファフナー:クリスティアン・ヒュープナー

新たな「リング」の幕開け!
指環をめぐる壮大なドラマがここからはじまる。
ラインの黄金から作った指環の持ち主には、無限の権力が与えられる。
ニーベルング族のアルベリヒが指環を手に入れるが、主神ヴォータンに奪われ、ヴァルハル城の報酬として巨人族に与えられてしまう。ラストの「神々のヴァルハルへの入城」は、雄大な音楽による名場面である。


●9/14(土)「ニーベルングの指環」4部作一挙上映DAY② 〈第1日〉「ワルキューレ」(2016年10月2日収録)

2016年公演より

指揮:飯守泰次郎/演出:ゲッツ・フリードリヒ
【キャスト】
ジークムント:ステファン・グールド
フンディング:アルベルト・ペーゼンドルファー
ヴォータン:グリア・グリムスレイ
ジークリンデ:ジョゼフィーネ・ウェーバー
ブリュンヒルデ:イレーネ・テオリン
フリッカ:エレナ・ツィトコーワ

兄妹の悲恋、そして父娘の別れ...ワーグナーが描く終わりなき葛藤の物語「ニーベルングの指環」全4部作の中でも群を抜いて人気が高く、単独で上演される機会も多い作品。ジークムントと双子の妹ジークリンデの禁断の愛、神々の長ヴォータンと愛娘ブリュンヒルデの永遠の別れなどが、甘美な音楽でドラマチックに描かれる。


●9/21(土)「ニーベルングの指環」4部作一挙上映DAY③ 〈第2日〉「ジークフリート」(2017年6月1日収録)

2017年公演より

指揮:飯守泰次郎/演出:ゲッツ・フリードリヒ
【キャスト】
ジークフリート:ステファン・グールド
ミーメ:アンドレアス・コンラッド
さすらい人:グリア・グリムスレイ
アルベリヒ:トーマス・ガゼリ
ファフナー:クリスティアン・ヒュープナー
ブリュンヒルデ:リカルダ・メルベート

いよいよ「指環」は後半へ。英雄ジークフリートが登場!
前2作とは異なり、冒険に出た若者が大蛇を退治し、眠れる姫を目覚めさせるという、英雄ジークフリートの成長と冒険の物語。ワーグナーは第2幕途中で作曲を12年間中断したため、音楽の特徴が変化し、第3幕の音楽はより豊かで成熟したものになっている。本作のジークフリート役は、ワーグナーのテノール役の中でも難役中の難役と言われている。


●9/28(土)「ニーベルングの指環」4部作一挙上映DAY④ 〈第3日〉「神々の黄昏」(2017年10月1日収録)

2017年公演より

指揮:飯守泰次郎/演出:ゲッツ・フリードリヒ
【キャスト】
ジークフリート:ステファン・グールド
ブリュンヒルデ:ペトラ・ラング
アルベリヒ:島村武男
グンター:アントン・ケレミチェフ
ハーゲン:アルベルト・ペーゼンドルファー
グートルーネ:安藤赴美子
ヴァルトラウテ:ヴァルトラウト・マイヤー

圧倒的なカタルシス。指環を巡る壮大な物語がいよいよ完結。
アルベリヒの子、ハーゲンの策略によりジークフリートが殺害される。ブリュンヒルデは指環をラインの娘たちに返し、ヴァルハルは崩壊する。神々の終焉が巨大な管弦楽で圧倒的な迫力を持って描かれる。20世紀のオペラ界の頂点に君臨し続けた名歌手、ヴァルトラウト・マイヤーが、ヴァルトラウテ役で出演したことも、上演当時大きな話題となった。


■オープンシアター詳細

【会場】新国立劇場5階 情報センター  ビデオシアター(全28席)
【入場】無料(出入りは自由です)
【時間】ウイークエンド・オープンシアター:11:00~18:00
(最終入室は17:30です)

※以下、予めご確認ください
演目や上映時間をご指定いただくことはできません。
・出入り自由のイベントです。お席の確保や場所取りはできません。
・水分補給以外のご飲食は、ご遠慮ください。
・情報センターのご利用にあたっては、資料閲覧証が必要です。
(受付カウンターで発行いたしますので、住所・氏名・生年月日を確認できる身分証明書をお持ちください)


●新国立劇場|アクセス

●新国立劇場|情報センターについて

8/11(日)~9/4(水)は、夏季休室期間となっております。
下記より、開室カレンダーをご確認ください。







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