閉所暗所恐怖症とパニックとの関係#55
そうそう。PTA活動中にたまたま恐怖症の話になり、私と同じレベルのお母さんがいたことで盛り上がったことがありました。
恐怖症 ウサツキの度合い
閉所暗所(高所も得意ではないがまだまし)恐怖症がどの程度かというと、寝る時は真っ暗は無理です。子供の頃から常に豆電球をつけてもらっていました。
あえて暗い場所といえばお化け屋敷とプラネタリウム。お化け屋敷は歩くタイプは非常口からの脱出はよくあることで、乗り物タイプはずっと叫んでいるため、最後、降りる時にスタッフの方を見て叫ぶ始末。プラネタリウムも以前に集められた部屋で触れましたが、小さい施設は真っ暗度も狭さもやばめで途中で抜け出さずにいられません。もはや、何でチャレンジしたんだ?!と自分を責めてました。
劇場もなかなかの暗さです。演出の関係上、非常出口のライトも消すことが多く、てことは真っ暗なシーンがあるわけだ…と始まる前の案内を聞くだけで気持ちがざわつきます。そのシーンが来た時は逆に目を瞑ります。これは暗いんじゃなくて、目を瞑ってるから暗いだけと自分に言い聞かせます。
夜行バスは地獄
これも何で乗ったんだい?と思う。今はもう乗っていませんが、暗くて狭い上に簡単に降りられない恐怖…これも以前にチラッと触れましたが、バスを止めて、サービスエリアでもう降りる!と泣きながら訴えましたね。前の人がめっちゃ倒してきて動けなかったんだもんっっ恐怖が増し増し。
PTAでお話したお母さんも夜行バスでカーテンを閉めてさぁ寝ましょうとなったときに、思っていたよりも暗い!なんだか落ち着かない!ソワソワする!もうだめだ!!となって、「すいません!降ります!」と高速に乗る手前で下車したそうです。その気持ち、わかるわーっっ
想像だけでもダメ
事件でトランクに閉じ込められてとかを耳にすると、私はその時点で気を失っているか、脳が死んでしまっているのではないかと想像だけで息苦しい。宇宙飛行士の漫画を読んでるだけでもウゥッとなります。というのも「宇宙兄弟」ですが、日々人が精神的につらいとき、もうはぁはぁ言いながら読み進めました。そもそも宇宙が舞台ですから、もう息苦しくて…でも、先が気になるから読んじゃうんですが。
そのお母さんの話ですが、学生の頃にちょっとしたいたずらでロッカーに入って隠れていたところ、出れなくなってパニックなったと。あぁ、閉所恐怖症なんだと気づいたと聞いていてオェ〜となりました。怖すぎるっっ無理…というか、まず入らないでしょ笑
なぜそうなるのか
大概の人が大丈夫なのになぜダメなのか。と考えたときに、ただ、その先にある不安が拭えないからだと思うんです。パニックはそれの強いバージョンなだけなような気もして、となれば、そもそもそういう素質を持っていたわけで、過度なストレスが加わればパニックになるのは時間の問題だっただけなんじゃないかなと。つまりは、何かしらの恐怖症があれば、パニック障害になりやすいとも言えるかなと思うので、もし心当たりがあればストレスに気をつけてもらいたいなと思います。
恐怖症は身体からのお知らせ
昔からの恐怖症克服はウサツキにとってはかなり難しい。なんとかしてどうにかなるものならもうしているし、トラウマ?というより本能的なことだと感じています。暗いところや狭いところはいざという時に逃げれない。高所にしてもそう。身体が危険を察して、本能的に信号を送っているんだなと。広くても窓がなく入り口が一つしかない部屋なども、逃げれないから身体は反応します。と考えると身体が勝手に危険察知しているわけだから、ある意味恐怖症はよくないわけじゃなく、身を守るためのお知らせ機能と思うと、ちょっとお得感ありませんか?自分に宿る何かが、やめときな!と止めてくれているわけだから、それに素直に反応し従うことで良い方向に向かう結果につながっているとも考えられます。
身体に従ってみよう
パニック障害はさらに強い警告なのだから、今がそうなら身体に従ってしっかりと休息をとってください。頭ではまだまだ!とかそんなつもりないのにと思っていても、身体は教えてくれているのです。今まで出来ていたことが出来なくなって、さらに不安や焦りに襲われることでしょう。ですが、しっかり休んで身体がOKを出せば、必ず元に戻ります。
ゆっくり、ゆっくり。
ひとやすみ、ひとやすみ。