自分を支える柱の数だけ強くなれるような
仕事から帰ってきて、
倒れるように埋もれたベッドの中で思う。
私が欲しい強さってなんだろう。
どんな時も快活で、軽やかに、
ぐんぐん人生を前に進めていくような
そんな風になりたいと思っているのに。
そんな風にしなやかな強さをもった人になりたいと思うのに、
気づいたら太く固い一本の柱みたいな強さになってしまったように思う。
日々社会に揉まれて溜めたストレスや、理不尽さに対する行き場のない怒りを固めてできた柱。
もっと強くなりたいけど、
もっと弱くなりたいし、
弱さを見せることを自分に許したい。
疲れてるのかなぁ。
どこかで聞いた話がある。
自立するということは、何でも一人で出来るようになることではなくて、多くの拠り所を持つことなのだと。
一本の柱で支えるよりも、多くの柱で支えるほうが強度は強いのだと。
あぁ、そうか。
自分は今までずっと一本の柱を強くすることばかり考えていたんだなと気づいた。
だから人に頼るのが苦手なんだ。
でもこれからは
すこしだけ気を緩めて、
人に頼ることを覚えたい。
弱くてもいいのだと思えるようになりたい。
そして
自分の大事な柱を増やしていきたい。
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