人生の間違い探し
人生で2つの選択が出てきた時、どちらを選択すれば自分が幸せになれるのか?と必死に考えて、大事な選択をすることがあると思います。
その時はこっちが正しいと思って選択したものの、実際その道に進んで後悔して、あの時もう一つの選択を選んでいたら自分はどうなっていたんだろう?って思うことはありませんか?
私はこれまでたくさんの人生の大きな選択肢に出会って来ました。
その度に必死に悩みもがき苦しんで選んだもののなぜか間違いの道に進んでしまうことが多々あります。
その度になんで自分は選択を間違ってしまうのだろうか。あの時もう一方の選択をしていたら、私は今こんなに毎日泣く必要もなく人生をもっと楽しめていたのではないかと思うことがあります。
そしてなんで私ばっかり?ずっとうまく行っている人がずるい。神様は不平等だ。と思うことはありませんか?私はすごく思いました。だけど私はそれでも神様を信じていますし、自分の努力は無駄になることは人生においてたくさんありますが、成功した人はみんな努力しているってわかっているから、私は自分を変えるための努力は惜しみません。たとえ報われなかったとしても。
今、人生に後悔し、こんなはずじゃなかった。神様はみんな不平等だと思っている人に読んでいただきたいと思います。
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最初の大きな分岐点は高校受験の時。
私は親に好かれたくてそれまでの人生を勉強に費やしていました。親も県内でも上位の学校に行ってほしいという強い願いがあり、受かれば親から好かれる、親の自慢の娘になれる、そう信じて必死に勉強しましたが、見事に落ちてしまい、私立の特進コースに入学することになりました。そこから私の地獄の3年間がスタートします。高校に入ったら部活して恋愛してドラマみたいなアオハルを過ごすのが夢でした。そんな夢とは裏腹に毎日勉強に追い込まれ、どんだけ勉強してもクラスでビリどころが特進コースの中でビリの生活が続きました。毎日睡眠時間を削って勉強しても成績は上がらず、毎日泣いて生きる意味を失い、いつ死んでもいいと人生の希望を失っていました。
私の家庭は仲がいい家庭ではなく、もはや家庭が崩壊しているような状態だったので、誰にも苦しみを相談することも訴えることもできず、自分の部屋に篭り1人でひたすら泣いていた日々を鮮明に覚えています。
そして、高校3年生の受験シーズンになり、私はやはり成績は上がらず、高校の担任先生に勧められてAO入試を受けました。その結果、世間では有名な私立大学に受かることができ、無事に大学進学への道を切り開くことができました。
たとえAO受験だときても、有名な私立大学に入学できたことには変わりありません。
この大学への進学確定は、生きる意味を失っていた私にとって最大の転機となり、努力は報われるんだと人生で初めて知りました。
そして家庭の環境が悪くても進学できる環境のある家庭に生まれたことに感謝しています。
次の大きな分岐点は就職活動。
私は絶対母親や父親を見返したいと言う思いが強く、有名企業に行きたいという気持ちがとても強くありました。その一方で、私は高校の間も勉強しかしておらず、部活もしていなかったですし、言い訳にはなりますがお金もなく留学した経験もなく、体育会系や大学時代に多くの経験を積んできた人たちに比べれば面接で話すことや自分のアピールポイントがなく、面接どころか書類選考の時点で落ちてしまう日々。私の周りは優秀な子達がたまたま多かったこともあり、すぐに就職先が決まる人達が多く、1人で追い込まれ焦る日々でした。自己分析をすればするほど、アピールできない自分の人生の歩み方に後悔をしていました。
結局、どうしていいかわからず、行きたい会社や理想の会社とはかけ離れたとりあえず受かった会社に行くとにました。
周りも割と世間名前が通ってる会社に行く人が多く、就職先をみんなに言うことも辛かったですし、みんなも私に遠慮してるのがわかったのでとても悔しかったです。
そしてこの会社選びが大きな人生の分岐点となったのです。
入社してみると、ホームページに書かれているような会社でもなく、面接で聞いていたような会社でもなくギャップの大きさにやられました。
また、面接で聞いていた配属の部署、ジョブローテーダーで体験した部署とは全然違う部署に配属されわけもわからず、コワモテの上司に怯えながら、心がどんどんやられていきました。
理由もわからず会社に行くのが嫌になり、理由もわからず涙が止まらなくなるそんな日々が続きました。「もう人生の楽しさがわからなくなり、こんなはずじゃなかった。就活の時にもっと頑張っていたら。いや、自分がもっと素敵な人間であれば、こんな人生を選ぶこともなかったんだ。私はまた間違えたんだ。全部全部やり直したい」そんな気持ちを抱えて日々の生活に笑顔がなくなっていきました。
私は自分を変えたかった。どんなに辛くても生きなければならないならこのままでじゃダメだ。そういう思いから、社会人1年目の終わり頃(年明け)から転職活動を始めました。
しかし、やはりなかなかうまくはいかず、転職活動の期間はとても長引きました。そんな中やっと次の仕事が決まりそうだ!となった時、、、、、、、、、、、、、、
私はここでまた人生の選択を誤ってしまうのです。
半年前ぐらいに会社を辞めた2個上の先輩に辞めることを相談していたところ、辞める前に人事の人に一旦相談した方がいいとアドバイスをもらったのです。
そんなアドバイイスを信じて人事の方に相談したところ、その話は一気に私の上司、取締役まで広まり、呼び出され、辞めることができなくなりました。それどころか上司たちの私への評価はダダ下がり。どんな顔して会社に行けばいいのか、周りからどんな風に見られてるのか、どんな感情で仕事を振ってきてるのか、毎日苦しい日々が続きました。
とりあえず365日頑張ろうと歩み始めた社会人2年目の春。こんなに負の連続が続くものなのか、前世は殺人でも犯したのか?と思うぐらい神様を恨みました。毎日心を殺し通いました。
そして1年が経ち、、、
ゴールデンウィークに友人たちに会い、
みんなの話を聞いていたら、
ふと、こんなところで自分何やってるんだろう、
プライベートも心から楽しめなくなっている自分が嫌だ。どうにかして変わりたい。そう思い、再度転職活動をすることを決意しました。
今度こそ次の会社が決まるまでは絶対誰にも言わず、転職活動してる雰囲気も出さないでおこうと心に誓い、必死に頑張りました。
この1年で、仕事としてはいろんなことに携わらせてもらい、いろんな知識を得ながら頑張ってきたので1年目よりも転職活動がスムーズに進むと思っていました。
しかし、やはり社会人2年目。希望の会社に受かることはなかなか難しく、難航しました。
そんな時、転職活動を始めてすぐぐらいに応募した興味があった会社の選考がどんどん進んでいき、選考が長すぎて少し諦めかけていたのですが、転職活動をし始めてから3ヶ月後、ついに希望の会社に合格することができたのです。
やっと神様が私に力をくれたんだと思い、
努力は報われると再度思った瞬間でした。
とっても長いエピソードになりましたが、
総じて私がお伝えしたいことは、
努力はいつか報われる。
そして成功した人は必ず努力している。ということです。
努力が必ず報われるとは言い切れませんが、どこかでいいことがあるはずですし、成功した人は必ず努力をしています。
今人生に苦しんでる方、人生を諦めないでほしい。
どうにかしてやり直す方法があるはずだから。
今の環境が嫌なら逃げ出してしまえばいい。逃げ出して新しい人生をスタートさせて1から頑張ってみませんか?
これからも生きている限り、たくさんの人生の選択肢に出会うと思います。その度に正解が何かに苦しむと思います。しかし、それもまた人生の醍醐味です。選択肢を間違えてしまったとしても、自分がいいと思える選択ができるまで、ゆっくり頑張ればいいと私は思います。
一緒に人生を頑張って生きてみませんか?