70代母の引っ越しを手伝う①
私の母は74歳。父はずいぶん前に他界したので、2DKの団地にひとりで暮らしています。ひとりで暮らすには充分な広さですが、数ヶ月後に妹夫婦の近くのマンションに引っ越すことが決まりました。
妹夫婦はマンションを2つ所有していて(ずっと賃貸住まいの私には分からない状況)今は住んでないほうのマンションに「お母さん、ここに住んでいいよ」と言われていたのですが「今のままでいい」とずっと断ってきました。しかし母に心境の変化があったようで、最近になり引っ越しを決意したのです。人の気持ちなので、どのようなことがあったのかは省きますが、いろいろあったようです。
引っ越しまであと2ヶ月。少しずつ準備を進めている母ですが、大きなものや上の方にしまったものなどは、私が手伝いに行くことにしました。
今日は外にある物置の片付け。
母がここを開けることはほとんどないそうなので、きっとここにあるのは今後も必要ないもの。でも私は中身を確認せず、箱ごと、袋ごと、捨てるようなことはしません。捨てるにしても自治体のやり方で分別(プラスチック、金属とか)をしたいんです。
まずは、母が気になるものから片付けをスタートです!一番処分に困っていたのは造花の数々。
○○さんにいただいた、お祝いにいただいた、とか思い出があるもの。透明のケースに入れて長年飾り、今もそれを覚えているならじゅうぶん役目を果たしたのではないでしょうか。埃まみれのケースから出して並べてもらい、記念写真を撮りました。ひとつだけ新居へ持っていき、あとは捨てることで納得。数ある中から母が選んだのは、、、タイトルの写真の花。○○さんからもらったからではなく「これが一番きれい」という理由で選びました。どうやら今の気持ちを優先して、思い出を引きずるタイプではないようです😆
細々したゴミの分別をしていると、あることに気がつきました。物置に入っているものは、どれも
母のものではない
もらったものと、人のものばかり。
お掃除グッズ、DIYグッズ、収納カゴ、加湿器は「便利だから使って〜」と、もらったけど母には合わず使わなかったものだし、
携帯電話、パソコン、鍵の束、腕時計、フローリングの木材、充電コードは、他界した父と嫁いだ娘(私の妹)のもの。
人のものだから捨てるに捨てられず、とりあえず入れていたようです。母が捨てられないのであれば、私が捨てます。面倒ですが、分けて分けて、、、物置は粗大ゴミ置き場にしておきます。
母が必要だったのは
ひとつの造花と、使いかけの蚊取り線香。
え?もう11月だよ。
1年じゃ使い切れない大容量なんだけどこんなに要る?😆とは言いません。
自分で買ったんだもん、ね。
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