【総主観注意報】私が絵を辞めて画像生成AIを始めた理由(絵師様の苦労を知ってるタイプの人が書いた記事)/最後に補足
このフクロウ。私が描きました。
出力ではありません描きました。
ですが、絵は。
もうやりたくねーよ(´^p^`)
いやね、理由はね。絵師様を馬鹿にする訳ではなくてですね。
SNSや周りの友人に見せると「凄い!これも描いて!あれも描いて!」ってせがまれるんですよ。
しかもね、困った事に。
当時の私は「断る」という選択肢を選ぶのが苦手すぎた子だった
という感じだったんですよ……。
自分で絵を描ける元元元恋人にも「このキャラクター描いて」って何度も言われたりもしました。
母親に虐待されてて精神的に追い詰められてた時にも、母屋にいた実の父親からも「〇〇ってキャラクター描いて」って言われて描きました。
美術部部長だった時にね。
私を可愛がってたおばあちゃんが中3の頃(※)に亡くなって、50日ぐらい涙が止まらなかった時期にも別方向から同時に3つの依頼が来やがったんです。その時に、断れなかった私は泣きながら納品作業に取り掛かった作品もありました。内容は以下の通り。
(※私の記憶が疎らになって消えかけてるのは高校時代。高1の記憶は夏休みに抱いた1つの感情しかもう無い)
「文化祭の黒板アート描いて」
Byクラスメイト
「委員会のポスター描いてくれ」
(これは泣きながら家で描いた)
Byクラスメイト
「美術部勧誘のポスターとか作品とか作って」
(部長だったので後輩心配させたくなくて、トイレに引きこもって1人で泣いていた記憶有り)
By部活顧問
ふざけんなァァァァァァ💢💢
知るかボケ!!!!!!
自分の精神状態の流れや行動パターンをある程度把握してる大人なら兎も角、自分の感情もあまり理解出来てないような15歳程度の幼子にそんな作業やらせんなよ、代理人立てろやコンチクショーーー!!!!脊髄反射で抱いた「コイツに頼んでおけば間違いなし」というクソみたいな思考捨てろクソ共が誰か描けえええええええええ💢💢💢💢💢💢💢💢
虐待親(母親)に育てられた私に唯一優しくしてくれたおばあちゃんという身内の死を始めて体験して精神的に参ってる奴に、頼むなよ!!!!!!!クソッタレがァァァァ!!!!!!!!!文化祭シーズンだからと言ってやっていい事と悪い事あるだろクソクラスメイト共ぉぉぉア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙💢💢💢💢💢💢💢💢💢
ゼェ…ゼェ……ゼェ……………
正直言って「絵を依頼」という文化は私には合わない、他の人に頼んでくれ案件ですよ。
それでね、AIという技術がやってきた時にね。
私はAIに向かって長文をブチ込んだ後に、とても感動しました。
コイツ、私の理想を再現する能力高けぇな。
って思った訳ですよ。
しかも高画質じゃねーか。
もう私は誰かの為に身と時間削って描かなくて良くて「それってAIで出力すれば良いんじゃね?」って依頼してきた野郎共に言って突っぱねれば良くね?
という思考があった訳ですよ。もう神様がやって来た感じがしました、だって依頼されても「AIにやってもらえば?」って提案すれば良いんだもん私にとって最高ですよホンマに。
AIってね、嫌われてるけど。
嫌われてるけど…炎上するかもしれんけどこのノート…
疲れ果てた私にとっては、救世主だったんです。
6/10記入
本当に無理な時は他の生成師様に回すことに決めました
補足(2024年6月6日記入)
このnoteも多くの人に読まれるようになりましたので、補足を入れたいと思います。
まず、このnoteは私の主観でしかありません。
全ての依頼される側の人が私と同じ意見ではありません。「依頼が好き!」「依頼されるのが楽しい!」と思える人は居ます。私はAIを使っていながらも、その人達の考えや価値観を否定したくないです。それはここに書き示しておきます。
私は現在、有償依頼を引き受けています。
現在でも、私のTwitterの固定ツイート(見つけた方は知ってるかも)に載せている通り「どうしても自分に頼みたい人しか募集しない」という意味で、有償依頼という形をAIで取らせてもらっています。そして、私は母親からの虐待もあり、実家から逃げるように別所に来たので「生活費より上乗せされた娯楽費と思えば良い。貯金も必要だし。」という考えで「どうしても私に依頼したい」という欲求を叶えられるように、自分でマインドセットを行っています。
成人にもなったので、過去の自分よりは「依頼の上手な受け取り方」を考えて動いているとは思います。断り方ではなく、受け取り方にフォーカスしました。あの時の自分のような無茶な行動は避ける。そして、私に何かを望む人達の思いを無碍に扱わない選択肢を、選んできたと自負しています。
「どうせ依頼を断る罪悪感が未だにあるなら、引き受けてしまえば良いじゃない。その代わり、ハードルを上げるような条件付きでやれば良い。」
これが私の出した結論でした。
AIでお金を稼ぐというのは、世間様から見たらマイナスでしょうが、どうしてもこの人に作品を作ってもらいたいという相手からの欲求は私には消せません。そして、その思いを断るのは罪悪感が未だにあります。
何故絵ではなくAIはOKかというと。
「時間をかける作業をしなくても相手を満足させられるから」です。
これは賛否両論だと思います。
反発を食らうかもしれませんが、無理もありません。主観でしかない言葉を、全ての人に受け止めてもらおうとは思っていませんし、考えが違う人に強制しようとも思いません。
特に、絵というものはかなり時間がかかります。私にとって、手で描くというのはそれに対して全集中しないといけませんでしたし「悩みがあって自分の表現したいもの以外を頼まれる状態」の時に「自分の悩み以外の事に時間をかけて描く」のは、私にとって辛いことでした。
長いこと紙とペンに向き合っていると、自分の辛い苦しいが「色や線」などを通して入ってきます。私はAIでさえも自分の感情が作品に投影されるのに、手描きだと尚のこと感情が入ります。
AIのように「今この瞬間を投影する作業」ではなく、絵というものは私にとって、長い時間作品と向き合う作業ということです。
絵に関して。長い時間ひとつの作品と対話をしています。自分の思いをぶつけます。その時に、感情が入ると積もりに積もった感情が作品に入る感じがします。
AIも刹那的な、そして過去に積み重なったものが私は入る感じがしますが、絵は「作品と向き合った時間が全て作品に取り込まれる」と思っています。
(※改めて注意、個人的主観です)
つまり、AIよりも「相手の理想を引き出すタイプの依頼」には向いていません。
何故なら「自分の感情」が大量に詰め込まれるので。(※改めて注意、個人的主観です)
今でもまだ未熟ゆえに、悩みも分からない事も沢山ある状態です。
「この人に作品を作ってほしい」という、私には絶対に消せない欲求を「お金」という形で【頼む事そのものに対してのハードルを上げる】という事を行い、なんとか「依頼/リクエスト」の量を減らしつつ、現在「表現の世界」になんとか踏みとどまってる状態になっています。
そして、noteを読んで何か思うような事があれば、どうか私に教えてください。
絵師も好きで、AIも好きな私は、誰かが涙を流すような亀裂はなるべく避けたいと考えています。それを避けられるような案を、一緒に考えてほしいです。よろしくお願いします。
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