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適応障害とわたし@2020/5/21

昨日も曇り。今日も曇り。
この前まで遮光カーテンを閉めきってても、温かな太陽の光が部屋にかすかに差し込んでいた。おかげでベッドから起きた後、窓辺での日光浴が心地よくて幸せだった。
なのに、ここ3、4日はずーっと曇り空か雨の日ばかり。羽毛布団から抜け出せないほどの寒さ。おかげで二度寝癖がまたついてしまい、いつもより遅く起きてしまった。今日は仕事の日なのに。

朝のストレッチをしてもなかなか体が暖かくならない。プロテインを飲む前に、急いで薄手のタートルネックシャツとワンピース、ルームパンツと靴下(2枚重ね)に着替える。
朝食のプロテインを飲んだ後、あまりにも自室が寒すぎるのでエアコンを入れることにした。どこの部屋に行っても寒すぎて凍えそう。
なんだか仕事もスムーズに進まなさそうだと不安に思いながら、朝のzoom会議が始まるのを待った。

嫌な予感とは、たいてい当たるものだ。
案の定、今日の仕事は今までで最悪で憂鬱で泣きたくて、どうにかなってしまいそうだった。
というのも、資料作成中に後輩から違う案件の作業依頼を受けた。あーーーもう、やっと一つの作業に集中できると思ったのに!だが、上司命令なので断ることは不可能。やれやれと思いつつ、資料作りを後回しにして引き受けた。
引き受けた仕事は、修正を加えたシステムの動作確認。2つの処理が正常に機能するかチェックするだけなので、すぐ終わるとタカを括っていた。
だが、何度やっても異常終了ばかり。きちんとテストしてるのに思い通りの結果が返ってこない。
バグなんじゃないの?そう思って後輩に結果報告のチャットを投げる。すると、それはおかしいと返ってきた。いやそれ、わたしのセリフなんだけど。

急きょ、上司を交えて相談会を開く。
最初にわたしが状況を説明した。すると、すかさず上司から「待った」がかかった。どうやらテストのやり方が好ましくなかったらしい。なので、しばらく上司からテストの仕方について指南を受けた。最後に「暗黙のルールだからね」と言われて、正直イラッときた。現場に長い間出ていた人間が自社のルールなんか知るか。
「それはどうもすいませんでした」と文句を言いたいのを抑えて、状況説明を再度おこなった。すると、後輩から「申し訳ありませんwwwわたしの反映ミスですwww」との声が。どうやらわたしが動作確認していた環境に修正を反映できていなかったらしい。そりゃ何度テストしても正常に動作しないはずだ。
とりあえず、開発アプリからブラウザを起動させて動作確認してくれ、という後輩の依頼で相談会は終了。

は?何それ?反映できてないなら反映すりゃいいだけの話じゃん。
だが、そんな言葉は後輩に口が裂けても言えない。だから全く触ったことのない開発アプリを開き、何とか自力でブラウザ起動させようと努めた。
ここで午前中の作業が終了。作りかけの資料は1枚しか作成できなかったし、いきなり昼休み後からすぐに違う案件のミーティング参加が決まった。

午前中になんにも成果を上げられなかったことと、今までの自分のやり方が否定されたことで、どっと心に疲労感と過度なストレスに襲われた。当然、食欲なんてわかなかった。だから少しでも体を休めたかったのと、社用PCの画面を見たくなくてベッドに潜り込んだ。
心がモヤモヤ感でいっぱいになり、脳内は上司の困った顔や声がリフレインする。もう嫌だ。そう思いながら目を閉じて昼休みが終わるまで布団の中でうずくまっていた。

目を覚ましてスマホを見ると13:01。やばい、完全に寝てしまっていた。ベッドから跳ね起きて急いで「再開します」とチャットで宣言する。ギリギリセーフ。
少しして、急に入った打ち合わせに参加する。この案件、本当にわたし必要なの?と思いつつ説明を聞く。もちろん、マイクはミュートにしっぱなし。たまに質問が飛んできた時だけ返事する。案件の内容はまったく分からないし、質問しようにもするほどの知識さえない。
結局、打ち合わせはボロボロだった。先輩社員の通信状況が悪すぎて、まったく画面が参加者に共有されなくなってしまった。おかげで打ち合わせ不可能に。なので今日の打ち合わせは後日あらためて実施することで終了。13:10に始まった打ち合わせが14:30までかかり、わたしの仕事時間はのこり30分を切った(テレワーク中は9:00〜15:00がわたしの業務時間)。

改めて開発アプリからのブラウザ起動を試みる。だが、初めて触れるアプリなので勝手が分からない。Googleで検索してもブラウザは一向に起ち上がる気配がない。
もう埒があかないので後輩に助けを求めた。
すぐに後輩から通話チャットの招待がきたので、通話に参加する。
それからは地獄だった。PCが変わったことでインストールすべきファイルがすべて吹っ飛んでいたので、後輩に指示を受けながら必須ファイルを入れ直す。ファイルが入れ終わったら、次はアプリの操作説明。後輩の指示にしたがってマウスを動かし、操作を進める。この時点でわたしは「完全に先輩と後輩が逆転してるな」と思った。情けなさすぎる。でも知識があるのは圧倒的に後輩のほうだから仕方ない。

だが、後輩の指示にしたがってもブラウザは起動されない。後輩はエラー文を見ながら「このエラー見たことないなぁ…」と呟きながら調査する。その間、わたしは沈黙したまま、真っ赤なエラー文を睨みつける。
時刻はすでに16:00過ぎ。完全に業務終了時間を過ぎてる。
しばらくお互いだんまり状態になった後、後輩もお手上げ状態になってしまった。もう八方塞がり。
結果、わたしの方で再度アプリからファイルを読み込み直し、後輩から受けた指示を改めて試してみることになった。後輩の「お願いします!困ったらまた呼んでください!」の言葉に「長々と申し訳ありませんでした」と謝り、通話を終えた。
ハァー…とため息をつき、顔をあげたら泣きそうな顔をした自分の顔がPCに映っていた。

その後、ファイルをアプリに入れ直して後輩から受けた指示を再現してみたが、結局エラー文は消えないしブラウザ起動もできなかった。
その瞬間、わたしの集中力はプツンッと音を立てて切れた。もうダメだ。今日はもう作業できない。頭がぐわんぐわんする。画面を見る目の焦点が合わない。
さすがに危機感を覚えたので、すぐに今日の仕事を切り上げた。チャットに先に失礼する旨を伝え、次々と開いていたブラウザを閉じまくる。迷わずPCをシャットダウンさせ、ブルーライトカットメガネを机に放り投げた。
こうなったら人間、逃げるが勝ちなのだ。

もう頭も体がクタクタ。ベッドに四肢を投げ出す。
昼ご飯を食べてないから胃がキュ〜っと悲鳴を上げる。もはや胃痛まで襲ってきたので、台所からくすねてきたドライクランベリーを一気食いした。でも胃は大して満たされなかったし、さらに憂鬱感と不安感が増しただけだった。

おそらく明日の朝の会議で深掘りされるだろうな。「なんも進んでないじゃん」って呆れられるだろうな。また関係ない社員たちに「やっぱり使えないヤツだな」って思われるんだろうな。
いいよ、好き勝手に罵倒しやがれ。あなた達の目にはそう映ってるんでしょ?だったらわたしだって否定しないよ。そこまで食ってかかったりするほど、わたしは強くできてないから。

明日も雨、明後日も雨。
あーあ、土曜日はネイルに行く日だし、待ちに待ったラジオ初放送の日なのに。
ラジオが始まるまでに、少し元気が取り戻せてるといいなぁ。

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