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【Footballの話】【#ゲームレビュー】サカつく'04リプレイ(その3 5年目)
(その2 3年目~4年目)はこちら
5年目(J1)前半
5年めのシーズン前半。
立ち上がりは勝ったり負けたりで、4勝2敗3分の平凡な成績。
そこから2連敗して4敗となり、優勝は絶望的になる。なので、真ん中よりは上にいればいいと、目標を切り替える。
そのときトップに立っていたのは、なんとライバルチームのオイリス(自動で作られる架空のチーム)である。
「オイリス国立」は開幕から6連勝して首位を独走していたが、徐々にペースを下げてきた。
優勝はないと思われていたR.町田だが、しかし終盤に3連勝して盛り上がる。
そして気がつくと、優勝争いはまれに見る大混戦となっていた。14節終了時点での順位は次の通りである。
1位 磐田 勝点25 8勝 5敗1分 得点23 失点15 (+8)
2位 オイリス国立 勝点25 7勝 3敗4分 得点22 失点19 (+3)
3位 R.町田 勝点24 7勝 4敗3分 得点29 失点18 (+11)
4位 G大阪 勝点24 7勝 4敗3分 得点21 失点16 (+5)
5位 市原 勝点23 7勝 5敗2分 得点18 失点16 (+2)
6位 鹿島 勝点23 7勝 5敗2分 得点18 失点18 (0)
そして最終節は、奇跡的に上位のどのチームも直接対決がない。
せめて人事を尽くして天命を待とうと思い、きっちり勝って4連勝で1stステージを締めくくった。
さて、第15節の結果は…
清水 2-1 磐田
鹿島 1-0 仙台
横浜FM 2-0 C大阪
市原 1-1 FC東京
柏 0-2 G大阪
国立 0-2 浦和
神戸 0-2 名古屋
東京V 0-1 R.町田
順位が上のジュビロ磐田とオイリス国立が負けたため、なんと劇的な逆転優勝である。
1位↑ R.町田 勝点27 8勝 4敗3分 得点30 失点18 (+12)
2位↑ G大阪 勝点27 8勝 4敗3分 得点23 失点16 (+7)
3位↑ 鹿島 勝点26 8勝 5敗2分 得点19 失点18 (+1)
4位↓ 磐田 勝点25 8勝 6敗1分 得点24 失点17 (+7)
5位↓ オイリス国立 勝点25 7勝 4敗4分 得点22 失点21 (+1)
6位↓ 市原 勝点24 7勝 4敗4分 得点19 失点17 (+2)
結果的には、ライバルチームのオイリスを直接対決で叩いたのが最後に生きた形となった。
オイリスの失点が多いのは、R.町田が4-0でボコボコにしたからである。
そして最後には得失点差勝負になったのだから、その試合が大きかった。
余談ながら、最後に驚くべきことを発見した。
6月は1試合しかないのでその1試合だけで月間MVPを決めるのはそもそもどうかと思うが、その6月のMVPを獲得した選手が驚きである。
FC東京FWイブラヒモビッチ??
そう、EURO2004のイタリア戦でのミラクルゴールで一躍有名になった、
スウェーデン代表の若きファンタジスタのことである。
顔もそっくり。そんなヤツ連れてくるな!!
自分のクラブが大物選手を取ると他のクラブにも大物選手が入るゲームだとは聞いているが、しかしまだ町田にはそんな大物はいないし…
もしかしてスカウトがロナルト・デムール(*1)を探してリストアップしたから?
でも入団したわけじゃないのに…!
(*1)元オランダ代表ロナルド・デ・ブールがモデルの外国籍選手
5年目(J1)後半
5年めのシーズン後半も、劇的な展開となった。
2ndステージの序盤は、1stステージ後半の勢いを維持して快調に首位を走る。
そこに1stステージ2位のガンバ大阪もぴったり追ってきて、マッチレースになる。
そして町田が下位相手に取りこぼしてしまい、ついに13節終了時には首位の座を明け渡した。
1位 G大阪 勝点30 9勝 1敗3分 得点22 失点 6 (+16)
2位 R.町田 勝点29 9勝 2敗2分 得点31 失点18 (+13)
しかし残り試合は、ガンバは鹿島、柏なのに対して、町田はオイリス、東京Vと楽な相手。
そしてまたもオイリスを6-0でボコボコにすると、ガンバが鹿島に1-2で敗れたため、再逆転に成功した。
1位↑ R.町田 勝点32 10勝 2敗2分 得点37 失点18 (+19)
2位↓ G大阪 勝点30 9勝 2敗3分 得点23 失点 8 (+15)
さて、これで降格の決まっている最下位東京Vに勝てば前後期完全制覇となるわけだが。
神のいたずらか、なんとここで1-2で敗れてしまう。つまり再々逆転。
1位↑ G大阪 勝点33 10勝 2敗3分 得点24 失点 8 (+16)
2位↓ R.町田 勝点32 10勝 3敗2分 得点38 失点20 (+18)
この年、まさにガンバは因縁の相手となった。この直前にも、Jリーグカップ(*2)の準決勝で当たって負けている。
(*2)ヤマザキナビスコカップに相当する架空のカップ戦
さて、文字通り雌雄を決するチャンピオンシップ。
第1戦はホームで点の取り合いとなり、後半ロスタイムにセットプレーを決められて2-3で落としてしまう。
しかし第2戦では、年間18点で得点王になったエマーリロ(*3)が大爆発して4得点。
5-0で文字通りにガンバを粉砕して、5年めにして念願のJリーグ制覇を成し遂げた。
(*3)前回の記事をご覧ください
エンドクレジットが流れる。しかしこれはただの一区切りであり、ゲームは限りなく続く。
そして、レアル町田の優勝を妬んだのか、オイリスにさらにイベントが起きてすごい選手を…?
ちなみに暮れの天皇杯では2回戦で因縁のガンバと当たり、死力を尽くして破ったのだが、そのあと準決勝で浦和に敗れてしまった。
おわりに
ここでリプレイ記事は終わっていました。
ここまでくればすでにクラブ運営は軌道に乗っていて、伸びしろの多い若い選手を取っては留学に出すのが定番の攻略法でしたね。
このあとレアル町田がどうなったかは筆者自身も気になるのですが、やはり今では現実のJリーグの方がずっと面白いです。
特に川崎フロンターレは実写版のサカつくのようですし、FC今治などはもうゲームを超えちゃっているように思います。
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