佐藤4番で辛抱
15日のソフトバンク戦、阪神は5月31日のロッテ戦から4番に入っていた近本を13試合ぶりに1番に戻し4番に佐藤輝をいれた。ソフトバンクは東浜が先発、1回無死定位置に戻った近本が3塁前にゴロ、足でヒットにしたが、中野右飛、森下三振、佐藤は3-2後の6球目を右翼フェンス前に飛ばしたが右翼にとられた。
阪神の先発は直球を武器に3勝のビーズリー、岡田監督をして「才木と並ぶ両輪」と言わせているが、その裏、無死周東に2球目を中前安打、今宮の1球目に2盗に成功。2-2後ファールで粘り四球で1、2塁。栗原2球目、投前犠打で2、3塁。山川は2-2後空振りの三振に倒れたが続く近藤が1-1後の3球目を左中間に打ち込み3点を先取した。
3勝のビーズリーに関してはソフトバンクもマークしていてビーズリーの投球を分析、それによるデターが入力されたバッティングマシンで試合前室内練習場で打ち込んだ。1回のいきなり3点先取にそれが預かっていたとみて間違いない。
ソフトバンクは4回無死前日の試合1軍初安打の笹川が右翼に1軍初本塁打。これでがっくりのビーズリー、四球、右翼森下の失策もあってさらに1点失い降板、代わった富田も山川に左翼フェンス長撃のヒットでこの回3点目を取られた。
一方の阪神、2回以後5回まで毎回走者を出しが一人だけ。6回無死中野が右前安打、1死後佐藤が東浜の1球目を右中間に2塁打で1点を返したが後まとめて点が取れない。
こういう攻撃は6回で東浜が降板、7回から杉山、長谷川の中継ぎに代わっても変わらなかった。8回の中野四球、森下左前安打の無死1、2塁も佐藤左飛、前川2直、糸原の右前安打で1点返しただけだったがひところより繋がるようになって来たのは確かでその点で佐藤4番は辛抱するだけのものはある。
令和6年6月16日