祝、交流戦初優勝 楽天イーグルス週間レポートvol.2
祝、交流戦初優勝。6月10日から16日はこれしかない。9日のピリッとしなかった岸をファームへ落としたあたり、色々と巷の声を聞いているのかもしれませんが、球団創立20周年目にして、交流戦初優勝はめでたいことです。
6月11日から13日までのホーム巨人3連戦
まずは初戦。ポンセ投手が打ち込まれビハインドのまま、最終回へ。相手クローザーがピリッとしない中、逆転のシチュエーションで回してはダメな小郷選手を向けたところでジエンド。その前に替え時はあったのですが、阿部監督の意地なのか。
2戦目は初回の猛攻でゲームを決めるという理想的な展開。ほとんどのファーストストライクを仕留めた打線が見事。3戦目は巨人打線の打てなさが目立った。結果として、カードスィープに成功。
6月14日から16日までのホーム広島3連戦
ぼちぼち交流戦優勝がちらつき始めたカード頭。この試合は満塁のチャンスを作っても一向に点が取れないここ数シーズンのイーグルスそのもの。ただ、いつも違うのは早川投手の力投。味方からの援護もなく、9回無失点というのは岩隈投手、田中投手、則本投手に連なる楽天のエース。今シーズンが早川投手の本当に飛躍の年になるとは思わなかった。もっとも、苦手な夏場を凌ぎ切ってからの話ですが。
2戦目もですが、交流戦弱いと思っていた広島ですが、強かった。あと1点がとにかく遠い。が、3戦目は相手のミスに乗じて一気に3点を取り、ダメ押しの2ランで勝ちへ。このカードのみ1勝2敗で負け越し。また、1時間開始時間が遅い福岡での試合を見守るファンもいる中で、ソフトバンクが負け、交流戦優勝。
今後の展望
広島戦が残塁祭りというのが少し嫌な感じでしたが、打線は中堅どころが固まり、浅村選手が本調子まで戻ればソフトバンクにも見劣りがしない強力打線になりますね。投手陣は懸念されていた先発陣はむしろ若手も躍動しつつあり、中継ぎの運用もかなり良くなっているので、則本選手がここからどうなるかが気になるところ。
いずれにせよ、勝率5割まで戻ってリーグ戦に臨めるというのはとても大きい。