親の老い
親が神戸にきてくれて、久々にじいちゃんばあちゃん、孫と過ごす。
がしかし、
親の情報処理能力の低下に唖然で、
終始、
「え?!何で?さっきそう言ったやん」
「違う違う、こういう意味やて!」
「そっちじゃない、こっちやぉ~」
「ん?どうしてそうなった?」
「だから、今の話はこういうことね!!」「え?どういう意味?」
「あ、そういう風やと思ったってことね!」
自分の中にある前提に合わせて、情報の削除・歪曲が凄すぎて、、ビビった。
歳とったな~。後ろ姿が何だか急に歳老いてみえる。
1歳4歳の世話しながら、親の動向にも目を配り、間違った解釈を修正して親の理解を確認しつつ。。
何だか、
疲れた~
ただ、前は、それで結構イライラして、
「だから◯◯って言っとるやん?!💢」
「今説明したやん!話聞いとった?!」
「何でわからんのー!💢」
とか、言葉が強くなってたんだけど、
今回は、冷静に、
あぁ、今はこういう風に脳が働いてしまう段階にきてるんだなと。
そうである親を受け入れて。ちゃんと親にペーシング(相手の理解に合わせた説明、話し方、スピード)。
ちゃんと親の話を聞いたら、
色々複雑に考えすぎてるからこそ、こんなにややこしい情報処理の仕方なんだなと、思ったし、自分にはない親の賢さも再実感。
そう思った時に、
私も立場が逆転して、人に対し同じように感じさせてることあるんだろうな。
私よりずっと、頭の回転が早い人、理解がずっと深い人、処理能力が高い人や私と違う常識の人、違う世界観の人からは、
「この人ズレてるな」を感じさせ、そのズレに合わせた対応をしてもらっている瞬間があるのだろう。
今まで、自分のペースや常識、感覚で物を言ってきた自分を反省したし、もっともっと、人とwin-winで繋がれる自分になっていきたいと思いました。
なんだかんだ楽しかった週末。お父さんお母さんにも感謝だわ。80近くになって遥々神戸まで。遠出はしんどかったやろうに。元気でいてよ。