うつ病の辛さ
私はうつ病で休職していた。私が感じた症状の辛さをランク付けしてみる。
1.楽しかったことが楽しくなくなった
2.音や光が3倍に感じる
3.視覚情報が処理しきれなくてしんどい
4.人と話すのがしんどい
5.いつになったら
職場に戻れるのかという不安
6.死にたい。けど迷惑はかけたくない。
7.心の病気になった事実への失望
8.周りにどう思われているかという意識
9.今までのキャリアが
無駄になったという思い込み
10.親に理解してもらえない悲しみ
11.未来に希望を持てない
12.休職してる自分に対するご近所の目
13.減っていく貯金
14.友達からLINEが来ること
15.自殺を心配した母が会いに来ること
ざっとあげるだけでも15個出てきた。
1番辛かったことは、楽しかったことが楽しくなくなったことだ。
生きる意味も、生きる希望も、楽しみも何もなくなってしまった。
今まで楽しみに買ってたハーデンダッツも、美味しく感じなくなって 一口食べて捨ててしまった。
大好きだった曲もただの雑音になった。
2番目に辛かったのは
視覚過敏と聴覚過敏だ。
ずっと、国語辞書の暗記をしているみたいだった。眩しくて、頭がしんどくてスマホの画面さえ見れなかった。
静かで暗い部屋で横になって、ずっと壁を見ていた。それでもしんどくて、死んでしまいたくて、悲しくて泣いていた。
どうやったら迷惑をかけずに死ねるか、ずっと考えていた。
人の声が大きく聞こえて、必死で聞いても理解が難しくて とても疲れた。
家族と会うことさえしんどかった。母が訪ねてきても居留守を使った。
そして、今でも全快ではない。
文章を上手く作れなくなったし、流暢に喋れなくなった。
今だって、どう締め括ったらいいのか分からなくなっている。
とりあえず今、私は生きている。
サイゼリアのティラミスが美味しい。
ボロボロでも傷だらけでも生きている。それでいいじゃないか。そう思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?