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「読む・書く・所有する」次の時代のインターネットの形(クリス・ディクソンの「Read Write Own」を読んだので要約する)

こんにちは!今回は、インターネットの進化とブロックチェーンの可能性にスポットを当てた書籍「Read Write Own: Building the Next Era of the Internet」をご紹介します。

この本は、まだ日本語版は出ていないようですが、Amazon.comで、すでにベストセラーになっていました。

今回は英語版を読んでまとめてみたので、

  • 洋書を読むのが苦手な方

  • いち早く、海外で話題のビジネストピックをインプットしておきたい方

  • 書籍を読む前にサクッと内容を把握しておきたい方

などに見ていただければと思います。


「Read Write Own」の主題

著者のクリス・ディクソンさんは、ブロックチェーンがもたらす透明性、セキュリティ、トークンエコノミーの可能性について、具体的な事例を交えて語っています。

これらの技術が、どのようにして創造的なビジネスモデルやコミュニティを育てるかについての洞察は、かなりワクワクさせられます。

これまでのインターネット文化の進化についても網羅的な内容なので、ブロックチェーンについての入門書としても良さそうです。

著者クリス・ディクソンについて

クリス・ディクソンは、2013年に入社した名高いベンチャーキャピタル会社アンドリーセン・ホロウィッツのゼネラルパートナーです。Oculus(後にFacebookに買収)、Coinbase、その他の企業に投資しています。また、Kickstarter、Pinterest、Stack Overflow、Stripeなど、現在広く使用されている製品にも早期に賭けました。ディクソンは、2018年の3億ドルから、仮想通貨とWeb3テクノロジーへの投資に専念する70億ドル以上のコミットメント資本に成長させた同社の一部門であるa16z cryptoを設立し、率いています。

Amazon.comより意訳
Amazon.com: Chris Dixon:

著者が主張したいこと

著者が一番伝えたいことは、

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5,246字

¥ 390

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