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都市の姿を残すゲーム:サルゲッチュ
○です。
サルゲッチュというゲームを知っていますか?
このゲームは、Sony computer entertainmentより発売されたシリーズです。
ピポヘルというヘルメットを被ったことにより頭が良くなった通称ピポサルを、網で捕まえるというなんとも斬新なアイデアで一躍有名になったゲームです。
最近は新作が発売されていないことから、懐かしいって思う方や、知らない人もいるかもしれません。
ほぼ全てのシリーズにおいて、架空のステージが舞台なのですが、4作目の舞台として、東京が使われています。
新宿やら東京テレポートやらが実際出てくるのですが、以外と細部まで細かく街並みが再現されています。
シリーズ4作目であるサルゲッチュミリオンモンキーズは、2006年発売のタイトル。つまり、2006年の東京の街並みが再現されているのです。
こちらの画面をみてみましょう。
出典:サルゲッチュミリオンモンキーズPlayStation2 the Best
東京を歩く人にとっては、見覚えのある風景かもしれません。
ここは新宿駅東南口改札を出た場所です。
このステージは、新宿駅東南口改札から始まり、東口に向かうまでの道の途中のルミネ前で終わります。
よく見るとFlagsのGAPであったり、グリンピース新宿本店が完全再現されています。これらは今でも新宿の東南口にあります。
現在は、このあたりにアジアンテイストがおしゃれなカフェであるサナギがあります。画像からはその場所に当時何があったのか確認することができないのが残念です。
サナギは、2006年にはないはずなので、このサルゲッチュから当時なにがそこにあったか知ることができるはずです。
こんな風に、昔プレイしていた時とは違った視点でプレイしてみることで、都市の変遷を追ってみたいなあって最近思いました。
それにしても街は2006年のままなのに、武装した頭のいいサルが都市を蹂躙している姿は、なんとも過去と未来がぐちゃぐちゃに入り混じった世界でなんだか不思議な気持ちになります。
このゲームを昔プレイしてから約15年。だいぶ視点が変わったなあってしみじみと思うのでした。