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美しいもの

◯です。
最近、僕自身の好みを考えることが増えてきました。

自分はどんなものに惹かれるのだろう?
自分はこれの何が好きなんだろう?
他の人はそこまで響いていないのに、自分はなぜこんなにも響くのだろう?

こういったことをぐるぐると思考していく中、好きなもの・ことの中に自分なりの美しさを見出していると気付きました。

例えば僕が大好きなピクミン2。
このゲームには、価値観の美しさを感じています。
普段人が捨ててしまうものを「お宝」という概念で表現する価値観は、ゲームの趣旨とはいえ、子供の頃にガラクタを「お宝」と呼んでいたことを思い出します。
このような設定にノスタルジーを感じ、大切なことを思い出させてくれるこのゲームは大切な作品です。

もう一つ。銀河鉄道の夜も大好きです。
秀逸な言葉選びからなる、ジョバンニとカムパネルラの織りなす最期の二人旅は、死への寂しさや周りのかけがえのないものを大切にしようという気持ちを再確認させてくれます。
蠍の火からなる自己犠牲のくだりも、僕自身がどう生きようかを考えるきっかけにもなってきます。

こうなると美しさの根源がだいたい固まってくるのですが、僕自身「郷愁」と「死生観」を大切にしていることがわかるのです。

この二つは僕が生きていく上でとても大切にしていることであり、その観点が様々な事象に美しさという彩りを加え、僕に魅力的に見せてくれるのだと思っています。

好みを考えるようになったのは、そんな2つの要素以外にも、僕自身の中で大切にしたいと思っている何かがあるのではないか?と考えた次第です。
なんで好きなのだろう?を突き詰めていくことは、僕の知らない僕がいるのかもしれないワクワク感を与えてくれます。

好きなものには美しさがあり、美しさの中には根源がある。
それらを探求するために、しばらくは自分自身の冒険をしてみます。

アウトプットの指針が決まったところで、ちょっとずつnoteを進めていきましょうかね〜

余談:サムネは或る夏の江之浦測候所の風景。美しいでしょ?



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