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【後編】総合的なマネジメント能力が身につくスクールマネージャーの仕事とは

株式会社日本教育協会は、一都三県を中心に代々木個別指導学院という塾を運営しています。今回は各校舎を運営するスクールマネージャーの仕事内容をテーマとして、相模大野校のリーダーの矢外さんにお話を伺いました。

取材後編ではスクールマネージャーに必要な2つのスキルと、この仕事だからこそ身につくスキル、そして日本教育協会の将来性や魅力について掘り下げました。

人物紹介|矢外聖士朗
新卒で都市銀行の融資事務、営業を経験して2020年11月に日本教育協会に入社。相模大野校のスクールマネージャー・リーダーを務める。プライベートでは美味しい居酒屋探しやサウナ・旅行を楽しんでいる。

【前編はこちら】



毎日がドラマの連続。相手の人生をより良くする場面に何度も関わる責任とやりがい

ー取材前編では、スクールマネージャーの仕事内容や1日の流れを詳しくお伺いしました。矢外リーダーが入社してから、今までに1番印象に残っているエピソードを教えていただけますか?

どの生徒さんとの関わりも印象に残っていますが、最近ではとある不登校の生徒さんが猛勉強を経て大学に合格したエピソードが心に残っています。

その生徒さんはもともと不登校で、通信制の学校に通っていました。中学生までの勉強は穴ぼこ状態で、高校3年生のときに代々木個別指導学院に入塾。入塾後、本人の意思で大学受験をすることになり、猛勉強を開始しました。

その生徒さんのためにカリキュラムを整えて、日々の声掛けを続けた結果、なんと8校中7校も合格。さらに合格発表後、その生徒さんが挨拶に来てくれて、「私の勉強のモチベーションは矢外先生でした。矢外先生に喜んでもらいたくて、辛いときも頑張れました。先生と出会えたことは私の一生の財産です」と書かれた手紙と菓子折りをプレゼントしてくれたんです。

生徒さんの中には順調に進んでいく子もいれば、波があって苦戦する子もいるため、スクールマネージャーの仕事は数多くのドラマを経験できるのが醍醐味です。生徒さんとご父母、講師アルバイトとスクールマネージャーの中で繰り広げられるドラマの後に、笑顔の生徒さんを見れる瞬間は、仕事冥利に尽きると思います。

スクールマネージャーは勉強を直接教えないのにやりがいはあるの?と思う方もいるかもしれません。ですが、スクールマネージャーだからこそ感じる責任ややりがいが必ずあります。自分が関わったことで「相手の人生がより良くなった」瞬間に何度も出会えますし、教室運営のすべての意思決定責任をもつ立場だからこそ、大きな責任をもって取り組むことができるんです。

スクールマネージャーに必要なスキル・身につくスキルとは

ー数々のドラマを経験する中で、この仕事に必要なスキルは何だと考えていますか?

スクールマネージャーの仕事は、「初対面の方とのコミュニケーション能力」「自ら考え行動する力」の2つが必要だと思います。初対面の人も含めてたくさんの方と接する仕事のため、コミュニケーション能力は絶対に大切です。

また、スクールマネージャーは良くも悪くも誰にも監視されない仕事。各校舎のスクールマネージャーは1人〜3人の少数精鋭のため、さぼろうと思えばさぼれてしまうんですよね。本配属後は校舎の全責任を負う立場となるからこそ、自ら考え動いていける力がないと太刀打ちできないと思います。

反対に言えば、この2つさえあれば誰でも挑戦できる、間口の広い仕事だと思います。教育業界の知識は研修中に学べばOKなので、安心して飛び込んできていただきたいです!

ー多くのコミュニケーションが発生する仕事と仰いましたが、具体的にどのような人と関わるのでしょうか?

スクールマネージャーの仕事では、次の人たちと関わります。

  1. 生徒さん

  2. ご父母

  3. 講師アルバイト

  4. 先輩・後輩・同僚のスクールマネージャー

  5. エリアマネージャーや社長・副社長

中心となるのは塾に通う生徒さんですが、弊社ではご父母とお話する機会も非常に多いんです。日々の生徒さんの学習状況や教室での様子をお電話で伝えるのはもちろん、「スクールマネージャーとご父母」「スクールマネージャーと生徒さんとご父母」という組み合わせで頻繁に面談を実施しています。

お仕事のご都合もあるので、「スクールマネージャーと生徒さん」の面談をした後に、内容をご父母に連携いただくケースもあり、進路指導の時期や入試シーズンには面談数が増加します。

関わる生徒数が多いため、「5月は受験生中心に進路指導をしなくちゃ」「今月はこの学年全員と面談を組もう」など優先順位をつけるのが大切ですね。

また、週3回行う地区ミーティングの際に、同地区のスクールマネージャーや地区を統括するエリアマネージャー、研修生と交流できるのは良い点だと思います。地区ミーティングでは「進路指導の注意点」「季節講習の日程や内容」といった業務連絡だけでなく、会社拡大に向けて各校舎の好事例を共有する場面も多いためです。
とくに最近は校舎の生徒募集や、校舎運営以外の本部業務の話題が多く、会社全体の課題にも関われるのがやりがいですね。

ー次に、スクールマネージャーの仕事を通して身につくスキルを教えてください

スクールマネージャーの仕事は、①コミュニケーション能力、②総合的なマネジメント能力の2つが身につくと思います。

①コミュニケーション能力

スクールマネージャーのポジションは、常に相手が何を望んでいるのかを考え、共感し、受け止めながら相手主体で行うコミュニケーション能力を養えます。私個人の体感としては、1社目の営業職のときよりも、コミュニケーション能力が磨かれていると感じます。

②総合的なマネジメント能力

総合的なマネジメント能力を高めてビジネスパーソンとして成長できるのも、スクールマネージャーならではの醍醐味です。

世の中の技術が進歩する中でキャリアを描くには、ビジネスパーソンとして「物事を考え抜く力」が重要だと思います。この力を養うには、若いうちから意思決定の回数を増やすことが必要です。

前職のような大きな組織では自分で意思決定をする機会が少なく、「与えられたことをこなす仕事」が大半を占めていました。一方、スクールマネージャーは小さな会社の社長のような立場ですから、1人で数百名の人々を統括し、若いうちから多くの意思決定機会を得ることが可能です。
たとえば「この先生と、この生徒の相性は合うかな?」「この生徒さんのカリキュラムはこんな風に変えてみよう」「今回のご父母との新規面談では、このパターンでご提案してみよう」「どうやって校舎の集客を増やせるか」など、ありとあらゆる意思決定に関わります。ここまで意思決定機会を得られる環境は多くないのではないでしょうか。

世の中には、「与えられたことをただこなす仕事」と「解決策やゴールまでの道筋を自分で考えて課題解決する仕事」に分けられます。スクールマネージャーはありとあらゆる課題に対して自分で解決策を見出し、決断をしていく仕事です。

これらの背景から、スクールマネージャーは圧倒的な数の意思決定を通して総合的なマネジメント能力を磨き、成長できる仕事だと考えています。

自分たちで会社をつくる今が一番面白い

ー本日は詳しく仕事内容やスクールマネージャーの魅力を教えていただきありがとうございました。最後に、日本教育協会の選考を受ける皆さんにメッセージをお願いします!

弊社の経営にD Capitalというファンドが加わったことで、会社拡大に向けて組織変革のフェーズに突入しています。現在、さまざまな内部プロジェクトが立ち上がりはじめているので、本部業務や有志プロジェクトにも関われるチャンスが広がっています。

組織変革の真っ只中、まだ社内が整いきっていないからこそ「自分たちで船を漕いでいる」感覚が非常に面白いですね。この手触り感を体感したい方には、ぜひ今のタイミングでご入社いただきたいと思っています。

金融業出身者の目で見ても、日本教育協会には伸びしろがあると思いますし、「D Capitalの支援がある=第三者目線でも成長に期待できる」と解釈できるはずです。

今後の成長性・安定性がありつつも、自分たちの手で組織を作っていく今のフェーズは、非常にわくわくできる環境です!拡大に向けてエンジンを切った今のタイミングで、ぜひ皆さんにもご入社いただけたら嬉しいです。

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