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ハイキュー!!と業務改善、ときどきkintone その4

 今更ですが、このnoteにはコミックスのネタバレが含まれまが、無料公開中の1~28巻を読んでから読んでいただくとバレの心配少なく読めます。スマホからジャンプ+のアプリを使うと便利ですよ!
 と思ったんですが、今回は38巻だからネタバレになっちゃいますね。原作の面白さは損なわないと思うので、お許しください。
あと全然”ときどきkintone”じゃないね。"ほぼkintone"だね。

今回のトリハダエピソードは

「”楽”じゃなく
”楽しい”を考える」
昔 クラブチームのコーチがいっっっっつも言っててさ
アレコレ「やんなさい」って言われてやるの 好きじゃなかったけど
それは こう スッと入ってきたんだよね
38巻 第335話 梟谷高校 3年 木兎(ぼくと) 光太郎 ウイングスパイカー

 全国のエースの中でも3本の指…にはギリギリ入れないけど、5本には入れるくらいの実力の持ち主(気分による好不調の波が激しいから)。そんな木兎に、昔のコーチがいっっっっつも言っていた言葉。
 業務改善の時についつい『今やってる仕事大変ですよね?kintoneで楽にしませんか?』って外からの視点で乗り込むと受け入れてもらえずに失敗するのは、この『やんなさい』って言われるのが好きじゃない。って所が大きいのじゃないかと思います。
 これはkintone hive 名古屋でのアミックスコム安藤さんの

人は『変えたくない』のではなく、『変えられたくない』

に通じるものがあると思います。

エンジニアが思うほど現場は『楽』を求めていない?

 ここで先日のkintone Café 神奈川 Vol.6の清水さんの登壇内容を参照するのですが、現場では1冊のノートをみんなで共有していたため効率が悪く見え、熱意をもって業務改善に挑んだもののと、慣れないものに対する『不安』や『恐れ』を強く感じる現場との間にギャップが出来てしまった。
 そこであきらめず『使いたくない』の理由をきちんと現場で掘り下げて、道具レベル(鉛筆・消しゴム・スタンプ)で何を使って、どうやっているかの現状を認識し、再構築し、道具を対応するボタンに1個1個丁寧に置き換えて、初めてギャップが埋まっていった。というのが前半の内容です。


『スッと入ってくる』その瞬間が、いつかある

 最近、社内でもkintoneを使った業務改善が(おかげさまで!)少しずつ進んできました。その打合せの中で、こちらの提案がその人に『スッと入っていく瞬間』があると、時々感じるようになりました。
 それは『楽になること』を推した時よりも、『本来の業務がちゃんと出来るようになる』とか、『自分の提案した内容が反映されていく所』とか、『入力したデータをきちんと活用出きるようになる』という『業務本来の楽しさ』に繋がるところが多いと感じています。
 そこに至る道はまだまだ模索中なのですが、やっていると少しずつ、すこーしずつですがわかってきた気がします。今後もkintone Caféとかhiveとか社内勉強会とか、色々な経験をして活動を進めていきます!


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