騙せなかった
カフェオレボウルをご飯に使うことは出来た。
お茶碗じゃないよって。ただの器だよって。
上手くいったので、このカフェオレボウルをストックしておこうと思った。
私は焦って慌ててものを落とすことがあるし、それで壊したりしたら、自分を猛烈に責める。
そしてもう二度と器を使えなくなる。
だからストックしておけばいいと思った。
あれ?なんか違う?でも名前は同じだ。
『S』が付いてないけど番号は同じだし…
と違和感を抱きつつも購入。
結果、違う物だった。
微妙なサイズの差
この微妙な差が受け入れられなかった。
どんなに自分に言い聞かせても、使えなかった。
ご飯じゃなくサラダでも。
手に取って使うことが出来なかった。
『ほぼ一緒』なのは『一緒』ではない。
『同じ』ではない。
別の日に『同じ』物を買ってきた。
いつか『ほぼ一緒じゃん』と、怖がっている自分を懐かしいとか頑張ってたなとか思いながら、違う器も器も使えるようになれたらいいな。
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