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【なかがわよしのの61曲カヴァー企画】「Change of the Guard」カマシ・ワシントン
用務員室のドアーがノック。応答すると、ヤンキーふたりが体育館倉庫の鍵を開けて欲しいと頼んだ。猫の声がすると言うのだ。彼らはいつもとは違い、礼儀正しくて、勘ぐる。だがヨダが鍵束を持って倉庫まで行く。襲われた時のために、モフモフの取れたモップの棒を持って来ていた。いざとなったら、角が尖ったそれで反撃する予定。
倉庫の前に行くと確かに猫の鳴き声。ヨダが扉を開けると白い子猫が弱々しくへたり込んでいた。それを見てヤンキーたちは嗚咽。昨日、いたずらをして閉じ込めたとのこと。だったら誰がここの鍵を閉めたのか、その際なぜ子猫に気づかなかったか疑問が残ったが、それを払拭するくらいヤンキーたち、号泣、ヨダまでもらい泣き。「なんでおっさんが泣くんだよ」とからかわれるように言われて、ヨダは「うっせえ」と恐怖心も忘れて、鼻水を垂らした。その深夜、ヤンキーと鍋を囲み、用務員室で酒盛り。意外にもジャズの話で盛り上がり。
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