イチロー選手の待遇から見るレジェンドへの敬意と肩書
アマチュアスポーツである陸上競技はまだまだ全体として、また各部位では「組織」や「仕組み」は出来上がっておらず、余地は大いに残されている発展途上段階です。
コーチという名称も市井の、そこそこかじっていた程度の「競技経験者」から、しっかりと運動生理学やコーチングを学んだりしてきた人、元名選手など。「コーチ」という肩書で自称でき、玉石混交となることも多い。
プロコーチとして活動する人はそれが「ビジネス」としての信頼に繋がることが多く、当然学びを止めることはないかもしれない。しかし本業を別に持つ、余暇程度でコーチをするとなるとリスクもかなり増大する。その大学のOBであるという理由だけで起用されることもしばしば。
安全に、多くの知識と引き出しを持ち、身体操作・操作に知見を持ち、アスリート並びに運動・スポーツにおいて適切な助言やフィードバックを行なえるか?
もちろん、上記の中でも運営人材と指導人材は役割が別だし、研究者もここに含まれてくるかもしれない。
今回はその中でも「名選手」の待遇と「コーチ」について扱いたい。
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