仮想通貨の行方を占う:ニュースを追いながら思考訓練
仮想通貨という言葉にあまり反応しない人も多く居られると思います。昔に流行った「地域通貨」というのがあまり盛り上がらず下火になったのを覚えている方も居られるでしょう。
今一つ盛り上がらなかった理由の一つに「地域設定が狭い」というのも大きかったように思います。人口が大きい街なら多少の効果が見込めても、その流通度と使用場所が相当大きくないと正直面倒なだけ。
ポイントなどでも店ごとの発行よりTポイントや楽天ポイントの方がなんとなく貯めやすいですよね?
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ただ今回の仮想通貨はそこはクリアしています。が、やはり普及部分に問題があるのと、どうしても法定通貨とのレートに興味が行く為、交換が生じにくいんですよね。保有するか、売買するかの方に目が行っているうちは「通貨」というより投機商品と言われても仕方がないですよね。
実際に現金ではあまり支援出来ない代りに仮想通貨を上げるね!なんて言われたことはまだ一度もありません。
もちろん、「ある」ところはあるでしょうけど、よほどの「場所」に居ないと回ってこない話なら普及はしませんよね?
★こっちのニュースは衝撃的?★
いや、でも正直なところやる可能性はありますよね?上手くいけば相当な力を持つことになるし。
とはいえあまり良い印象を持たれていない仮想通貨としては大きな普及に繋がる可能性が出てきました。誰でも発行できるのが「仮想通貨」の魅力であれば利用者が多いサービスは有利になりますよね?
今まで無料で人を集めてきた会社がその「信用」を武器に一気に仮想通貨を普及し、シェアを握ることも可能と考えられます。ある一定のインフルエンサーが「信用の時代」と言ってきた部分がここに出現してくるかもしれません。
★金融機関が・・・★
こちらは「仮想通貨」ではなくデジタル通貨。1円=1コインだと安定感があり、上述の理屈なら授受には役立ちそう。
でも、発行元が自由に増やせないのでは?増やしつつ価値を固定って出来るのでしょうか?その辺りは専門家にお聞きしたいところ。
現状でのラインペイなどとどの程度差があるのでしょう?
★行方は?★
向かい風もまだまだ強いです。
こうして押し合いへし合いやってること自体が「株価」にも似ていますね。
まだまだ則買いとは言える状況ではなく、実際に購入しても「遊び」の感覚でやってみるか、「買ってみた体験」をネタにする感覚の方がまだ今は健全かもしれません。
新しいテクノロジーやサービスは全てが定着するわけではありません。というよりほとんどのものは撤退を余儀なくされます。
しかし、誰かが使い始め一気に定着するものもあるのは事実。
興味を持って追っていく。その態度そのものは健全だし、お勧めしたいところですね。
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少なくとも仮想通貨とセットで語られるブロックチェーンの技術はかなり知られてきているのではないでしょうか?
新しい話題には裏に多くの用語がくっついてくるので、一つの話題から多くの情報、学びが得られるのも楽しい所。
そして、こうして話題にしてみて頭をたくさん使えるのも良い所ですよ!