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「プロ」になるためにどう向かうか?

プロとして活躍したい!活動したい!!と強く願い、向かっている人。そういう人は一体どんな目安を持ってまい進していけば良いのだろう。


そもそもプロってなんだろう?

このnoteでも再三テーマに挙げているので、既出のように感じる人も居るかもしれません。が、よくよく言葉から考えてみましょう。

こういうのは何度考え、考え直しても良いものです。そうした方が向かっていく道も見えやすいし、何度も考えることは面白く、有意義でもあります。

さて、プロはプロフェッショナルの略。プロフェッショナルと言えば、専門家やある技能に特化した人のイメージですね。


プロマラソンランナーは職業上の定義のようなもので、必ずしも日本ではトップランナーとイコールではありません。実業団選手ととんでもなく大きな差があるからプロランナーという訳ではない。じゃあ、実業団も含めてプロと言うかと言えば、大学生は?となる。

ここで分けるのは職業区分のような形で、実業団に所属せず、スポンサー等に依拠する選手を「プロ」、それ以外がアマとなっています。もしくは、フリーと同義語で使っている人も居るかもしれません。例えば「プロコーチ」など。

プロ野球の場合は昔は厳然と、日本のプロ野球選手と、メジャーリーガーを指していたような気がしますが、今は独立リーグはどうか?とやや曖昧になってきた印象。

Jリーガーなら最初から結構線引きは曖昧な感じで。

と、アスリートスポーツに関して言えばプロ=職業上の区分が大きな概念として普及している印象が了解頂けるかと思います。

実際は、相当な技能を有するで考えると、ある特定のレベルに達したプレイヤーは「プロである」と考えることも可能ですね。


「専門家」という観点で考えると・・・

技能的には高い水準で「プロ」と言えても、専門家と呼べるほどの知見や経験がなく、ただ高いパフォーマンスを実現可能という人も多く「プロ」には居ます。

知見等に重きを置くタイプのプロ(専門家系)は、指導者やトレーナーなどに多いですね。

これは例えば大学の教授に代表される「専門家」と同じように、その方面での「プロ」と言えるかもしれません。ただ、今度はその中にも玉石混交があって、昔の実績、長年の経験だけで君臨している「プロ」も居るかもしれません。

最先端の知見も理論も、状況も理解できず、己を研鑽に努めることを忘れ、教授もしない、発信もしない人。それはプロフェッショナルとは言えませんよね。


と、ここまで記述してみましたが・・・

この稿では徹底的に稼ぎなどは排除し、技能、知見、立場などで論じてきました。大雑把に2種類の「プロ」を考え、その中で見た目は該当するように見えて、該当しないかもしれない状況の人も書き出してみました。

さて、そのうえで・・・

技能にしても知見にしても、一朝一夕で育めませんし、そうそう簡単にそのプロがひしめくレベルへ到達することは難しいです。指導者の人脈や暗黙知などにしても立場さえあれば誰でも出来るわけではなく、やはり様々なスキルやノウハウ、取り組み方があります。甘く考えてはいけません。

これは机上だけで育めるものではなく、現場と両面で培うことができます。そして、そうして培ってきたものが大きな差となって、専門家と非専門の区別を明確にしていきます。

これは残酷なほど顕著で、いくら何十年と立場にあり、そこに「居て」も、全く専門家のレベルに到達できない人も幾らでも居ます。試すなら、専門家集団に飛び込んでみること。そこで話についていけるか?認知されるか?通用するか?シビアに把握してみましょう。

もし厳しいのであればまだまだ実力不足。これは何年目の人など関係なく、シビアさを持って味わい、不足すれば向上する努力をするしかありません。それでも独特の雰囲気があるもので、一瞬で存在を認められる人も居れば、全然ダメだったりもするわけで。

次に・・・

その専門家同士の会話や連帯感は共通理解、共通の土台があるからだろうと推測されます。一つにはやはり共通の知識や体験、知見などによりますし、互いを知る共通の人脈が多数横たわっていると、ネットワークに属している印象が互いに生じます。情報もその中で行きかいます。

その基盤を有せず、閃きだけで勝負するのは難しく、かつこちらの土俵に降りてきてもらうわけにもいかず、厳しい。自力でどうにかしよう、自己向上を図り追いつこうとしなければ、相手に解りやすく教示してもらったり、お付き合い頂いても、実際は全然達しえていないということも幾らでもあるということですね。

やはり、自分がそういったことを前提に学んでいく、研鑽し続けることが一番「プロ」への近道となるでしょう。

知見だけでも同じで、その専門家の言葉が解るか?研究書などを読んで理解できるか?質もそうだが、量はどうか?

そういう意味でも本は大事で、ネット等だけでは一部の分野を除き、そのプロの領域に届くものは少なく、まだまだといったところ。

本格的に「プロ」を目指すなら、やはり「プロ」に師事することもまだまだ廃れない大事な方法だと思います。


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