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中学生の教材研究をどう進め、生徒のモチベーションを高められるかを考えてみよう
加古川優考塾においていかに生徒のモチベーションを上げられるかを日々、考えています。もちろん、それぞれの生徒さんがもともと持っているモチベーションもありますが、そこからさらに通塾いただく中でどう工夫すれば、環境を作ればモチベーションを上乗せできるのではないかと考えています。
現在、通塾いただいている生徒さんにプラスになることもそうですが、さらにこれから通うことを検討される方々にとっても良い判断材料、モチベーションに繋がるようなご用意をしていきたいと考えています。
今回のnoteでは中学生の教材研究に焦点を絞ってメモ書きのように残します。加古川優考塾では小学生、中学生ともに授業コースと自習コースで募集をしています。現在、生徒募集中ですので、興味がある方は入塾申し込み、ご連絡くださいね。
以下、検討した内容です。
中学生の教材研究を効果的に進め、生徒のモチベーションを高めるには、以下の3つのステップが重要と考えられます。
1. 生徒の実態と興味・関心を把握する
* 過去のテスト結果や学習記録などを分析し、生徒の理解度や苦手分野を把握する。
* アンケートやインタビューを通して、生徒の興味・関心を把握する。
* 保護者からの情報も活用する。
2. 生徒が主体的に取り組める教材や学習方法を選ぶ
* 生徒の実態や興味・関心に合った教材を選ぶ。
* グループワークやディスカッションなど、生徒が主体的に取り組める学習方法を取り入れる。
* ICT機器などを活用し、多様な学習方法を取り入れる。
3. 具体的な目標を設定し、達成感を味わえるようにする
* 生徒一人ひとりに具体的な目標を設定する。
* 達成できた目標に対しては、しっかりと褒める。
* 学習過程を振り返り、自己評価させる。
これらのステップを踏むことで、生徒は教材に主体的に取り組み、学習モチベーションを高めていくための工夫にすることができます。さらに、以下のような工夫も検討できます。
* 課題や活動を通して、生徒が社会的な課題とつながるような学習内容にする
* 地域や大学などの外部機関と連携し、実践的な学習機会を提供する
* 生徒の成果を発表する機会を設ける
生徒は教材を通して学ぶことの意義を実感し、学習意欲を高めることができると考えます。上記の「外部」では、加古川優考塾スタッフ自体が外での活動を豊富に行っているため、そういったところの情報や断片でもお伝えしたりすることでキャリアや、外に関心を寄せるきっかけになると考えています。
以下、具体的な教材研究の進め方と、生徒のモチベーションを高める方法の例を列挙します。
国語
* 生徒が興味のあるテーマについて、新聞記事や小説などを教材として使用
* グループワークで、それぞれの意見をまとめ、発表
* ディスカッションを通して、自分の考えを深める
数学
* 身近な問題を題材とした数学パズルやゲームを取り入れる
* グループで協力して問題を解決
* ICT機器を使って、データ分析や可視化を行う
理科
* 生徒が主体的に実験や観察を行う
* 地域の環境問題などを題材とした調査研究を行う
* 科学技術に関する講演会やワークショップに参加する
社会
* 現在の社会課題について、ディスカッションや意見交換を行う
* 歴史上の人物になりきって、ロールプレイングを行う
* シミュレーションゲームを通して、社会問題を体験する
英語
* 英語圏の映画や音楽などを教材として使用
* 外国人と交流できる機会を設ける
* 英語を使ったプレゼンテーションを行う
これらの例は面白いものが多く、加古川優考塾でもアイディアとして温めているものもあれば、実際に行っているものもあります。以下のリンクより、ブログを通じた活動報告、コラムなども参考いただければと思います。
生徒の興味関心を引くことは、授業を効果的に進めるために非常に重要です。上で紹介した教材研究のポイントに加え、授業全体をより魅力的にするために、以下のような工夫も行っていきます。
導入を工夫する
・興味深い質問やエピソードで授業を始め、生徒の関心を引きつける
・動画や画像などの視覚教材を活用する
・生徒に質問を投げかけ、積極的に参加を促す
わかりやすい説明をする
・生徒の理解度に合わせた言葉遣いや例えを用いる
・図表やイラストなどを活用して、説明を視覚的にわかりやすくする
・重要ポイントを繰り返し説明する
アクティビティを取り入れる
・グループワークやディスカッションなどの協働学習を取り入れる
・ロールプレイングやゲームなどのアクティビティを取り入れる
・生徒が主体的に取り組める課題を与える
フィードバックを丁寧に行う
・生徒の理解度を確認しながら、個々に合わせた指導を行う
・良いところだけでなく、改善点も具体的に指摘する
・努力を認め、しっかりと褒める
これらの工夫は学習塾の講師としてだけでなく、講演会でもプレゼンでも、親子のコミュニケーションや宿題などのサポートでも有効だと考えます。生徒(子どもたち)が授業や自習に主体的に取り組み、学習意欲を高めることの工夫、大人が持つ心がけとしても参考になれば幸いです。
自習においても以下のような具体的な工夫の例があるのでご紹介します。
国語
生徒が好きな小説の一節を朗読し、その内容について感想を共有する
グループでオリジナルの詩や物語を作り、発表する
ニュース記事を読み解き、ディスカッションを行う
数学
身近な問題を題材としたグループワークを行い、問題解決能力を育成する
ゲームやパズルを通して、数学の概念を楽しく学ぶ
プログラミングソフトを使って、数学的な問題を解く
理科
生徒が主体的に実験や観察を行い、科学的な探究心を育む
地域の環境問題などを題材とした調査研究を行い、問題解決能力を育成する
科学館や博物館などの見学を通して、科学への興味関心を高める
社会
歴史上の人物になりきって、ロールプレイングを行う
シミュレーションゲームを通して、社会問題を体験する
地域のボランティア活動に参加し、社会貢献を実感する
英語
英語圏の映画や音楽を取り入れ、英語に触れる機会を増やす
外国人と交流できる機会を設け、英語でのコミュニケーション能力を向上させる
英語を使ったプレゼンテーションを行い、表現力を養う
これらは子どもも大人も関係なく、日頃の活動の中で、自習・独学する時に工夫できることが多いですし、子どもの体験を増やしていくために夏休みや様々な機会を作っていってあげることが大切だと思います。神屋としてはここにスポーツ体験やnoteを書くことなども加えたいですけどね。
加古川優考塾にセットで走遊Labや株式会社NOVA DEPORTAREのオンラインラーニング講座・サークル(ジュニア版)なども検討いただくことも良いかと思います。
大人の学び環境も作り出したく、株式会社NOVA DEPORTAREではオンラインラーニング講座・サークルを作り出し、環境を提供しています。また、遊び心も加えた「ちょい検」なども通じて学びを促進します。
将来的には大人の学ぶスクールも加古川で行ったり、逆にICT機器を活用した教育を小学生や中学生にも行ったり、あいだの世代になっている高校生向けの学習機会の提供も行いたいところですが、いまできることに注力することも大事なので、ニーズや様々な要素を考慮しながら活動していきます。
ICT機器を効果的に活用する
・タブレットやパソコンなどを活用し、個別の学習を進める
・インターネット上の情報や教材を活用する
・オンラインディスカッションなどのアクティビティを取り入れる
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