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アスリートは1日にして成らず

タイトルは有名な言葉をもじっただけですが。この想いは強く感じますし、根幹にあります。

何事もそうですが、特に頂点を目指すアスリート、マスターズとかではなくフリーカテゴリー(年齢)の場合は「旬」な時期というものがあります。もちろん、マスターズでもあるカテゴリーで勝負をしようと思えば、事前からトレーニング、積み重ねが必要となります。


確かに40手前でも第一線で活躍する選手も居ますが、特にマラソンランナーにおいてはそこまで積み重ね、長年活躍してきた選手のみがそういう「息の長い選手」となれるチャンスが残されます。

基本的にはある日突然、アスリートとして志、世界の頂点を目指す!というのはなかなか困難で、相当低い成功率と言わざるを得ません。


トレーニング論でも「効率の良さ」や取り組む頻度を考え直す風潮も盛んになってきました。もちろん、それは素晴らしいことですが、アスリートは一朝一夕では成らぬこと、様々なことを組み合わせ、積み重ねていくからこそ成ってくることを念頭に入れておくことが必要です。

常に、1日年中アスリートとして意識するというのは大変ですし、息抜きも休養も当然必要です。しかし、行動や無意識下では「アスリート意識」を持って行動しないと簡単に崩れるということも考えておく必要があります。

成るのは為し難いが、崩れるのは一瞬。

その辺りのバランスと自分が何者であるか?何をしようとしているのか?中心になるのは何か?

そう考えておかないと、一つの身体に色々な種類、目的の「身体」は創り上げることが出来ません。少なくともアスリートという身体はそれを中心に創らねば難しい。

志す人、長く継続する人は少しでも「崩さぬよう」、そしてちょっとでも上を目指したい人は1日でも、思い立ったが吉日と始めてみましょう。

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