5月になりました:どんな考え方で過ごしていくかを考える
なんだかんだで慌ただしい。つい先日、新年度を迎えたと思ったのですが、あっという間にゴールデンウィークに突入します。ゴールデンウィークの良いところは新年度で慣れない生活やリズムが変わり、ちょっと疲れたタイミングにひと休憩を入れるというところ。
ただデメリットには、せっかく慣れてきたのにリズムを崩してしまうというところでしょうか。明けに再びリズムを作らなければいけないという意味でやや面倒な部分もあります。長く陸上競技やランニングコーチをしてきたところでいうと、やはり3ヶ月スパンで考えたいので、4月に新入部員、新参加として入ってきても、このGWでリズムが変わってしまえば、また慣れるのに5月、6月と時間がかかってしまうということが考えられますね。それが終わるともう夏休み。この辺の感覚って結構難しかったりします。
もちろん子供達にとって休みというのは非常に大事です。中長期の休暇があることでチャレンジできることや、違う取り組みができます。また家族との時間を取れる、友達との時間を取れると意味でも大事な時間です。
その辺の方が重要だと思います。ただプロになったら別ですね。ここは生活のリズムをあまり変えずに取り組みたいところだと思います。
さて学習塾の方ではどうかと言うと、よく長期休暇は集中講習などが入ります。厳しい塾ならば合宿や強化期間ということで勉強漬けを経験する、取り組むというところもあります。陸上競技の駅伝強豪校もそういった考え方は多いです。
これも判断が難しいですが、上を目指す人には必要なことだと思います。トップアスリートを目指す人で合宿をしたことがないという人はほとんどいないと思います。少なくとも強化期間というのがあったりします。
トップアスリートや競技レベルが高い人だと数ヶ月単位での合宿ということがあったり、長期強化合宿というのが設けられたりします。それだけハードに取り組む必要がありますし、長い期間かけてトレーニングを積みます。
同じように勉強でもそういった形で取り組む必要があるというのはよくわかります。ただ、競技でもそうですが、そこまでの気力や体力がなかったり、疲れている状態で強化目的で取り組みすぎたり、厳しいトレーニング、厳しい勉強をし過ぎると余計に疲れてしまうという可能性も大いにあります。
私たち加古川優考塾は、そういった意味も込めて季節講習を強制的に行う仕組みではなく、それぞれのペースで取り組んで欲しい、チャレンジしたり、心身を休ませる期間にして頂ければと設計しています。
めちゃくちゃ勉強したい人は毎日のように自習やフルサポートコースを含めてどんどん来て勉強すれば良いと思いますし、ワークなどもどんどん購入するなり、塾にあるものを使ったりして勉強するのもありだと思います。環境はありますし、サポート体制も整えることができます。そこまでやりたいと思っていないのに、無理やりやろうとすると長続きしない可能性があります。それよりは、普段からコツコツと積み上げていく、習慣作りをする、学びの楽しさを知る、意欲を高める。
そういった取り組み方の方も必要だと考えられます。
それぞれの行き方や、志向によっても大分、取り組み方が違うと思います。マイペースを大事にするのも必要です。周りに感化され、思い切って動くこともあり。本当にそれぞれですし、同じ人によってもタイミングもあると思います。一律的にやるのは、同じ成果が得られるかと言うとそういう事はないと私は思います。
ちなみに5月は中学生にとっては年度最初の中間テストがあると思います。そちらの準備は個人にとっても、加古川優考塾にとっても大切ですね。
ランニングも頑張りたいけど、仕事も、いろんな活動も頑張りたい。
ともあれ、5月を迎えます。あっという間に季節も過ぎ、時が過ぎ、変わりゆく世間ではありますが、私たちもそういった中で、どういう風に行くか。どういう風に取り組むか。しっかりと考え、行動し続けていきたいと思います。
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