メモを取るまであと少し ~第1章~
こんにちは。nk(エヌケー)と申します。
今日からやっと本題だ!!
これからもオタクの語りはもれなく長い。(前回記事参照↓)
よろしければこちらもお願いします。
また前置きが長くなりそうな気配。
急いで本題に入っていきます。
「ロバートの元ストーカーがテレビ局員になる。~メモ少年~」
好きなテレビ番組がきっかけでこの本を手に取りました。
1ページ、2ページとめくるたびにいろいろな思いが次から次へと湧いて久しぶりに読書感想文みたいなものを書きたくなり。
この気持ちを何かしらの形に残しておきたくて、せっかく残すなら自分だけじゃなく誰かにも見てもらえる場所がいいなと。
以前からnoteに興味を持っていたけどなかなかはじめるきっかけをつかめずにいたので、これだ!と思いました。
オタクまた前置きしてない?
そろそろしんどいと思うのでここからはちゃんと本の第1章について書いていきます。
(この先はネタバレ的内容も含まれますのでお気をつけください)
興味深き幼少期
この本の第1章は著者篠田さんの幼少期について。
しかし本文を読む前に、扉に載っている作文の写真にまずやられてしまった。
幼い篠田少年が夢みた「一回は秋山さんとテレビにうつりたい」
まさにそれが叶った瞬間を、つい最近目の当たりにしたところだよ。
これはもう完全にエモの極みでしかない。目から何か出そう。
この作文を書いたとき、未来に起こる奇跡を少年はまだ知らない。
教育熱心なご家庭で育ち、英才教育を受けていた篠田少年。
テレビとゲームは合わせて週に10時間までという厳しいルールもあったとか。
この章を読みそういった生い立ちを知って、わたしは何だか腑に落ちたような気がしたのです。
篠田さんの佇まいや雰囲気からそこはかとなく感じられる育ちの良さ。
丁寧で的確な話し方や言葉の選び方など随所ににじみ出るセンスと頭の良さ。
なるほど、とオタクは深く頷きました。
小学生時代のエピソードでほほえましかったのが、休み時間は外に出ず教室で自由帳に迷路や漫画を描いていたということ。
クラスにそういう子いたよなぁ、特に男の子で迷路がやたら上手な子いたなぁ…と、とても懐かしい気持ちになりました。(あの子はどんな大人になってるだろう)
これは余談ですが。中学生になった篠田少年が限られた時間をやりくりして見ていた中に、某恋愛ドラマが入っていたのはなんだか意外だなーと勝手に思ってしまいました。
好きな俳優さんが出ていたので当時わたしも楽しみに見ていたんだけど、これがなかなか大人なドラマでして。
たまたま数か月前にサブスクで見直していて、大人になった今見ても結構ドキドキな内容でした。
(ラストの空港でスーツケースの上に乗っかって…っていうシーン、最高だよね)
同じドラマを見ていたってだけなんだけど、オタクはそれさえうれしい生き物なのです。(健全なオタク)
運命のDVD
篠田少年、小5のなつやすみ。
人生を変える運命の出会いはレンタルショップで少年を待っていた。
このコント、わたしも昔見て知っていました。
でも今あらためて見ると記憶の数十倍面白かった。
天才的な楽曲。
このコントもあらためて見て、大声出して笑った。
コントなのに音声だけで笑えるのってすごい。
個人的にはBGMとしても最高なコントだと思います。笑
結果笑っちゃって何もはかどらないけど。
お笑いが少年の学校生活や人生をも変える。
そういう運命の出会いって誰にでもあるんじゃないかと思います。
わたしも好きな音楽やお笑いに出会ったときのことを思い出すと、どれも自分にとってはすごく運命的でした。
環境やタイミングが何かひとつでも違っていたら、きっと出会うことはなかったんだろうな。
だから何かを好きになることっていつも運命だしきっと必然だと思う。
人生は必要なとき必要なものと出会えるようにできているのかもと思いながら生きています。
今この記事を長々と書いているのも他人から見れば何の役に立つの?ってことかもしれないけれど、自分にとって今これをすることが必然だと感じているからわたしは今日もPCに向かっています。(オタクも才能)
誰も興味はないでしょうが、少し自分のことを書いてみます。
ひとりっ子だからか、結構自由というか大人に混じっていつも好き勝手やっていた幼少期。
気付けば小学校低学年なのに母と同じ時間まで起きているのが普通だったし、テレビ好きな母と一緒になって夜はずっとテレビを見ていました。
そのおかげで同級生とテレビの話題ではまったく噛み合わなかったな。
そんな子どもだったので順調に夜型人間へと成長しました。
わたしは著者の篠田さんより少し(?)上の世代で、たしかわたしが中学生の頃に深夜時代のはねるのトびらが放送されていました。(年齢ばれそう)
同級生でそんな遅い時間まで起きてテレビを見ている人はほぼいなくて、わたしがはねトびにはまり始めたとき友達はまだ誰もはねトびの存在を知りませんでした。
「はねるのトびらっていう深夜にやってるお笑い番組、めちゃくちゃ面白いから絶対見てみて!!」
と友達におすすめした次の週くらいには、学年中にはねトびブームがやってきたと記憶しています。(自負)
なのでわたしが最初にロバートを知ったのは、深夜時代のはねるのトびらだったはず。(でも当時わたしが一番好きになったのはキングコングでした笑)
もしも同じクラスに篠田少年がいたらめちゃくちゃ仲良くなれていたかも。(この思考が怖いよね!)
最後に篠田少年のお気に入りをもうひとつ共有しておきます。
これもBGMにおすすめ。
篠田少年はルールの中でいかに濃く好きなものに触れていられるかを考え工夫しながら、どんどんロバート愛に特化していった。
何かが少しでも違っていたとしたら、後にメモ少年と呼ばれる特異な存在は誕生しなかったしこんな風に世に知られることもなかった。
そしたらこんなオタクの書く記事も存在しなかった。
人生は何がきっかけになりどう変わっていくか、本当にわからないものだとあらためて興味深く感じます。人生って面白い。
篠田少年のおかげで、あらためて気付くことができました。
これにて第1章思ったことメモ、おしまいとさせていただきます。
長すぎる約2600文字。お付き合いありがとうございました。
次回もどうぞよろしくお願いします。
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