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N中等部生は大学生になれるの?(2023年度高校卒業データより)

こんにちは、N中等部「ネッ中note」です。
昨年度の情報で大変反響の大きかった、「N中等部生は将来 大学生になれるの?」こちらの記事がございます。
昨年度に引き続き、注目のN中等部生徒の進路情報をご紹介します。


はじめに

N中等部のような新しい教育を通して成長してきた生徒がどのような進路を歩んでいるか、大変注目をされています。
新しい学びの場を検討されている方、新しい学びを推進している教育関係者にとって、大変興味深い情報をこの場でも共有させていただきます。

2024年3月、N高グループ(N高等学校・S高等学校・R高等学校※R高等学校は2025年4月開校準備中の総称)を卒業した方々その中にはN中等部出身者がいます。
その生徒が中学卒業時はN中等部通学コース開設2年目。N中等部ネットコースは開設初年度であり、今回の進路情報データは、どちらのコースの生徒も含めたN中等部出身者の高校卒業後の大変参考になる進路データとなります。

この情報を公開した説明会は今年度も生徒・保護者共に大変反響が大きいものでした。
その内容をダイジェストでご紹介します。
※せっかくの記事なので説明会よりも一部詳細データの資料も掲載します。

▼この記事は以下のような方におすすめです
・N中等部卒業後の生徒たちの進路が気になる方
・N中等部卒業、N高グループを卒業した生徒の進路情報が知りたい方
・学校法人角川ドワンゴ学園の進路サポート情報を知りたい方

【結論】N中等部から学び続けることで大学進学率が高くなる

早速、結論です。昨年度と同じ傾向のデータとなりました。
今年度はどれくらい大学進学率が高かったかというと以下のグラフとなります。


N中等部からN高グループへ進学した生徒の大学等進学率は、N高グループ全体の大学等進学率よりも高くなっています。

どんな大学に進学しているの?

数多くある大学の中で、N中等部出身の生徒たちはどういった大学に進学しているか、と興味がある方も多いかと思います。以下の資料が具体的な合格実績です。

このデータからも、N中等部からN高グループへ進学した生徒の大学合格実績で、国公立をはじめ、有名私立大学への合格が出ていることがわかります。
特に今回の卒業生は学園全体の傾向でもありますが海外大学進学を進路選択している生徒が昨年度よりも大きく増えました。

N中等部生とのコーチング面談の中で、「大学に行きたいが、どうせ大学にはいけない」と自分を否定的に未来のことまで決めつけてしまっている生徒がいます。
「N中等部で学び続けると大学進学率が高くなる。希望の大学にも合格していたり、進路実現をしている先輩等がいる。」という事実は中等部の生徒たちにとって大きな励みになっています。

「大学等進学」以外の約48.7%は?

N中等部からN高グループへ進学した生徒の大学進学率以外の生徒情報です。

・専門学校他 25.1%
・留学 1.1%
・浪人 7.4%
・就職 3.7%
・その他(アルバイト、進路未定、海外大学等の進学先の検討中、等)11.4%

N中等部を卒業かつN高グループを卒業した生徒の進路内訳

このような比率になっています。

専門学校他とあるように、高校卒業後も専門的な領域で学び続ける生徒も多くいます。
生徒一人一人の進路の細かい情報を見ていくと、就職の中には、在学中に生徒自ら起業して会社経営を進めているような生徒もいたり、海外大学を合格しているが、入学時期がもう少し先であるため、どの大学へ進学するか検討中の生徒もおりました。
職員は、大学進学だけが全てではなく、生涯にわたり必要なスキルや学力が身につくことを大切にしており、生徒一人ひとりの夢の実現に向けた“進路設計”を支えます。

N中等部の生徒はアドバンテージをもっている

生徒一人ひとりの弛まない努力があってこその結果ではありますが、N中等部を卒業後、N高グループでもさまざまな進学サポートがあります。
学園のさまざまなサービスをN中等部のうちから利用していることは大きなアドバンテージになります。
N高グループへ進学しても学習ツール等に慣れていることでスムーズな高校生活がスタートできることはアドバンテージとして一番実感できることかと思います。

2024年度に実施した説明会では、以下の内容に関しての説明も行いました。
<説明会の内容を一部紹介>

▼最大のアドバンテージ
N中等部生徒が今後の進路に向けて重点的に取り組むと良いものはN中等部で普段から作成している「ポートフォリオ」であること。
 ※ぜひポートフォリオのnote記事もお読みください

▼進路情報を得るために
 ・N高グループの「マイページ」と呼ばれる生徒個々のサイトに保護者、生徒共に最新の進路情報やイベントが確認できる。
 ・N高グループの今年度の大学等への指定校推薦の情報

▼N中等部からN高グループに進学する際に利用可能な、「特別出願制度」のご案内

N中等部の生徒は、中学生のうちからもN高グループの教育コンテンツや体験等を行うことができます。
総合選抜型入試など、多様な入試に対応できる力はこれらの体験や、ポートフォリオを通して自己アピールができる素材として蓄積されています。

おわりに

2024年度に開催した「N中等部を卒業→N/S高等学校へ進学→その後の進路は?」にお応えする説明会のダイジェスト版でご紹介しました。
N中等部とN高グループ合わせて6年間の総合型教育において、早いうちから将来を見据えて多様な学び、進路に向けた準備などができるアドバンテージは心の余裕だけでなく、スキル面、学力面何をとっても有利なことばかりです。

多様な学び方が生まれつつある現代、新しい学びの場での「中学生から大学等までの進路情報」はとても注目されています。

12歳からの進路設計

最後までお読みいただきありがとうございました。


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