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孤独のグルメ seasonN島 第31話

新橋のステーキ五郎でステーキランチ

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本日は東京で再び仕事

昨日は体重計が緊急事態宣言を発令したため、完全炭水化物カットを断行し、ひとまず1kg落としたが、まだ宣言解除には早すぎるので、ランチは再び肉と野菜

野菜を先に満腹中枢が刺激されるまで食べてからの肉を食べ、糖質摂らなければ、2週間もすれば、5kgくらいは軽く落ちると思うんだよな。

しばらくは食事に注意したい。

にしても新橋のステーキ屋さんにきたけどモヤシの量が凄まじい。

モヤシの海に肉が溺れてる

早く肉を救出しなきゃと急いだけど、美しくない救い方しか出来なかった。

まあ、糖質が少ないので量食べても大丈夫でしょう。

ナイシトール飲んでるし、ヘルシアも飲み始めたし。

さて、最近会社の仕事の方で問い合わせが少ないのと部署に人が増えたため、担当エリアが縮小したのと、持っている案件を結構受注して刈り取ってしまったため、そろそろ案件増やさなきゃならなくなったんだよな。

会社で効果的な案件発掘方法を見つければそのまま店の集客にも応用できるだろうし、ちょっと自分事として当事者意識もってやんないとならないかな。

まあ、仕事は結果が全てなんで、店の仕事はリピーター作りと再来店率が高くなると言う結果さえ出れば良いし、会社の仕事はなるべく多く受注して納品し、集金までできれば何してても良い

そんな中、こないだ会社の商談ロープレがあった

ロープレというのはロールプレイングの略で、ドラゴンクエストとかファイナルファンタジーとかをRPGと呼びロールプレイングゲームと言うけど、一般的には役割を演じる事を言う

商談ロープレとは社内の誰かがお客さん役をやり、こちらが営業役をやって、営業の仕方を皆の前で披露し、改善点とか他の人のお手本になるような事を共有し、全体でスキルアップをするという物

個人的には意味を見出せないのでなるべく回避したいんだが、ロープレも人によっては、営業としてこれは売れないだろうなぁと思わされるので、底上げと言う意味なら分からなくもないんだけど。

最終的には営業も人間性がすべてなんで、小手先のテクニックとかあんま意味がないと思うんだよなぁ

まあ、その時に話した内容がこないだも記載した財布を持っていなくても牛丼が食べたければまずは食べてしまう年商何十億の社長の話だ。

なんかやたらこの話の部分を絶賛されたんで、それと付随したネタを思い出した。

そもそもこの無一文でもまず牛丼食べてしまい、食べてからどうするかを考える社長さんの話は、その前に受注した中央林間の歯科医院の先生から聞いた話だった。

この先生はクレバーな歯科医師のため、色んなセミナーを受けていて、この無一文牛丼社長の事も講演をしている時に話を聞いてファンになったとの事。

他にもフェラーリの営業をされて、お金もないのに7台も買ってしまい、買ってしまってから7台分の1億4千万円の代金をどう作るか考えて、どうにか用意したりしたらしい。

そんなだからプレミアムがつくフェラーリ販売の話も最初にくるようになり、言い値で買うんだけど、希少性で買った後からすぐに値段が倍になり、どれも売れば買った代金を軽く上回るほど高く売れるらしいのだ。

なかなか示唆に富んだ話だなと思うんだけど、結婚するときも無一文なのに一千万円の結婚式を決めてから資金をどうするか頭を悩ませ、お金を作ったとの事。

簡単に真似できない分、凄い人だとは思うけど、物凄く大まかに考えると、スタート時点では我々との差ってそんなにはないよなと思うのだ。

何しろ、法人を作るのに登記が必要とかも知らなかったそうなので。

この方は我々が常識だと考えている順番と優先順番が逆なだけであってそれ以外にやってる事に大きな違いはない。

お金を用意してから物を買うのと、買ってからお金を用意する

順番が違うだけでやってる事はまるで同じじゃないか?

けど、買ってからお金を用意しようとするとどうにかしなきゃならないため、試行錯誤を繰り返し、普通の人が学ぶ何倍ものスピードで物事を学習する事になり、結果的に大きな差になってる

この社長の視点で考えた時に無一文で牛丼屋で俺が牛丼を食べてしまった場合どうするか?

店員に財布を忘れたと言うのか、他の客が入ってきた時に話しかけて交渉するのか、無銭飲食をするのか、誰から順番に話しかけるべきか、誰なら交渉できるか、何の話をするか、どう言う態度で臨むか

よくよく考えれば、選択肢の組み合わせは無限に近く、注意力が上がったり、人と交渉する力がついたり、必死な分、学ぶ経験や学習スピードは読書や安全が約束された日常より遥かに速く、遥かに濃厚なんじゃないか?

そしてそれって他の事でも応用が効くスキルではないだろうか。

で、ここで思い出したんだけど、大分前に読んだ本に社長専門のスパルタ合宿経営セミナーの話が書いてあり、それを思い出した。

そのセミナーは四国のお遍路のコース付近で行われるセミナーなんだけど、全国から集まってきた社長さんを集め、盗難防止と称して、財布、携帯、名刺と言った荷物をすべて預かるらしい。

そして持ち物が着る服だけになった社長達にセミナーの開始を告げる

それが、今からその手ぶらの状態で3日以内に東京のセミナー会場に来てくださいと言うもの

これってまんま無一文牛丼の社長がやってることを教えてはいないだろうか?

それで数時間以内に戻ってくる社長もいれば、2日間宴会しながら帰ってくる社長もいれば四国を出れない社長もいるらしい。

そう考えると、後天性の劣悪な条件とか環境とか関係ないんだろうな

店の営業も人通りがないとか、認知度が低いとか、年齢層が合わないとか、駄目な理由を探せばいくらでもあるが、逆にそれでもどうにかする方法も無限にあるはず

当時の時点で勝算0で、改装して店を始めちゃったんだからどうにかするしかない

無理とかじゃなくて、やるんだよ

そう自分に常に言い聞かせてる

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