ウニはどれだけ尊いか
先週、ウニ丼を食べに積丹まで行ってきた。
このように書くと、どれだけウニが好きなのか、と思われるかもしれないが、ダーリンもワタクシも、それほどウニが好きな訳ではない。寿司を食べに行っても、お好みだったらウニは頼まない。一人前を握ってもらうにしても、「あと500円出せばウニが入るのに...」とも思わない。
でも、不思議なことに3年に一度くらいのペースで、旬の時期に猛烈にウニを食べたくなる。なぜか。
答えは簡単だ。旬のウニはおいしいからだ。しかも、積丹のウニがいい。
これが、ウニのために片道1時間半をかけて積丹まで行って頼んだものだ。
手前がダーリンの海鮮丼。奥がワタクシのウニ・イクラ丼。
どちらもオールウニ丼ではない。
旬のウニはおいしい。積丹まで行って食べるウニはほんとうにおいしい。ではなぜ、せっかく出向いたのにオールウニ丼を食べてこないのか。
ウニはおいしいが味が濃い。そこがおいしさなのだが、ワタクシには(たぶんダーリンも)濃すぎて、食べている途中で飽きてしまう。ひとりでオールウニ丼を食べたら、ワタクシは鼻血を出すのではないかと思う。そのくらい濃厚なのだ。だから、食べたくなるのも3年に一度。
半分イクラが入っているくらいで、ちょうどよくウニのおいしさを堪能できる。
この絶品ウニを食べさせてくれる店はこちらだ。
「純の店」の海鮮がおいしいのは言うに及ばずだが、実はザンギ(注:北海道方言で味付きの唐揚げのこと。主に鶏)もおいしい。
写真では、このおいしさと食感は伝わらないかもしれない。
丼+ザンギで、ちょっぴりオナカが重くなった。
そして、また1時間半かけて札幌に帰った。帰り道、余市漁港で海を見てきた。
さて、今年も3年分のウニをチャージできた。
3年に一度だけ味わうから、ウニは尊い。そう思う。