「ひとり」より「ふたり」で。あなたの背負ってる「荷物」を軽くするのは意外と簡単かもしれません。
例えば
あなたが今、重い荷物を持たないといけなくなったとしたら、その荷物は一人で頑張って持ちますか?
それとも誰かに一緒に持ってもらいますか?
この荷物が実際にある荷物で、ちゃんとみんなの目に「見えている」ものであるなら、きっと周りの人は自然とあなたに「大丈夫?一緒に持つよ?」って声をかけてくれると思います。
それくらい「人って優しいもの」だと思う。
ただ、厄介なのが実際の荷物ではない場合、
あなたが持っているその荷物は、「他の人の目には見えないもの」だということ。
誰がどのくらいの荷物を背負っていて、どのくらい重いかなんて他の人には見えない。分からない。
分からないからこそ「一緒に持つよ」って言えないのだと思う。
だって本当に「見えない」のだから助けてあげようがないのです。
だけどこの「自分が背負っている荷物が他人には見えない」ということに、荷物を持っている自分自身は案外気づけなかったりする。
そうするとどうしても、「私がこんなに大変な思いしてるのにどうして助けてくれないの」とか、「自分だけがこんなに重い物を抱えているのに誰も何もしてくれない」って勝手に悲しい気持ちになってしまったり、落ち込んだりする。
でもちょっと待って。
あなたがその荷物を持っていることに気づいている人はいますか?
あなたも「重くて大変だから一緒に持って」って誰かに言いましたか?
いつも頑張りやさんなあなたが「助けて」って言ったらきっとみんな助けてくれます。
支えてくれます。
あなたのその背負ってる荷物を一緒に持ってくれます。
それだけ「いつも頑張っているあなた」に、みんな助けられています。
救われています。
だから
あなたが辛い時や、もうがんばれない…って珍しく思った時はどうか大きな声で
「この荷物重いよー!一緒に持ってー!」
って言ってみてください。
そしたら
「大丈夫?一緒に持つよ!」
「早く言ってよー!大変だったね」
ってきっとみんながあなたを助けてくれます。
もしかしたらあなたからのその一言を、みんなも待っているのかもしれません。
だから
無理しないで。
ひとりで背追い込まないで。
たまには泣いたっていい。
助けてって言っていいんだよ。
人に弱さを見せられるようになったあなたは、きっと前よりかっこいいです。
「ひとり」より「ふたりで」
あなたの背負ってる荷物、みんなで軽くしよ。