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出来ない事より出来る事で補っていく

末っ子はIQ平均の発達性学習障害なのですが、LDと言われるこの特性も人によって様々な凹凸があり、誰一人として同じがないのでは?と日々感じています。

うちの例ですが、息子は文字を音に変換する工程の音韻処理がネックになってるのではないかとわかってきました。

現在小5年生ですが、4年生の時、学校に合理的配慮をお願いするため、読み書きメインの発達検査の2回目を受けました。※最初受けたのは2年生の時
結果、「読みの正確性」「書きの正確性」は平均範囲内に対し「読みの流暢性」は小学1年生の平均に及ばず、小学4年生の2~3倍の音読時間がかかっていると診断されました。

ざっくりとした例えですが、多言語を勉強したとしてスタートラインくらいの状態がずっと続いてる感じと思ってもらえるといいかなと思います。
 習得できていかないのって辛いですよね…

発達凹凸は脳の特性なのでよくなる事はないと言われていますが、文字の習得の仕方(ICTの利用など)によっては本の内容だって理解出来るし作文だって書けるようになる子もいます。

息子の場合は言語理解力が平均より少し高めだったので、文章を耳で聞いたり、漢字を細かくカタカナや絵文字?などに分解して文字を想起させる事で理解し読む事でテスト問題を解く事がギリギリ出来ています。
スラスラでないですがね、、あくまでも出来なくはないという感じです。

耳でインプットする方が得意で楽なので、最近は映画もよく観ます。
ハリーポッター、マーベル系、トランスフォーマー、アニメ色々など

シリーズ化している映画はサブスクで無料で観れたら全部見て俳優の名前、キャラクターの名前、内容等々詳しく話してくれます。手先も器用なので映画のャラのグッズも自分で作ってしまいます。

空間認識が高いのかと思うのですが粘土や立体工作も教えてないのに自分でサクサク作っていきます。レゴも得意です。

勉強の仕方は伴奏してくるれ人がいないと、まだまだ習得してくのは難しいのですが
伴奏しなくてもいい得意な事がある事は、息子の将来の糧になるんじゃないかと小さな希望の光として消さないようしていきたいなと思っています。

出来ない事を何度もがんばるより、出来る事で補っていく事が明日への力になると信じて。

そして少しでもLDの子が学校で苦しくならないような環境が整いますように。

※写真は息子がレゴで作ったトランスフォーマーのオプティマスプライム

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