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アナザーデイ|145|2009.01.13|ザ・ローリング・ストーンズ

時間ができたので、映画を見てきました。
ザ・ローリング・ストーンズ「シャイン・ア・ライト」
良かったです。たまりませんでした。
ストーンズファンの方はもちろん、ロックファンの方、
音楽ファンの方、クリエイティブに携わる方にオススメしたいです。
映画ですが、上質なライブをいい席で一本見終わったような、
そんな気分と興奮が味わえます。
映画ですから、ストーリーも脚本も演出もありますが、
これはライブを見た。といってもいいでしょう。

導入の、マーティン・スコセッシとストーンズの連中との
やりとりが笑えます。クリエイティブに関わる人なら
どこでもいっしょだなぁ・・・とほほえましく思うことでしょう。
スコセッシ監督のぼやきとあせりと苛立ちがかわいいんですね。

ジャンピング・ジャック・フラッシュのギターイントロが
流れた瞬間に全身の毛が逆立ち、鳥肌が立つのを覚えます。
スタート・ミー・アップ、ブラウンシュガーと続く頃には
映画館にいることや脚本の存在などを忘れます。
サティスファクションでエンディングを迎えるころには
一本ライブを堪能して、ほど良い疲れと喜びでやられた
忘我の自分が椅子に座っていることに気づきます。

2006年秋、ニューヨークのビーコンシアターでのライブ。
2800人ほどの観客との密接で親密で濃厚なやり取りの様子。

なんといっても、平均年齢65歳であのパフォーマンスに
驚きます。のけぞります。感動します。ひれ伏します。
あこがれます。反省します。考えさせられます。
ミックは17歳の少年のようなシルエットで
軽やかなステップを刻みます。

なにもかもがスペシャルです。

今日も、のぞいてくれてありがとうございます。
舞台の上にいるか、下にいるか。自分次第。アナザデイ

2009/1/13/niwashi

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