にわの

どんな子とも「通じ合える」大人が増えたらいいな。2児の親。対人支援を17年、うち放デイ児発管5年。京丹後市への移住のため退職し、新生活の準備&種まき期間🌱

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どんな子とも「通じ合える」大人が増えたらいいな。2児の親。対人支援を17年、うち放デイ児発管5年。京丹後市への移住のため退職し、新生活の準備&種まき期間🌱

マガジン

  • 発達支援初任者シリーズ

    発達支援・療育・特別支援や加配。障がいのある子どもと初めて関わることになった人に読んで欲しい記事。対人支援経験17年を振り返って、「今の自分が初任者向け研修をするなら」というつもりで書きます。不定期更新。

  • 大切な本の紹介

    自己紹介も兼ねて、「今の自分があるのはこの本のおかげ」という大切な1冊を紹介しています。記事見出し【 】内が本のタイトル。毎週日曜更新。

  • 発達支援・特別支援に関する発信

    障がいのある子どもと関わる方向け。 働いてきて抱いた意見や、ここが肝だな!と感じた関わり方のコツ、などなど。

最近の記事

  • 固定された記事

#49 までの振り返り 【もっと自由に!】

仕事を退職し、有給消化に入った初日から始めた毎日note。 #30で一度振り返り、次は#50と思っていたのですが、一回フライングします。 「毎日書く」から始まって、 「日曜日は本について書く」 「2000字以内で納めるために、大見出し3つまで」 「前書きと目次と見出しのパターン」 など 自分の中の定型が固まってきて、 早く書けたり迷わず書けるようになった一方で 手段のはずの「毎日書く」が目的に入れ替わってしまいがちな日々との戦いでもあり。 書き始めた当初の目的は大き

    • #52 成長オバケへの憧れと反発

      スラムダンクなら沢北栄治、封神演義なら申公豹、ちはやふるの綾瀬千早、ハイキュー!のウシワカ。 怠けない天才、努力するウサギ、好奇心と向上心の塊。 過去編は描かれないか、描かれても「ただ一筋にこの道に没頭してきた」エピソードが出てくるだけ。 圧倒的な結果にふさわしい地味な日常を積み上げているのに、「努力」という言葉が似合わない。本人が努力と感じていない。 そんなキャラクターが好きです。 自分もそんな風に没頭できることに人生の時間の多くを使いたいし、 彼ら彼女らが成長や向上

      • #51 ハチドリのひとしずく 

        何年か前に自由化された電力事業者。 大阪ガスと関電のプロモーション合戦に振り回された後、2年ほど前から家の電気はハチドリ電力と契約しています。 自然エネルギーで作られた電力で生活できる。 毎月払う電気代の1%が自然エネルギー発電所を増やすために使われる。 コテンラジオで知り、めっちゃええやん、と契約。 政府補助の値引きが続いていたこともあり、大手電力事業者と大して変わらない料金で利用できています。 ハチドリのひとしずくそんなハチドリ電力のPRで使われているお話が、「ハチ

        • #50 Pride Action30をいくつかやってみる

          かれこれ10年以上にわたって発信に触れている社会派ブロガーの「ちきりん」さん。 最近のVoicy放送で紹介されていた「Pride Action30」について書きます。 6月が「プライド月間」で、30日にあわせて30の「今すぐ始められるアクション」設定。7/1に取り上げるのもなんだかなという気もしますが、 いくつかやってみて、書いてみます。 Action no.2 恋人や配偶者を「パートナー」と呼んでみる。 noteで記事を書く際や、職場でメールを書く際にはしています。

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        #49 までの振り返り 【もっと自由に!】

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          #48 "預かり型"放課後デイの意義と価値

          6月も明日で終わり、月が変われば 学齢期の子どもに関わる人にとっては「夏休みの準備」が動き出す時期ですね。 夏休みで一皮向けたね、なんて話が交わされることも多いように、 専門職によるトレーニング的な関わりだけが発達を促す手段ではなく、 「体験」には発達を力強く促すパワーがあります。 今回は、 ・学齢期向けの障がい福祉サービス「放課後等デイサービス」の種類について ・低く見られがちな"預かり型"放デイだからこそ提供できる意義と価値 =体験の重要性 についての話です。 放

          #48 "預かり型"放課後デイの意義と価値

          #47 日本台湾Airbnb体験談

          台湾旅行体験談その2。 昨日のUberTaxiに続き、海外で絶対使ってみようと決めていたサービス Airbnbについて、です。 AirbnbとはまずはChat GPTさんによる説明から 「個人の住宅や部屋」を人に貸し出せる所にブレイクスルーがあった訳ですが、 日本では民泊に関する法規制の結果、 個人というよりは事業者がホストになっていることがほとんどのようです。 小さな子どもがいる家族旅行に嬉しい ・フルキッチン(調理道具や食器完備) ・部屋の中に洗濯機あり ・一軒家

          #47 日本台湾Airbnb体験談

          #46 Uber配達員が日本と台湾でUberTaxiに乗ってみた話

          こんにちは。にわのです。 6月頭に退職後、京丹後市への移住に向けてただいま空白期間。 好奇心&運動不足解消に、ランチタイムだけUberEats配達員をしています。 これが予想以上に楽しくて 「労働力シェアリング」という社会的トレンドの価値を体感する日々。 そんな私が家族4人で台湾旅行へ。 かねて気になっていたUberTaxiに初めて乗ってみた記録です。 台湾でのUber海外旅行でのUber利用 噂通り、めちゃめちゃ良かった! これにつきます。 簡単便利 日本と同じア

          #46 Uber配達員が日本と台湾でUberTaxiに乗ってみた話

          #45 切り替え課題への対応

          障がいのある子どもと関わる育てる 発達支援初任者に向けたシリーズ、第7回です。 「おやつだから隣の部屋に行こう」 「帰る時間だから靴を履きにいくよ」 行動の「切り替え」を促しても、 反応が一切なかったり、 うなづいたり空返事をするものの、動く気配がなかったり。 発達支援が必要な子たちの中には、 「指示に反応してすぐに行動を切り替える」 ことが非常に苦手なタイプがいます。 今回はそんな、行動の「切り替え」を促すテクニックについての話です。 切り替えは「点」ではなく「面

          #45 切り替え課題への対応

          #44 「エコする」みたいに育てていいかと

          子どもと上手く関わるコツ や 発達の遅れや自閉症特性のある子と関わる時 に心がけると良いこと を中心に色々書いていますが、 私の中では 「仕事として関わる」支援者に向けたメッセージ という側面が強いです。 家庭で保護者が子どもと接する時には そんなに構えず気にしすぎず、 ゆるめのスタンスで良いと思う、 というのが今回の話です。 薬みたいに捉えてみるのも薬が必要な時 体調に問題がない時には、薬は必要ない どころか、普段は自分の身体への感覚を改めて考えることなどなくて

          #44 「エコする」みたいに育てていいかと

          #43 ゆるい習慣化で自分の機嫌をキープする

          Duolingo(語学学習アプリ) でのスマホ学習が連続200日になりました。  一日3〜5分を200日。 今回は習慣化について感じた所と、 「自分のための習慣が続いている」ことが 子育てに与えてくれているプラスの影響について。 Duolingoとは「世界で最もダウンロードされている」 語学学習アプリ。 英語、フランス語、中国語など、40以上の言語をゲーム感覚で学ぶことができます。 無料版は1日に5回間違うと次の日までレッスンがストップ 月825円の有料版は間違い無制

          #43 ゆるい習慣化で自分の機嫌をキープする

          #42 手に取る本に暮らしがあらわれる【花のベッドでひるねして】

          こんにちは。にわのです。 子どもとの関わりや発達支援についての内容を中心に毎日更新。 日曜日は自己紹介のつもりで、自分にとって大切な本の紹介をしています。 今日はこちら。 私にとっての読書体験大好きな物語に出会うと、あらすじよりも 登場人物たちがその世界で動き回っていることの方が大切で。 「この人たちのことをずっと見つめていきたい」 と、思いながら、 残りページが減っていくのを寂しく感じて読み終える、 の繰り返し。 なので、小さな頃はシリーズものが好きで、 ハリーポ

          #42 手に取る本に暮らしがあらわれる【花のベッドでひるねして】

          #41 言葉のおきかえトレーニング③「ダメ」

          障がいのある子どもと関わる育てる 発達支援初任者に向けたシリーズ、第6回です。 子どもとすごすと、つい口からこぼれ出てくる 「やめて」「ダメ」「待って」 この3タイプの声かけをできるだけ減らすことが、 子ども(特に自閉症特性のある子ども) と関わる大人にとって最重要 だと私は思っています。 今回は「ダメ」について ・「ダメ」の代わりにどうすればいいのか ・「ダメ」とはっきり言った方が良い時 についての話です。 「ダメ」を置きかえるこれまでの「やめて」「待って」と基本の

          #41 言葉のおきかえトレーニング③「ダメ」

          #40 言葉のおきかえトレーニング②「待って」

          障がいのある子どもと関わる育てる 発達支援初任者に向けたシリーズ、第5回です。 子どもとすごすと、つい口からこぼれ出てくる 「やめて」「ダメ」「待って」 この3タイプの声かけをできるだけ減らすことが、 子ども(特に自閉症特性のある子ども) と関わる大人にとって最重要 だと私は思っています。 今回は「待って」を違う言葉や行動に置きかえるためのアイデアについて。 「待って」を置きかえる人間は待つのが苦手な生き物 ・「青になるまでのカウントダウン」が表示されるタイプの歩行

          #40 言葉のおきかえトレーニング②「待って」

          #39 言葉のおきかえトレーニング①「やめて」

          障がいのある子どもと関わる育てる 発達支援初任者に向けたシリーズ、第4回です。 子どもとすごすと、つい口からこぼれ出てくる 「やめて」「ダメ」「待って」 この3タイプの声かけをできるだけ減らすことが、 子ども(特に自閉症特性のある子ども) と関わる大人にとって最重要 だと私は思っています。 今回はまず「やめて」について。 ・具体的にどうやったら減らせるか ・「やめて」と言う代わりにどうすればいいのか についての話です。 はじめに:「普通」と違う引き出しを作るためには「

          #39 言葉のおきかえトレーニング①「やめて」

          #38 もしもAIが視覚的支援に仲間入りしたら

          知的な発達の遅れや、自閉症の特性を持つ子どもたちと関わる上では、 視覚ツールの使用 が非常に効果的です。 ↓予定や手順を表にしたり、 ↓言葉に代わる「理解」や「要求」手段として絵カードを見せたり。 今回は、 ・視覚的支援ツールの作り方 ・ツール作成って、おそらくAIと相性が良いよね。早く自動化できるようにしたい。 という話です。 視覚的支援ツールを作る、という仕事視覚的支援ツールの作成には3段階あります。 1. その子にとって理解しやすい情報を把握する 認知能力の

          #38 もしもAIが視覚的支援に仲間入りしたら

          #37 マイナンバーとアクセシビリティ

          色々な混乱がありつつも、ちょっとずつ普及しているマイナンバーカード。 総務省によると今年4月末時点で保有枚数率は73.7%まで増加したとのこと。 思っていたよりかなり多い。 先日はこんなニュースもあり、カードを持ち歩く必要もなくなっていきそうです。 個人情報への懸念、一時期話題になった情報管理体制への疑問などから「反対」または「不安」な人も多いようですが、私はマイナンバー拡大に大賛成です。 自分自身への暮らしの便利さや、各種手続きの一元化・簡素化による社会的メリットが

          #37 マイナンバーとアクセシビリティ