料理部002

ビーフシチューレシピ vol.2

用意するもの

今回は事前に用意するものを書きます。力のいれ具合でいくと、牛肉(牛すじ)の選定が50%、肉のカットが10%、ワインの選定が10%ぐらいかなと思います。他はとくにこだわりなく用意すれば良いと思います。

材料/10人前ぐらい

牛肉(牛すじ)・・・1,200g 重要なので、次回以降で解説
タマネギ(スライス)・・・こぶし大を3個 スライスの仕方は次回以降で解説
にんにく・・・2かけ分
トマト缶・・・4缶
水・・・1,000 cc
コンソメキューブ・・・2個
塩・・・小さじ1杯程度(適当でよい)
こしょう・・・小さじ1杯(適当でよい)
赤ワイン・・・400cc
ローリエ(ローレル)・・・2枚
バルサミコ酢・・・大さじ2杯
普通のトマト・・・1個

音楽・・・私はジャズ。なにがしかの音楽
小説・・・過去に2回〜3回ぐらい読んだ筋書きは知っている、が、何回読んでも新しい発見のあるようなもの。
少し座高の高い椅子・・・あれば(鍋監視用)

※何か物事に煮詰まった時は料理をすると、よい気分転換になったりします。煮詰めるのは牛肉の方で頭はリラックス。ビーフシチューづくりはエンターテインメントだとおもう。

事前に知っておいた方がよいこと。

ビーフシチューを言い換えますと、牛肉のワイン煮込み・トマト風味です。牛肉の堅い部分をワインで煮込むと柔らかくなると、おそらくあるときヨーロッパ人の誰かが気づいてこのような料理が開発されたのではないかと、推測されます。熱源は多分暖炉の熱で、安価に作ることができたのではないでしょうか。

簡単な流れを説明します。途中までは大きめのフライパンで作っていき、その後鍋二つに分けて煮込んでいきます。用意するものを丁度半分にすると鍋1つで収まるとおもいます。庭から・管理人は作る手間は一緒なので、作るときは大量に作り、大人数が集まるときのメインデッシュにしたり、冷蔵→冷凍したりして少しずつ食べたり、ビーフシチューベースのグラタンに進化させるなど別の料理にトランスフォームさせたりして、味の変化を楽しみつつ食べています。

タイムスケジュール 金曜日の午後7時につくりはじめた場合

肉は当日買うとして、それまでに一通り用意しておきます。
牛肉とタマネギのカットで20分ぐらい、両方を炒めるのにさらに20分、鍋用意して1回目の煮込みが始まるのがおよそ午後8時からという感じです。目安として2時間ほど煮込みます。程度煮込まれた状態を見極めて、その日の作業はおしまいにし夜は冷まします。
2日目は午前7時から作業再開します。火を入れてトマト缶などを追加しこちらも2時間ほど煮込みます。ですので午前9時ぐらいには完成します。後は少しさまして昼前にまた少し温め直せば土曜日の昼には素敵なビーフシチューを召し上がれると思います。

初回、日曜日の午後3時から作り始めて。

今から1年半ほど前でしょうか。全く料理ができないことに愕然としまして、何か作ってみようと思いました。なぜか頭に思い浮かんだのがビーフシチューでして、秋の日曜日、午後3時から作り始めました。
3時から作り始めたビーフシチューは、丁度、NKHの大河ドラマが始まる前の8時にできあがり(たしか真田丸だったかな、オープニングの音楽がまるで料理の完成を祝福しているように聞こえた)、それはそれでおいしくいただきました。今はまたそこから10回ぐらい作り、進化して2日に分けて作るようになったのですが、初回に思いがけずうまくいったのでその後につながりました。

ネットで見たレシピからはじまって、その後自分なりに工夫して

いつもやっているデザインや表現活動も答えはないわけでして、たまたまこのページにたどり着いた皆様とワイワイ意見を出し合い、情報を共有したり進化していけたら素晴らしいです。
特に、今まで料理をされなかった方がこのページをきっかけにビーフシチューをつくってみようかなと思っていただたのなら、noteにこのレシピを書いた意義があったと思います。答えはない... 工夫の積み重ねで皆さんと共に、もっとよいレシピに育って行けたら最高にうれしいです。

※音楽は最初から、クツクツ煮込みが始まったら小説の出番です。初めて読む本だとそちらに注意が行きがちなので、以前に読んだことがあって、いつでも料理に戻ってこれるものが良いでしょう。お勧めの本があれば教えてください♪

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